品川・京急立会川駅周辺、「日本最古」のビールで街おこし

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マーケティングサポーターズクラブ(MSC)

日経MJを読み解く!

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 ◆◆◆ 日経MJに見るマーケティングの戦略・戦術 841号 ◆◆◆

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      〜〜〜【マーケティング 今日のポイント】〜〜〜
      あなたはオンリー1を見つけようとしているか。
         それが見つかれば「心」が変わる。
  
      〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 ━━━━━━━━━━━━━━ 2006年4月17日付日経MJより ━━━━
 □■□  本日の注目記事(13面)
 ■□■ 「日本最古」のビールで街おこし  品川・京急立会川駅周辺
 □■□       「お国自慢」にあこがれる都会人くすぐる
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 今日は、東京都品川区の京急立会川駅周辺の商店主が中心となって2月
 に発売した地ビール「品川縣(けん)麦酒」が注目を集めているという
 記事です。

 ■初回出荷した6千本は発売後わずか3日間で売り切れた。同地区には
  日本人の手による国内初のビール工場があったとの記録が残っている。

 ■街おこしのタネにならないかと考え、地元商店主ら15人が「品川縣ビ
  ール研究会」を立ち上げ、製品化のための勉強を始めた。

 ■出来上がったビールは、通常のビールより苦みが少なくほのかに果物
  のような香りがする。‥‥「口当たりが良く、どことなく懐かしい味
  がする」と女性にも好評だという。

 ■人気の秘密は何か。メニューに品川縣麦酒を加えている居酒屋「やき
  とり源氏」の原村東子店主は「これまで品川には胸を張れる名物がな
  かった。『日本最古』のビールなら自信を持って他地域の人にもすす
  められる」と分析する。

           とのこと。それで、↓↓↓

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  ナルホド、ナルホド … ピンと来た!(^o^)
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 ●記事によれば、同地区はかつて坂本龍馬が滞在していたことから「龍
  馬の街」として街おこしをしていたそうです。でも、これだと龍馬が
  生まれ育った高知市や亀山社中を設立した長崎市に及ばないでしょう。

 ●スタート時点から「ナンバー1」でなく、またそうなれる可能性も限
  りなく低くて、もちろん「オンリー1」でもないという状態では、人
  々の心にもワクワクするものが湧いてきません。

 ●なんとか街おこしをしたいと願っている地域は数多いと思いますが、
  コンセプトには「その地域でしか得られない」ようなものをもってく
  る必要があります。ネットショップに似ていますね。

 ●同地区では、調査の結果、1869年(明治2年)から数年間ビールが醸
  造されていたことがわかりました。これは「日本最古」とのこと。そ
  こで、「品川縣ビール研究会」を立ち上げたのです。

 ●「品川県」は面白いですね。明治政府が廃藩置県を行った当初は、藩
  をそのまま県に置き換えたために3府302県もあり、「品川県」はそ
  の1つでした。

 ●「県人会」というのがありますが、都会で同郷の人に出会うと、ただ
  故郷が同じというだけで盛り上がります。それに似た感じで、「品川
  県」と呼ぶだけで何か結束した雰囲気が出てくるのではないでしょう
  か。

 ●その「品川県」には「日本最古」のビール「品川縣麦酒」があり、品
  川区内の小売店や居酒屋などでしか手に入りません。こうなると、品
  川区内の人は、少し誇り高い気分になるでしょう。

 ●今は「あまりに人気で生産が追いつかないことが悩み」とのこと。品
  川の皆さんに愛された結果だと思います。街おこしというのは、街の
  人の心をおこす運動なんですね。

 ●さて、あなたは、あなたの会社やご自身の中にある「オンリー1」を
  見つけていますか? 人のマネばかりで、かつ規模も小さければ、プ
  ライドも持てません。すると自分の「心おこし」ができないのです。

 ●中小企業で「強み」「弱み」について経営陣に伺うと、「弱み」は山
  ほど出てきますが、「強み」は少ししか挙がりません。しかし、そう
  なるのは見方に問題があることが多いです。

 ●ご自分ではたいしたことがないと思っている点が、他者からはとても
  優れていると評価されている場合があります。中小零細企業の発展は、
  その点に気づき、集中して徹底的に磨くことができるかどうかにかか
  っています。

 ───────────── 今日はここまで (^o^) ──────

 ■■■ちょっと一言

 土曜日は「天神増販塾」でした。1月にスタートして4ヶ月が経過しま
 したが、いよいよ5月には、3名の方が企画立案したイベントを実行さ
 れます。その他の方も着実に進歩しておられ、私も刺激を受けています。

 マーケティングは、「仮説立案 → 実行 → 検証」の繰り返しになりま
 すが、基本的な精神に、孫子の「まず勝ちて後に戦う」が必要となりま
 す。企画段階、あるいはプロセスの途中段階で「勝つ」ことが大事なん
 ですね。それをチェックするのが塾の役割ですが・・・

 もっと大きいのは、「参加者皆がやっている」という事実です。1人だ
 と、つい消極的な方へ流れてさぼってしまうのが人間の常ですので、

 「積極的な集団の中に身を置く」

 ことはとても重要ですね。

 切磋琢磨する仲間を見つけることが自分を成長させるコツです。(#^.^#) 

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