朝日酒造、「久保田」低温管理できる酒販店だけに直販

北は北海道から南は九州・沖縄まで、売り上げアップの専門家が在籍。↓

マーケティングサポーターズクラブ(MSC)

日経MJを読み解く!

 〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓 2006年9月1日 〓〓〓〓〓〓 

 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

 ◆◆◆ 日経MJに見るマーケティングの戦略・戦術 933号 ◆◆◆

 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

      〜〜〜【マーケティング 今日のポイント】〜〜〜
          あなたが断固、貫く方針とは何か。
     顧客の側に立ったものならファン作りにつながる。

      〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 ━━━━━━━━━━━━━━ 2006年9月1日付日経MJより ━━━━
 □■□  本日の注目記事(3面)
 ■□■   「久保田」20年以上トップブランド維持  朝日酒造
 □■□         低温管理できる酒販店だけに直販 
 ────────────────────────────────

 今日は、日本酒(361〜720ミリリットル)の売れ筋ベスト10(日経P
 OS7月下旬〜8月下旬販売データによる)で1位となった「久保田」を
 製造・販売している朝日酒造に関する記事です。

 ■朝日酒造が「久保田」を発売したのは1985年。‥‥開発当初から当時
  の経営陣が「次は辛口が来る」と予見して作った。

 ■それから21年が経過した現在までトップブランドの地位を守ってきた
  理由は、徹底した品質管理にある。

 ■出荷の段階から一定温度以下で保管し、低温を保つトラックで直接店
  舗に運び込む。

 ■業界ではメーカーは卸会社を通じて販売するのが常識だが、「きちっ
  と15度以下で保存してくれるなら売ります」と取扱店を選別し、低温
  管理を守ってくれる酒販店だけに卸を通さず販売した。

 ■‥‥愛好家の支持を集めた。当初新潟県内を中心に150店だった取扱
  店は、現在全国で750店に増えた。

           とのこと。それで、↓↓↓

  ────── ∞ ────── ∞ ────── ∞ ───────

  ナルホド、ナルホド … ピンと来た!(^o^)
  ⇒ マーケティングのヒント ⇒ 自分で早速やってみよう!


 ●1985年といえば、私は大学4年生でしたが、生意気にも、当時すでに
  日本酒をよく飲んでいました。甘口が主流でしたが、どちらかという
  と辛口が好きで、たびたび菊正宗(このお酒は辛口です)を購入して
  いたのを覚えています。

 ●素人の私でも、

  「なぜ、日本酒は甘口が多いのだろう。辛口の方がスキッとしてうま
   いのに」

  などと考えていましたが、おそらく、世の中がそちらへ向かいかけて
  いたのでしょう。2年後にアサヒのスーパードライも発売されました。

 ●記事によれば、当時、新発売の「久保田」に「日本酒愛好家たちはす
  ぐに飛びついた」のだそうですが、すごいのは、「久保田」がその後
  ずっとトップブランドの地位を維持していること。

 ●その理由は、「43の約束」を守る酒販店だけに「久保田」を直販し
  て、品質管理を徹底していることにあるそうです。これは、よほど強
  い意志がなければできることではありません。

 ●メーカーは、卸売業者・小売業者に売ってもらって初めて、自社の商
  品が消費者に届き、自社も潤うことになります。戦後すぐまでは、モ
  ノを作るメーカーが主導権を握っていましたが・・・

 ●1980年代にはすでに、その主導権は大規模小売業者に移っていました。
  酒の販売でも流通業者を敵に回すような施策を採用するのは、勇気が
  必要だったに違いありません。

 ●記事によれば、「地元・新潟県でも扱えない小売店から怒りの声が上
  がった」とのこと。それでも同社は、1度決めた方針を貫きます。味
  を守ることが生命線だと考えたからでしょう。

 ●食品は「味」が命です。ごく当たり前のことですね。しかし、売って
  くれる流通業者からの圧力に屈せず、品質管理を徹底させられる業者
  がどれほどあるでしょうか。おそらく、「見て見ぬふり」をしている
  メーカーの方が多いのではないかと思います。

 ●さて、あなたは、自社商品・サービスの品質を維持するため、

  「どんな圧力がかかっても、これだけは徹底する」

  と決めていることがありますか。

 ●仮に「お宅とは取引を停止しますよ」と言われても、消費者やユーザ
  ーの側に立って守り通すような方針があれば、それは信頼につながり、
  長期的にはファンを増やす結果となります。自社の方針を確認してく
  ださい。

 ───────────── 今日はここまで (^o^) ──────

 ■■■ちょっと一言

 昨夜、家族で、ヤフードームのそば、シーホークホテル内に新しくでき
 た、シアラというレストランに行ってきました。

 ややグレードの高い食材を使った料理を、ブッフェ(つまりバイキング)
 形式で提供しています。味はまずまずでしたが、それよりも従業員がお
 客に話しかける姿勢が印象的でした。教育を徹底している感じです。

 屋根はドーム型で、とても空間が広く開放的な感じ。1度行くと話のタ
 ネになるでしょう。小さな子どもを連れた家族連れも見かけました。う
 ちの家族も満足して良かったです。

 さて、今日から9月ですね。夏休み気分を一掃して、気合を入れ直した
 いと思います。油断せずにいこう!(#^.^#)

メールマガジンのご購読はこちら

現役中小企業診断士の勉強部屋 マーケティング資料室ホームへ