〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓 2006年9月8日 〓〓〓〓〓〓
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
◆◆◆ 日経MJに見るマーケティングの戦略・戦術 938号 ◆◆◆
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
〜〜〜【マーケティング 今日のポイント】〜〜〜
必死で宣伝しなければ売れないというのは、
顧客と商品が合っていない証拠だ。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
━━━━━━━━━━━━━━ 2006年9月8日付日経MJより ━━━━
□■□ 本日の注目記事(22面)
■□■ 子連れ客をもてなすノウハウ スターバックス
□■□ 瞬く間に人気店となったトドラーズラウンジ
────────────────────────────────
今日は、母親たちの口コミで人気店になっている「トドラーズラウンジ」
(スターバックスコーヒージャパン運営、二子玉川の玉川高島屋S・C
内)に関する記事です。
■「子連れでもおしゃれにお茶したい」。そんな“ニコタマダム”の心
をとらえたのが「トドラーズラウンジ」だ。
■トドラーは「よちよち歩きの子供」の意。‥‥この年齢の子の親が百
貨店などで目にしやすい言葉を前面に出し、より一般的な「お子様」
「キッズ」との差異化を図った。
■‥‥床材。通常の磁器タイルに代わってコルク材を使用。汚れ防止に
コーティングこそしているが、見た目の柔らかいイメージで子供が転
んだ際の安全性を訴求できる。‥‥家具のサイズにもこだわった。
■‥‥出店当初から女性誌や情報誌がこぞってラウンジを紹介。母親の
口コミで、瞬く間に人気店となった。
とのこと。それで、↓↓↓
────── ∞ ────── ∞ ────── ∞ ───────
ナルホド、ナルホド … ピンと来た!(^o^)
⇒ マーケティングのヒント ⇒ 自分で早速やってみよう!
●「トドラーズラウンジ」の広さは約100平方メートル。415平方メート
ルというスタバ最大級店の一部を当ててあります。広く「子連れ客向
け」と宣伝しているわけではないのに、瞬く間に人気店となった同店
の秘密は何でしょうか。
●記事によれば、「トドラー」とは「服飾用語で、ベビーを卒業後、就
学前くらいまでを指す」とのこと。この言葉、聞いたことがあるけれ
ども意味はハッキリわからないというような、微妙な位置にある気が
します。
●ところが、これくらいの子供を持っている母親なら、比較的、目にす
ることが多く、知っている割合も増えるでしょう。自分だけが知って
いるという気持ちは、小さな優越感につながりますね。
●もしも「トドラーズラウンジ」が、
「お子様ラウンジ」
「キッズラウンジ」
などだったら、一気に庶民の店となり、子供が走り回っていそうです。
魅力が薄れてしまいます。
●このラウンジの基本思想は「主役は大人」とのこと。子供を連れてい
ても、落ち着いた空間を満喫できるようにと考えられています。この
コンセプトが“ニコタマダム”たちをとらえました。
●床材にコルクを使用したり、テーブル・イスの高さを子供の体格に配
慮したりしながら、あくまでも大人中心で、大人が楽しめる店にして
います。
●記事によれば、同店は「こうした工夫や配慮を表だってうたっている
わけではない」のに、瞬く間に人気店となったとのこと。
つまり、このようにきちんとターゲットを設定し、それにピタリと合
った店舗を作れば、それらを一所懸命、宣伝しなくても、口コミで勝
手に広がるということです。
●ただし、この店が玉川高島屋S・Cという、多くの人の目に触れる場
所にあるということが、人から人へ伝わるスピードに大きく影響した
のは言うまでもありません。
●さて、あなたは、顧客ターゲットと商品コンセプトの整合性を図って
いますか。微妙にずれているということはないでしょうか。
●ずれればずれるほど、広告宣伝に注力しなければならなくなり、体力
を消耗します。本当に合っているなら、それほどあなたが頑張らなく
ても、お客が宣伝してくれるはず。合っているか、合っていないか、
仮説を立てて検証してください。
───────────── 今日はここまで (^o^) ──────
■■■ちょっと一言
山口県の徳山高専の事件は、結局、犯人と思われる学生が死んでしまい、
真相は闇の中ということになってしまいました。
その学生の祖父母や両親の言葉を聞いても、別におかしな育て方をして
いたとも思えず、殺した側の親なのに気の毒に思えてきます。
きっと思春期特有の激しい感情が、一瞬、彼を支配し、凶行に走らせた
のだろうと思いますが・・・。思春期でなくても、カッとなった時は気
をつけなければいけませんね。
孫子も「気が短くて激しやすいのは侮られる」と言います。相手の作戦
に引っかかりやすいわけです。別に、相手は何も考えていないのに、自
滅してしまうこともあります。常に冷静さを失わないようにしなければ
いけません。
さて、明日は新大阪でMSC勉強会です。商品企画立案のためのアイデ
ア発想技法を少人数でトコトン学びます! では、また来週。(#^.^#)
|