〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓 2006年10月3日 〓〓〓〓〓〓
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
◆◆◆ 日経MJに見るマーケティングの戦略・戦術 954号 ◆◆◆
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
〜〜〜【マーケティング 今日のポイント】〜〜〜
戦略が数値目標に表されているか。
全社をひとつにするためには不可欠なのだ。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
━━━━━━━━━━━━━ 2006年10月2日付日経MJより ━━━━
□■□ 本日の注目記事(6面)
■□■ 皮革雑貨の拡充に乗り出す マックスマーラジャパン
□■□ 集客力向上で売り上げもアップ
────────────────────────────────
今日は、伊高級婦人服「マックスマーラ」が、バッグや靴を取り扱うこ
とで集客を強化しているという記事です。
■9月1日、東京・青山の「マックスマーラ青山店」が新装開業した。
■目玉は、入り口近くの目立つ場所に設けたバッグと靴の陳列棚だ。‥
‥「アクセサリープロジェクト」と呼ぶ皮革雑貨強化の一環。
■価格も買いやすくした。バッグの中心価格は今秋から5万〜6万円代
と、昨年より20%引き下げた。
■MMJの売り上げに占めるバッグの比率は従来約6%だったが、最低
でも20%に高める戦略だ。
■‥‥昨秋から、幅広い層に訴える純粋な広告を減らす一方で、「ドマ
ーニ」(小学館)など、もともとの中心顧客である30〜40代女性が読
む雑誌とのタイアップページを増やした。
とのこと。それで、↓↓↓
────── ∞ ────── ∞ ────── ∞ ───────
ナルホド、ナルホド … ピンと来た!(^o^)
⇒ マーケティングのヒント ⇒ 自分で早速やってみよう!
●マーケティング戦略の方向には4つあります。タテ軸に市場の既存と
新規、ヨコ軸に商品の既存と新規をとった表を作れば、4つのマス目
ができます。以下のものです。
商品 市場
A.「既存」−「既存」 → 今よりもさらに深く耕す。
B.「新規」−「既存」 → 新商品を既存市場に投入する。
C.「既存」−「新規」 → 既存商品を新市場に投入する。
D.「新規」−「新規」 → 新商品を新市場に投入する。
●実際には、この中のどれか1つだけを選択するということはありませ
ん。企業では環境に適応し続けるために、この4つを組み合わせるこ
とになります。
●記事によれば、マックスマーラジャパンとは、伊マックスマーラと三
井物産、三喜商事の合弁会社で、90年から輸入販売しているとのこと。
皮革雑貨を除く輸入婦人服の売り上げではトップ級なのだそうです。
●同社は、出店余地減少で業績が頭打ちとなっており、戦略方向を見直
さなければならなくなったのでしょう。従来、扱っていた皮革雑貨を
大幅に拡充することにしました。
●売り上げに占めるバッグの比率が6%だったのを最低でも20%に高め
るとのこと。これは最低の数字ですから、もっと高い割合を目指して
いるでしょう。戦略の内訳でいえば、上のAですが、かなりBに近い
といえます。
●また、顧客層がずい分広がりすぎてしまったので、ターゲットをしっ
かりと30〜40代に絞りなおすということですが、これもAでありなが
ら、Cの要素もあるといってよいでしょう。
●A〜Dに分かれるということを頭に入れておきつつ、自社はどのよう
なバランスがよいかと考えなければいけません。その結果としての目
標数値を商品−市場別に設定すれば、何を重点としているかがはっき
りします。
●同社の「マックスマーラ青山店」が新装開業したのは今年の9月1日で
すが、この方向は前期中には明確にしていたようで、先行して販促に
力を入れた結果、すでに業績は向上しています。
●私の経験でも、企業は戦略の方向性をはっきりさせれば、細かい戦術
に取り組む前でも業績がアップすることがあります。おそらく、社員
の意識が1つになった結果なのではないかと思います。
●さて、あなたの会社では、戦略方向を明確にし、数値目標に落とし込
んでいますか。何を目指すかをはっきりさせることが企業経営の出発
点です。しっかりと指し示してください。
───────────── 今日はここまで (^o^) ──────
■■■ちょっと一言
昨夜のテレビ東京系のニュースで知ったのですが、子供が職業体験でき
るテーマパーク「キッザニア」というのが10月5日にオープンするそう
です。
⇒ http://www.kidzania.jp/
消防士、キャビンアテンダント、モデル、医者など、70種類以上の仕事
を体験できるとのこと。すばらしいですね。
現代は、学生と社会人の間に、ものすごく大きな溝があるように思いま
す。10年位前までは、その溝を自力で越えるのが当たり前でしたが、最
近は越えられない若者が続出しています。
この施設は、溝を埋めるのに役立つでしょう。ぜひ、全国展開して欲し
いものです。(#^.^#)
|