時代のキーワード「萌え」、03年の関連市場は888億円

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日経MJを読み解く!

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 ◆◆◆ 日経MJに見るマーケティングの戦略・戦術 774号 ◆◆◆

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      〜〜〜【マーケティング 今日のポイント】〜〜〜
         新しい文化や言葉を理解しているか。
      なるべく体験的につかんだ方が実際に使える。
  
      〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 ━━━━━━━━━━━━━ 2005年1月9日付日経MJより ━━━━
 □■□  本日の注目記事(16面)
 ■□■  時代のキーワード「萌え」    “萌え用語”広がる
 □■□     2003年の関連市場は888億円(浜銀総合研究所)
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 今日は、萌えビジネス参入のため、また職場に進出する「萌える人々」
 を理解するため、「萌(も)え」を学ぼうという記事です。

 ■「10代の女性たちがキティちゃんをみて『かわいい!』と言うのと、
  意外にもほとんど同じなんです」

 ■「かわいい、守ってあげたいという身もだえするようないとおしさ。
  男らしさの対極にある母性的な情熱が萌え」

 ■萌えの周辺用語も脚光を浴びている。代表格が「属性」。萌える心理
  を分析した時の要素の1つ1つのことで、たとえば「幼なじみ」「メ
  イド」「ネコミミ」などがある。

 ■‥‥「背景にサブカルチャーを持つ40代前後より下の世代にとっては、
  萌え用語が共通言語になる可能性が強くある」(秋月助教授)。

 ■こうした世代に浸透してコンテンツや商品・サービスなどで思わぬヒ
  ットを生むヒントにもなる萌え用語。

           とのこと。それで、↓↓↓

  ────── ∞ ────── ∞ ────── ∞ ───────

  ナルホド、ナルホド … ピンと来た!(^o^)
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 ●確かに最近、「萌え」という言葉を目にすることが増えてきたとは感
  じていましたが、2003年の関連市場が888億円で、しかもさらに広が
  る気配を見せているとのこと。無視できなくなってきました。

 ●といっても、特に中高年世代にとってはどうにも理解しにくいもので
  す。キティちゃんをみて「かわいい!」と言うのと同じだといわれて
  も、その感覚がわからない・・・

 ●しかし、「わからない」では前に進まないなので、中高年を代表し、
  私自身の歴史を振り返って、自分の中の母性的な情熱が心に湧いた瞬
  間を思い出す努力をしてみました。

 ●そういえば、子供が生まれたときには、「かわいい。俺がこの子を守
  り、育てていかねば」とおぼろげながら感じたものです。「厳しくし
  つけてやろう」という父性より、母性の方が強かったと思うのです。

 ●しかし、どうも「萌え」とは違うような・・・。こういうリアリティ
  は「萌え」には感じられません。もともとオタク層が使っていた言葉
  だそうですから、もっと幻想的です。

 ●さらに歴史をさかのぼると、そういえば私、中〜高校生の頃の一時期、
  少女漫画を読んでいたことがあったのです。少年誌と並行して、少女
  漫画のいくつかを読んでいました。

 ●タイトルを覚えているのは『キャンディキャンディ』だけですが、そ
  の他にもいくつか読んでいました。どうもそのときのヒロインに対す
  る自分の思い入れが「萌え」に近いのではないかと思えてきました。

 ●記事に「萌えって、何」と聞かれたメイド喫茶のメイドさんの1人が
  「友達以上恋人未満の好意」と答えている写真が掲載されていますが、
  男女の愛憎劇などとは一線を画した、幻想の世界がそこにあります。

 ●例えば、先の『キャンディキャンディ』に出てくるキャンディという
  名の主人公の少女が、メイドになったり、妹になったり、あるいは商
  品のナビゲーター役を務めてくれたりするなど、いろんな場面で登場
  すれば、若い頃の自分をひきつけることは想像できます。

 ●現実には存在しない漫画的な少女が、現実を知らない若い男子の前に
  現れる。そのとき、男子の側の心に引き起こされる「かわいい、守っ
  てあげたい」という感情が「萌え」なんですね。

 ●この「萌え」から派生して「萌え」市場が形成されてきているわけで
  すが・・・。これはかなり日本にとって危うい市場ではないでしょう
  か。「男」が少数派となり、「オタク」が増え、ますます少子化が進
  むのではないかとも感じます。

 ●ただ、売る側から見れば無視できないでしょう。記事に「オタク色が
  薄まれば、“ギャル”が使うようになるだろう」との尚絅学院大学、
  秋月高太郎教授の言葉もありますので、そうなることを祈ります。そ
  ちらの方が、まだ健全だと思いますから。

 ●さて、このように日本というのは新しい文化や言葉が次々と生まれて
  くる面白い国です。ただ、それを理解するのに辞書的な意味だけを押
  さえても、まったく使えません。自分の感性と結びつけて、生きた知
  識として活用するようにしてください。

 ───────────── 今日はここまで (^o^) ──────

 ■■■ちょっと一言

 連休はいかがでしたか? 私はたまった仕事を片付けるつもりだったの
 に、不覚にも風邪を引いてしまいました。

 約2年ぶりだと思いますが、38度台の熱を出し、7日の土曜日はほとん
 ど寝て過ごしました。おそらく正月明けに気持ちが緩んだまま、寒い事
 務所で仕事をしたのが原因と思われます。

 なんとか8〜9日には回復し、少し仕事をしたのですが、健康を損なう
 と生産性が一気に落ちるということを再確認しました。あなたもぜひ、
 気をつけてください。

 今週末あたりは、ずい分暖かくなるようです。草木が「萌え」る春が待
 ち遠しいですね。(#^.^#)

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