コカ・コーラグループ、「ジョージア」二兎を追って失敗

北は北海道から南は九州・沖縄まで、売り上げアップの専門家が在籍。↓

マーケティングサポーターズクラブ(MSC)

日経MJを読み解く!

 〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓 2006年10月5日 〓〓〓〓〓〓 

 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

 ◆◆◆ 日経MJに見るマーケティングの戦略・戦術 956号 ◆◆◆

 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

      〜〜〜【マーケティング 今日のポイント】〜〜〜
             既存客に宝が眠っている。
     売った後のコミュニケーションを欠かさないことだ。

      〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 ━━━━━━━━━━━━━ 2006年10月4日付日経MJより ━━━━
 □■□  本日の注目記事(1面)
 ■□■  「ジョージア」二兎を追って失敗  コカ・コーラグループ
 □■□          若者層の開拓裏目、30代男に帰る 
 ────────────────────────────────

 今日は、缶コーヒー「ジョージア」のシェア奪還に懸命なコカ・コーラ
 グループに関する記事です。

 ■昨秋の大転換は若年層の開拓が主眼。

 ■‥‥認知度の低かった人向けに缶容器の上部にブランドで統一した銀
  色などの帯を加えたパッケージデザインを採用。広告も若者向けに
  「夢に向かう人を応援する」イメージに切り替えた。

 ■しかし、いずれも裏目に出る。‥‥商品ごとの個性が薄くなった。‥
  ‥購入する商品を店頭でわずか1〜2秒で選択すると言われる消費者
  にとって、商品の“顔”の見えにくさは致命的だ。

 ■若者向けに夢を追う大切さを訴えた昨秋からの広告は、30代以上で現
  実を冷静に見つめているサラリーマンには、ややお仕着せがましい内
  容となってしまった。

 ■05年の缶コーヒー総市場が04年比3%増となるなか、ジョージアは
  0.3%減と5年連続で前年実績を割ったのだ。

           とのこと。それで、↓↓↓

  ────── ∞ ────── ∞ ────── ∞ ───────

  ナルホド、ナルホド … ピンと来た!(^o^)
  ⇒ マーケティングのヒント ⇒ 自分で早速やってみよう!


 ●この記事は、昨秋の失敗よりも、現在、巻き返しつつある方に主眼を
  置いて書いてありますが、今回の失敗事例は非常に参考になるものな
  ので、当メルマガではそちらにポイントを絞りたいと思います。

 ●缶コーヒー市場でトップ、4割のシェアを握っていながら、なぜマー
  ケティング戦略を転換したのか。それは、

  「4年連続で前年実績を割れていた」

  からなのだそうです。

 ●「このままいくとジリ貧だ。何か手を打とう」と考えるのはもっとも
  なことですね。コカ・コーラグループでは、「新規客を取り込めてい
  ない」ことが原因と判断しました。

 ●詳細な分析結果が無いのでわかりませんが、これまで狙ってきた30代
  男性をこれ以上増やすのは無理、と考えたのでしょう。そして、若者
  を意識したパッケージデザイン、広告戦略に転換したのです。

 ●その結果、既存客が離れてしまいました。記事には、

  「コアユーザーをおろそかにしてしまったリニューアルは失敗するこ
   とを示唆している」

  とあります。

 ●商品と顧客は、男女の関係のようなものです。1人の男性が1人の女
  性を愛する(愛し合う)ことで結婚が成立しますが、複数の女性を狙
  い始めると途端にトラブル発生となります。結婚は難しいでしょう。

 ●別の女性は、別の男性と結婚すれば、すべてうまく納まります。若者
  を狙うのであれば、「ジョージア」でなく、別のブランドを立ち上げ
  るのが賢明なのです。

 ●「ジョージア」の知名度を生かした方がよい、と考えたのでしょうが、
  結果は見ての通り。今の時代は広げると失敗します。コカ・コーラグ
  ループが、すぐに戦略を修正し、業績を回復させたのはさすがですね。

 ●さて、あなたの会社では、既存客を大事にしていますか。営業マンと
  いうのは「新規開拓」に目が行きがちなので、すでに売った相手をフ
  ォローする担当者は別に必要です。

 ●既存客とのコミュニケーションをしっかりと図り、そこから吸い上げ
  られるニーズに応えていくのが成長・発展への近道です。安易に新規
  ばかりを相手にせず、既存客と一生付き合うつもりで営業体制を構築
  しましょう。

 ───────────── 今日はここまで (^o^) ──────

 ■■■ちょっと一言

 「ジョージア」のコマーシャルといえば、飯島直子さんのもの、吉本興
 業の人たちの「明日があるさ」シリーズ、現在の渡哲也さん&キムタク
 のものと、記憶に残るCMが多いですね。

 インパクトがあり、しかも何の告知なのかハッキリしています。テレビ
 CMのお手本のようなものです。

 私も、そろそろホームページを作り直さなければいけませんが、できれ
 ばちょっとでも進化させて、インパクトのあるものにしたいです。それ
 で、ホームページビルダーではなく、より本格的なものが作れるという、
 アドビ社のGOLIVEというソフトで作成することにしました。
 
 昨日、アマゾンに使い方の本を注文したところなので、本当にこれから
 です。またパソコンとの格闘が始まります。(#^.^#)

メールマガジンのご購読はこちら

現役中小企業診断士の勉強部屋 マーケティング資料室ホームへ