〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓 2003年5月3日
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◆◆◆ 日経MJに見るマーケティングの戦略・戦術 95号 ◆◆◆
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〜〜〜【マーケティング 今日のポイント】〜〜〜
仮説と検証を繰り返す。
そのためには判断基準の設定が不可欠。
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━━━━━━━━━━ 2003年5月3日付日経MJ8面より引用 ━━━
■ハウス食品の社長就任から1年、小瀬は伝統にあぐらをかくことなく、
攻めの経営のアクセルを踏み込む。「温度差のないチャレンジ集団にな
ろう」とげきを飛ばし、最前線の社員が感じた顧客ニーズを全社で共有、
スピード感を持って商品開発に動く組織を目指す。
■「マーケティングの競争は消費者の真の姿、心の中を正しくつかむ競
争です。(中略)事前の調査で売れない商品は明らかに分かります。あ
とは売れる確率をいかに高めるか。それは仮説と検証の繰り返しになり
ます」
■「調査に対して本音と建前があり、実際の購買は調査結果より安い価
格を求める傾向があります」
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ナルホド、ナルホド … ピンと来た!(^o^)
⇒ マーケティングのヒント ⇒ 自分で早速やってみよう!
●今までは、インタビュー記事は一切とりあげませんでした。たとえど
んな偉い人の言葉であっても、言葉から良い悪いの判断をするのは危険
だからです。一世を風靡(ふうび)した会社が次の年には転落すること
もめずらしくありません。ベンチャー企業はその顕著な例です。
●ですから、言葉に対しては「本当にそうか?」と必ず検証する姿勢が
ないといけません。ただ、人の話を聴くときに「疑いのまなこ」で聴く
のはやめましょう。^_^; たいていおじさんたちは、聴き方が下手です。
ほとんどの女性は聴き方がうまいのです。特にうなづき方が。話し手は
圧倒的に女性相手の方がノリが良くなって、思わぬ本音をしゃべったり
してしまいます。
●さて今回は、ハウス食品社長の言葉がマーケティング学習者にとって
非常に良いお手本になると思い、あえて取り上げました。社長の小瀬さ
んは「六甲のおいしい水」を生み出した人で、業界ではマーケティング
のプロとして知られているそうです。
●私が長く中小企業の経営に関わってきて、中小企業第一の弱点と考え
るのは「判断基準」の無さです。思想が重要だと以前にも書きましたが、
思想とは突き詰めると「判断基準」なのですね。
●経営理念というのは「判断基準」の大本です。何を根本の判断基準に
してこの会社を運営していくかを表明しているのです。ハウス食品の理
念は知りませんが、小瀬さんが大切にしているのは「起きている事実」
とその情報を全社員が「共有」することのようです。
●事実については量的に測れるものと測れないものがありますが、測れ
ないものは測れるように工夫します。アンケート調査から数値データと
してまとめるのはその一つですね。『絶対買う』が18%を超えたらGO
サインを出す。判断基準が明快です。社員が何万人いたって、浸透でき
ます。
●マーケティングのプロは、計算ずくで売ろうとします。ですから、事
前のテストマーケティングは欠かしません。絶対に失敗は許されないと
考えれば、段取りを細かく計画して一つ一つの結果に対して反省をする
(仮説を立て検証をする)のは当たり前です。
●マーケティングという言葉はかっこいいのですが、実際のところは、
「血と汗と涙の結晶」みたいな、昔のスポコン漫画のようなものですね。
小瀬さんはそのことをよく知っている、プロ中のプロという感じを受け
ました。
――――――――――――― 今日はここまで (^o^) ―――――――
■■■ちょっと一言
人の言葉は参考にしてよいのですが、例えば松下幸之助さんについて勉
強しようと思ったとき、松下幸之助さんを研究している人の本を読むの
は、よくないです。その本には松下さんのことを事例としてあげつつ、
結局その人の考え方が書いてあるからです。
ですからこの場合は、松下幸之助さん自身が書いたものを読むのがよい
です。「孫子の兵法」を勉強するなら、孫子自身の言葉と向き合うよう
にします。古典の場合、それが大変なんですけどねぇ。
本当に研究しようとするのであれば、原書にあたりましょう。(^o^)
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