〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓 2003年4月19日
〓〓〓〓〓〓
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
◆◆◆ 日経MJに見るマーケティングの戦略・戦術 81号 ◆◆◆
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
〜〜〜【マーケティング 今日のポイント】〜〜〜
「ホンモノ」には戦略がある。
どんな困難があっても追求するのはどの道か。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
━━━━━━━━━ 2003年4月19日付日経MJ1面より引用 ━━━
■京都に25日、正式オープンする「オトキノコ」は、おそらく世界でも
初めての普通の音を商品として売る専門店だ。扱うのは昆虫の交尾音、
動物の放屁(ほうひ)音から、南米の荒野に吹く風の音まで千種類。
■切り盛りするのは藤原和通(58)。40年間収集した音を、新たなビジ
ネスに脱皮させようとしている。二年坂にある同店は町屋風の外観だが、
仮オープン中の現在、7時間の営業で2,400人が来店している。
■お客は「ケンサクくん」と名付けられた検索機で無料で音を試聴。気
に入れば4〜5種類の音がセットになったパソコンでも再生できる映像
付きCD(600円)、ビデオ(3,900円)などを買い求めます。現在聴け
る音は約80種ですが、ストックが千種類あり、徐々に増やしていく。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
ナルホド、ナルホド … ピンと来た!(^o^)
⇒ マーケティングのヒント ⇒ 自分で早速やってみよう!
●私のホームページのコラム欄(毎日書いてます。^_^;)でも触れまし
たが、先日、イザットハウス社長の大宮健司氏のプレゼンテーションを
伺う機会がありました。同氏はアイフルホームの創業メンバーでもあり、
すでにこの住宅建設企業2社を株式上場させた、敏腕経営者です。全体
を通して、静かなプレゼンでした。
●しかし、聴いている参加者の目と耳はくぎ付けです。結露がいかに日
本の住宅の寿命を短くしているか、今の日本の工法がいかに間違ってい
るか、どのような工法にすべきか等、映像とデータを駆使し、超論理的
に語られました。会場全体は静かですが、盛り上がっています。終了後
の拍手と質問等でもいかに関心をもって聴かれたかがわかりました。
●私が今までに出会ってきた「ホンモノ」の人たちは、静かににこやか
に語る方が多いように思います。おそらく政治家のように叫ばなくても、
その方が培ってきた中身そのものに魅力があるからでしょう。小声で話
しても、聴く方が擦り寄っていくのです。
●おそらくオトキノコの藤原さんも、そのような「ホンモノ」の一人で
す。40年間音一筋というだけで、「どんな人か」と興味を抱かせます。
仮オープンのお店で7時間で2,400人の来店ということは、普段私のよ
うな音に興味が無い人間も多数来店しているということでしょう。
●また、子供達が目を輝かせ、外国人旅行者が藤原さんに握手を求める
ということから、幅広い層の感動を生んでいることがわかります。動物
のおならの音を撮るのに、カメラを構えっぱなしで20日かかったことも
あるそうです。「ホンモノ」とは努力の結晶です。
●ポイントは、藤原さんが「音」を楽しんでいることです。楽しんでい
るからこそ、それを追求していく過程で生まれる苦しさに耐えられます。
それを継続していけば、他人の追随を許さない域に達し、「ホンモノ」
となるわけです。「ホンモノ」は感動を伴い、人を集めます。
●これは戦略の問題です。戦略とは決心を伴います。「この道でいく」
という決心が必要となります。安易に目先の売上を追う姿勢には、戦略
はありません。儲からなければすぐにあきらめて他に移りますから。戦
略とは固定的で、成功するまでやめない覚悟を伴ったものをいうのです。
――――――――――――― 今日はここまで (^o^) ―――――――
■■■ちょっと一言
それにしてもイザットハウスはすごかったです。今後、一戸建てをお考
えの方は、一度話を聞いてみられたらいかがでしょうか。と宣伝しても
私には一銭も入りませんけど…。^_^;
このプレゼンは、全国にFCを作ろうとしている同社の戦略推進の一環
です。興味のある方は、こちらをどうぞ。
イザットハウスのサイト http://www.izzat.co.jp/
私も儲かったら考えようっと。(^0_0^)
|