光文社、自社から仕掛けて売れ筋を作る

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マーケティングサポーターズクラブ(MSC)

日経MJを読み解く!

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 ◆◆◆ 日経MJに見るマーケティングの戦略・戦術 825号 ◆◆◆

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      〜〜〜【マーケティング 今日のポイント】〜〜〜
        待つばかりでは本当の「死」が訪れるが、
      「必死」で攻めれば生き残ることができるのだ。
  
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 ━━━━━━━━━━━━━ 2006年3月24日付日経MJより ━━━━
 □■□  本日の注目記事(11面)
 ■□■   売れる前から報奨金支給     出版社の光文社
 □■□        自社から仕掛けて売れ筋を作る
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 今日は、書店に対して新しい報奨金制度を導入した光文社(東京・文京)
 に関する記事です。

 ■「目立つ売り場を確保し、ポップ制作など販促に協力してくれるなら
  ば、販売実績にかかわらずにインセンティブを出します」。

 ■‥‥新制度では売れる前から10冊以上を店頭に陳列することを条件に
  1冊につき50円の報奨金を支払う。返品率は15%以内に抑えることも
  条件とした。

 ■「商品を売る気のある書店を支援」(光文社販売局)するのが狙いだ。

 ■「ムンクを追え!」は通常の新刊初版刷り部数の3倍以上にあたる2
  万冊からスタートし、すでに重版、2万3千冊を販売している。

 ■予約販売に力を入れるネット書店が急速に伸びる一方、出版流通の6
  割強を担う書店業が10年間で1000店舗廃業したとされる。

           とのこと。それで、↓↓↓

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  ナルホド、ナルホド … ピンと来た!(^o^)
  ⇒ マーケティングのヒント ⇒ 自分で早速やってみよう!


 ●「活字離れ」が進む現代の日本。書籍市場は縮小傾向が続いており、
  なんと書店業は「10年間で1000店舗廃業した」とのこと。出版社、取
  次、書店という書籍を売り物にした業種は、弱いところから倒れてい
  っています。

 ●おそらくこの業界は、「子供の頃から本が好きだった」というような
  人が多いのではないでしょうか。「売る」のは苦手でしょう。良い本
  を並べて、売れるのを「待つ」のが基本的な姿勢だと思います。

 ●明治以降、活字が印刷された新聞、書籍などが世に出て、他のメディ
  アが登場するまでは、活字が人々の主な情報源でした。書店に置いて
  いれば売れていったのです。

 ●その後、ラジオ、テレビ、インターネットとメディアが広がり、書籍
  はお客を「待つ」だけでは売れにくくなりました。しかし、もともと
  売るのが苦手で、しかも「待つ」ことが体質となっているわけですか
  ら、廃業する店舗が続出するのも無理はありません。

 ●どうしても環境に適応して生き残りたいと考えるなら、まず「待って
  いれば売れる時代は終わった」ことを認識すべきです。こちらから仕
  掛ける必要があるのです。

 ●どんなに「良い本」でも、この情報過多の時代には埋もれてしまいま
  す。その前提に立ち、積極的に「目立つ仕掛け」をしなければいけま
  せん。そこで光文社は、新しい報奨金制度を導入しました。

 ●今までは、売れた分に対して1冊数十円の報奨金を支払ったり、「責
  任販売制」といって、書店からの注文通りに配本する代わり、書店は
  売り切る努力をするというやり方が広がっていましたが・・・

 ●出版社にとってみれば、いずれも「待ち」ですね。書店の意向に沿う
  という形で、自らが売りたい商品を積極的に販売するというものでは
  ありません。

 ●光文社は、売る努力をしてくれれば「販売実績にかかわらずにインセ
  ンティブを出す」というのですから、これはリスクを負った「攻め」
  です。失敗すれば、こちらの傷が深くなってしまいます。

 ●市場規模が縮小する中での戦いは、し烈を極めることになります。し
  かし、これからは、出版社、取次、書店のいずれも「攻め」を行わな
  ければ、生き残るのは難しいでしょう。光文社は「ムンクを追え!」
  では、ひとまず成功しました。

 ●さて、あなたは幸運が訪れるのをじっと待っていませんか。あなたの
  方から声をかけなければ、あなたに気づく人すらいないというのが現
  代なのです。

 ●中国の兵法家、呉起は、「死を必すればすなわち生き、生を幸すれば
  すなわち死す」と言いました。「待つ」=「生を願う」姿勢ですので、
  死んでしまいます。死を必する、つまり「必死」で攻めてみましょう。
  活路が開けるはずです。

 ───────────── 今日はここまで (^o^) ──────

 ■■■ちょっと一言

 土地の値段が都市圏で上がり始めましたね。

 これが下がっている間は、土地の保有者の資産価値が下がり続けますか
 ら、どうしても日本全体でマインドが冷えてしまいます。ようやく「攻
 めよう」という気になる人が増えてきそうです。

 WBCでも日本は優勝しましたし、この国の運気が上昇しているのかも。
 易経では60年を1サイクルと見ますが、60年前の1946年は、戦後の復興
 がスタートし、ベビーブームが起こりかけた年です。

 ソニーの創業者、井深大氏が前身の東京通信工業株式会社(東通工)を
 設立したのは1946年5月。本田宗一郎氏が本田技術研究所を開設したの
 は1946年10月でした。

 今年、独立・開業したら、あなたの会社も大きく発展するかもしれませ
 んよ。(#^.^#)

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