アースダンボール、通販開始前に比べて顧客数は100倍に

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日経MJを読み解く!

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 ◆◆◆ 日経MJに見るマーケティングの戦略・戦術 885号 ◆◆◆

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      〜〜〜【マーケティング 今日のポイント】〜〜〜
        採算に合わないことの中にチャンスがある。
          なぜなら、誰もやらないからだ。

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 ━━━━━━━━━━━━━ 2006年6月21日付日経MJより ━━━━
 □■□  本日の注目記事(7面)
 ■□■   1箱から見積もり可能      アースダンボール
 □■□        通販開始前に比べて顧客数は100倍に  
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 今日は、インターネットで段ボール箱を受注し、販路を広げている段ボ
 ール箱メーカー、アースダンボールに関する記事です。

 ■‥‥段ボール箱の通販を始めたのは1996年。当初のアクセス数は月数
  10件程度だったが、現在は同4万件に増えた。

 ■引っ越しや書類の収納用といった一般的な需要のほか、通販サイト運
  営者から商品発送用の箱を受注、大手電機メーカーからは部品配送用
  に箱の依頼を受けた。

 ■強みは独自開発の見積もりシステム。みかん箱型をベースに、箱の内
  側の長さ、幅、深さと段ボールの厚み、箱数を入力すると箱単価と合
  計金額を自動算出。

 ■さらに強みとなったのが印刷技術。

 ■SEO(検索エンジン最適化)対策も抜かりがない。

           とのこと。それで、↓↓↓

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  ナルホド、ナルホド … ピンと来た!(^o^)
  ⇒ マーケティングのヒント ⇒ 自分で早速やってみよう!


 ●13年前、経営コンサルタントになったばかりの頃に、大阪のある段ボ
  ールメーカーに経営の改善策を提案したことがありましたが、当然な
  がらネット通販進出などまったく盛り込んでいませんでした。本当に
  時代が変わったことを感じます。

 ●アースダンボールの奥田敏光社長がネットに進出したのは1996年との
  こと。インターネットビジネスの草創期です。奥田社長はコンピュー
  ターが趣味だそうですから、いち早くネットに進出できたのです。
  サイトはこちら⇒ http://www.bestcarton.com/

 ●記事によれば、通販売上高は「全社売上高の過半数の規模まで膨らん
  でいるもよう」とのこと。1953年設立で、すでに半世紀続いている同
  社ですが、ネット通販への進出が同社の寿命をさらに伸ばしたといえ
  るでしょう。

 ●しかし、注意すべきは、ただコンピューターが得意だから繁盛してい
  るというわけではないことです。確かに、見積もりシステムを独自開
  発するなど強みを十分に生かしていますが・・・

 ●そのことと「1箱から見積もりが可能」というのは別問題です。1箱
  だけ特注の箱を作っても、とても採算が合うとは思えません。よほど
  単価を高くするなら別ですけれども。

 ●サイトでは、同社のことを自ら「ダンボール箱の箱職人」と呼んでい
  ますが、この呼称に同社の気概を感じます。これによって、機械的に
  大量の段ボールを製造する大手との違いを示しているのです。

 ●さまざまな段ボールメーカーに見積もり依頼して断られた企業や個人
  は皆、アースダンボールへ行き着くことになりますね。作ってもらえ
  ば、同社のファンになるのは間違いありません。

 ●高度な印刷技術も保有しており、かなり細かい部分も表現できる点が、
  最近のデザイン重視の風潮にもマッチして業績を伸ばしています。従
  業員30人と、普通なら淘汰されてもおかしくない規模ですが、みごと
  に生存領域を確立しました。

 ●さて、あなたの業界で、他社がやらないことは何ですか。それも、

  ・採算に合わない

  ことを理由にやられていないことを列挙してみましょう。

 ●これは企業の論理であって、顧客の視点に立った理由ではないのです。
  それを顧客が求めているならば、

  ・採算に合うようにして実現する

  のが企業。そこに中小・零細の生きる道があります。おそらくたくさ
  んあることでしょう。  

 ───────────── 今日はここまで (^o^) ──────

 ■■■ちょっと一言

 経営コンサルタントになりたての頃は、企業を訪問しても何を聞いてよ
 いかわからず、手探りでした。

 「とにかく、宿題をもらってくればよい」

 という上司のアドバイスを頼りに、相手が困っていることを聞き出して
 は、

 「次回、解決策をまとめてきます!」

 と言って会社へ帰り、企画提案書をまとめたものです。しかし、空振り
 の連続でした。

 大阪の段ボールメーカーを訪問したのも、ちょうどその頃。契約には至
 りませんでしたが、温かく接していただいたのを覚えています。苦しん
 でいるときは、人の優しさが身にしみますね。(#^.^#)

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