若い女性に人気、新興プロレス団体『闘龍門』

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日経MJを読み解く!

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 ◆◆◆ 日経MJに見るマーケティングの戦略・戦術 85号 ◆◆◆

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     〜〜〜【マーケティング 今日のポイント】〜〜〜
      
今までとは反対の層をターゲットに設定する。 
       ライバルが嫌がっていることをやってみる。
  
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 ━━━━━━━━━━━ 2003年4月22日付日経MJより引用 ━━━

 ■新興プロレス団体の「闘龍門」が若い女性を中心に人気を高めている。
 若く男前の「イケメン選手」たちに華麗な空中技のビジュアル性。さら
 に5チームの対立といった物語性、際だったキャラクター作りなど緻密
 に練り上げたエンターテイメント空間を展開している。

 ■体格に恵まれない選手も多いが、各選手の個性を生かすため、浅井校
 長が仕掛けた2つの柱が、感情移入を呼ぶ「物語性」と「キャラクター
 性」だ。5つのチーム間の「遺恨」「因縁」といった物語性を演出して
 おり、また、個々の選手は例えば体重40キロ台のコスプレ姿のやられ役
 を「ストーカー市川」と名付けるなどキャラクターも秀逸だ。

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ナルホド、ナルホド … ピンと来た!(^o^)
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 ●まさかこんなプロレスを誰が想像したでしょうか。私が学生の頃にも
 プロレス同好会があって、太った友人がぶよぶよの裸をさらして、やせ
 たガリガリの敵と対決し、笑いを誘っていましたが、このような余興的
 なものはあったとしても、大男たちのパワー溢れるプロレス以外はプロ
 として成立しないと思い込んでいました。

 ●もちろん選手たちは、普段相当身体を鍛えているのでしょうが、真剣
 勝負というよりもあくまでもショーに徹しているようです。そしてイケ
 メンたちが、書かれた筋書き通りにいがみ合ったり、笑いを誘ったりす
 るのでしょう。

 ●格闘技といえば、通常半数以上は男性ファンなのではないでしょうか?
 ところが、闘龍門のファンクラブ会員の8割近くが女性だそうです。こ
 こに、従来とは全く異なる視点から格闘技を捉え、ビジネスとして成立
 させた経営者の手腕が見えます。

 ●ターゲットを大きく変えたわけです。若い女性に絞り込んだのですね。
 若い女性の立場に立つと、お客が従来と正反対ですから、商品コンセプ
 トも変えなければなりません。仮面ライダーは、昔は男の子のヒーロー
 だったのが、今は若いお母さんたちのヒーローですね。仮面ライダーも
 今やイケメンです。

 ●また、他のプロレス団体が行かない地方を重視していることは、新興
 団体としての立場を理解した行動と言えます。孫子は「戦いが上手な指
 揮官は、勝ち易きに勝つ」と言いました。ところが多くの経営者は、現
 在流行している分野の競争の渦の中へ突っ込んでいきます。人がやらな
 いこと、競争が無い分野を選ぶべきなのですが。

 ●今回は、プロレス団体に優れたマーケティング戦略を見出すことがで
 きました。今と全く異なるターゲットが考えられないか、他社がやって
 いないことで自社のできることはないか、考えてみましょう。

 ――――――――――――― 今日はここまで (^o^) ―――――――

 ■■■ちょっと一言

 私は長崎の出身ですが、高校生の頃全日本プロレスが興行で来たときに、
 試合前にジャイアント馬場さんとブッチャーがキャッチボールをしてい
 たという噂が広がりました。「本当は仲良かとじゃなかと?」と、皆で
 疑ったものでした。

 また、アントニオ猪木さんが新日本プロレスの興行で来たときは、お尻
 のオデキが痛くてたまらず長崎の病院に飛び込み、簡単な手術をしたと
 聞きました。あんなに強い人もお尻のでき物には勝てないのか…、と不
 思議に感じたものです。

 こういう人間臭さって、何かいいですね。(^.^) 


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