〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓 2006年4月27日〓〓〓〓〓〓
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
◆◆◆ 日経MJに見るマーケティングの戦略・戦術 849号 ◆◆◆
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
〜〜〜【マーケティング 今日のポイント】〜〜〜
企業の成長ベクトルには4つの方向がある。
あなたはどちらに向かっているか。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
━━━━━━━━━━━━━━ 2006年4月26日付日経MJより ━━━━
□■□ 本日の注目記事(9面)
■□■ 新たな販路開拓を強化 玩具メーカー各社
□■□ 玩具店に足を運ばない大人層の囲い込みを狙う
────────────────────────────────
今日は、市場規模が縮小する中、大人向け商品の開発などで新規市場の
開拓を加速している玩具メーカー各社に関する記事です。
■バンダイは5月下旬発売の音響玩具「リトルジャマー・プロ・チュー
ンド・バイ・ケンウッド」の販路として、丸善などの大型書籍店やゴ
ルフ用品を取り扱うヴィクトリアなどを活用する計画だ。
■‥‥楽器店や高級ホテルのバーのほか、「百貨店でも玩具売り場では
なく、紳士雑貨売り場を販路として開拓していく」(バンダイ)方針
だ。
■タカラトミーは、今夏発売する無線コントロール飛行機「エアロソア
ラ」を東急ハンズやロフトなどで販売する方向で商談を進めている。
■セガトイズも昨年、音楽を奏でる犬型ロボット「idog」の限定商
品をアパレル店で販売した。
とのこと。それで、↓↓↓
────── ∞ ────── ∞ ────── ∞ ───────
ナルホド、ナルホド … ピンと来た!(^o^)
⇒ マーケティングのヒント ⇒ 自分で早速やってみよう!
●少子化は、子供を相手に商売をしている企業にとって、自社の存続を
危うくさせる大問題です。近年、玩具メーカー同士の合併、合併解消、
業務提携を探る動きなどが報じられているのも、業界の動揺を表して
います。
●市場規模が縮小しており、今のままではジリ貧になることが目に見え
ているとすれば、戦略を練り直さなければいけません。方向には4つ
あります。
●「市場浸透戦略」 … 今の市場、今の製品で、シェアを高める。
「新市場開拓戦略」… 既存製品を新しい市場で売る。
「新製品開発戦略」… 既存の市場で新製品を売る。
「多角化戦略」 … 新製品を新市場に売る。
●玩具メーカーはこれまで子供向けに玩具を作り、販売してきましたが、
少子化は最近始まったことではなく、第2次ベビーブーム後の1975
(昭和50)年以降、一貫して子供の数は減り続けています。
●いくら1人の子供の懐具合が豊かになっているといっても、限界はあ
ります。そこで、玩具メーカー各社は、海外に市場を求めたり、玩具
の周辺に事業領域を拡大したりしています。
●先日、NHKの「プライスの謎」という番組で、「オトナがハマる食
玩の秘密」というタイトルで食品玩具を取り上げていました。これも
周辺事業の1つです。
●お菓子のおまけとして玩具がついていれば、子供が買うと同時に、な
かなか玩具店には行きづらい大人も抵抗なく購入できます。食玩を集
めている大人のマニアも結構いるようです。
●記事では、大人向けの本格的な音響玩具などを書店、ゴルフ用品店、
楽器店、高級ホテルのバー、雑貨店、アパレルなどで売ろうとしてい
る、各玩具メーカーの動きを報じています。
●大人向けでも「玩具」なので、製品分野は同じといってよいでしょう。
とすれば、上の4つの戦略中では「新市場開拓戦略」を採用している
といえます。
●ターゲットは大人。もちろん、製品ごとにはもっと絞り込まなければ
いけません。そして、細かく販路開拓作業をしています。大きな方向
を明確に決め、細かい目標を立てて動くのです。
●さて、あなたは戦略の方向を明確にしていますか。市場が拡大してい
るのなら、「市場浸透戦略」を進めるのがよいでしょう。しかし、も
し縮小しているのなら・・・
●他の方向もよく検討してください。新しいことをやるのは困難を伴い
ますが、会社を生き延びさせるというだけでなく、大きく飛躍させる
チャンスでもあります。奮闘しましょう。
───────────── 今日はここまで (^o^) ──────
■■■ちょっと一言
昨日は、耐震強度の偽装問題で主だった方たちが逮捕されたことや、ラ
イブドア前社長・堀江貴文被告の保釈決定などのニュースでもちきりで
した。
長い人生においては、当然ながらなかなかうまくいかない時期というも
のがありますが、それには2種類あります。正しいことをしているのに
うまくいかないというのと、不正を働いた結果うまくいかなくなったと
いうもの。
前者は、世界三大聖人と言われる釈迦、イエス・キリスト、孔子なども
経験しており、長い目(死後まで含む)で見ればプラスに働きます。後
者は罰だと考えてよいですね。
果たして彼らは前者か後者か。時間がたてばハッキリするでしょう。い
ずれにしろ、自らは常に誠実でありたいものです。(#^.^#)
|