〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓 2006年3月27日〓〓〓〓〓〓
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
◆◆◆ 日経MJに見るマーケティングの戦略・戦術 826号 ◆◆◆
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
〜〜〜【マーケティング 今日のポイント】〜〜〜
「売れるかもしれない」とひらめいたら、
本当にその可能性が高いのか、調査をしよう。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
━━━━━━━━━━━━━ 2006年3月27日付日経MJより ━━━━
□■□ 本日の注目記事(8面)
■□■ 「高齢親子」が対象 フランスベッドメディカルサービス
□■□ 同居型マンションに100件超の問い合わせ
────────────────────────────────
今日は、70代の親と50代の子供が一緒に暮らすマンション、「フラン・
スラージュ枚方」を5月1日に開く、フランスベッドメディカルサービ
ス(東京・新宿)に関する記事です。
■仕事と介護を両立し、親子一緒に住みたい希望を持つ子供のニーズに
対応する試みだ。
■トイレ、浴室、洋室、和室にあるヘルパーコールのボタンを押せば、
24時間常駐するスタッフが駆けつける。
■‥‥介護を理由に仕事を辞める人は年間6万人を超えるという。
■子供が持ち家に住み続け、老人ホームに両親を預けると高額な出費に
なる。フラン・スラージュなら出費を抑えつつ、親子離ればなれで親
の健康状態を心配することも少なくなる。
■1階には同社が運営するデイサービスセンター(日帰り介護施設)を
併設。
とのこと。それで、↓↓↓
────── ∞ ────── ∞ ────── ∞ ───────
ナルホド、ナルホド … ピンと来た!(^o^)
⇒ マーケティングのヒント ⇒ 自分で早速やってみよう!
●「おひとり様」などと呼ばれる結婚しない人が増えていますが、もし
かしたら、高齢社会という環境下で本能的に親の面倒を見ようとして
いるのかもしれません。
●記事によれば、「高齢の親と未婚の子供が同居する世帯は全国で293
万で、総世帯の6%強を占める」とのこと。高齢化と未婚化が進んで
いる現在の状況からすれば、このような世帯はまだ増えるでしょう。
●親が元気なうちはよいですが、介護が必要になり、要介護度が1から
2へ、2から3へと上がってくると、子供は仕事に行きづらくなって
きます。
●自分が仕事に行かずに家にいれば安心かもしれませんが、今度は収入
が落ち込んで満足な生活ができなくなるでしょう。かといって、老人
ホームに預けるのは、精神的・金銭的に負担が重い・・・。
●これに目をつけたのが、フランスベッドメディカルサービスです。親
子が一緒に住め、仕事と介護を両立できる賃貸マンションを作りまし
た。すでに100件超の問い合わせが来ているとのこと。
●月額費用は、居室の広さが76平方メートルだと「21万2千円から」、
60平方メートルだと「17万8千円から」です。親子が2人とも年金暮
らしだと、ちょっと厳しいですね。
●しかし、子供の年収が500万円あると仮定したら、親の年金と合わせ
れば十分、住めそうです。価格設定も、ターゲット「親の面倒を見て
いる、仕事を持った子供」に合わせているのです。
●同社はもともと、「福祉用具のレンタル・販売、デイサービスセンタ
ーの運営」をしているそうですが、膨らむターゲットニーズに自社の
強みをぶつけたことがわかります。中小企業が取るべき戦略方向です。
●さて、あなたは、環境変化から生まれるニーズを予測する際、きちん
と調査を行っていますか。憶測ばかりを判断の根本に置いていないで
しょうか。
●今回の事例で言えば、「高齢の親と未婚の子供が同居する世帯数」、
「介護を理由に仕事を辞める人の数」、「高齢親子向け同居住宅の数」
などのデータが、企画段階で必要となります。
●あくまでも「事実」のもとに判断をしなければ、方向を誤る可能性が
高くなりますし、人を説得する企画書も書けません。独創的な企画は、
よく「事実」を見ている人から生まれるものです。ニーズがありそう
だとひらめいたら、しっかりと裏づけをとってください。
───────────── 今日はここまで (^o^) ──────
■■■ちょっと一言
春休みに突入しました!
といっても、うちの子供たちのことです。休み中というのは、どうも家
の中の雰囲気がダラけますので、私も影響されそうになります。(^_^;)
しかし、今はいろいろと仕事が詰まっているので、朝もちゃんと起きて
います。学校の休み期間対策としては、「仕事を目いっぱい、入れてお
く」というのが良さそうです。
昨日、大相撲で朝青龍が優勝し、目に涙を浮かべているのを見ましたが、
16度も優勝しているのに、まるで初めてのような表情を見せるのは、毎
回、真剣に取組んでいるからでしょう。
私たちの日々の仕事もそうありたいものですね。(#^.^#)
|