タマノイ酢、チームで動き新商品を相次いで共同開発

北は北海道から南は九州・沖縄まで、売り上げアップの専門家が在籍。↓

マーケティングサポーターズクラブ(MSC)

日経MJを読み解く!

 〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓 2005年12月8日 〓〓〓〓〓〓 

 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

 ◆◆◆ 日経MJに見るマーケティングの戦略・戦術 758号 ◆◆◆

 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

      〜〜〜【マーケティング 今日のポイント】〜〜〜
          営業部門が単独で動いていないか。
     マーケティングには全社員が関わらねばならない。
  
      〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 ━━━━━━━━━━━━━ 2005年12月7日付日経MJより ━━━━
 □■□  本日の注目記事(5面)
 ■□■   新商品を相次いで共同開発     タマノイ酢 
 □■□      商品ごとにチームを編成して取り組む
 ────────────────────────────────

 今日は、酢を使った飲料(ビネガードリンク)の市場拡大を追い風に個
 性的なマーケティングを展開するタマノイ酢に関する記事です。

 ■「(取引先と当社の)担当者レベルだけでなく、トップ同士をつなげ。
  (社内の)営業だけでなく、研究開発など横の組織にもつなげ」。

 ■従来は営業担当者が取引先の要望を聞き、社内に戻って他の部門と相
  談していた。新体制では企画、研究開発、営業など各部門の担当者が
  チームを組み、一緒に取引先に出向いて相談を受け、商品を提案する。

 ■構成員は2人だけの小チームから20人規模の大チームまで様々、期間
  も2ヵ月程度の短期から1年程度の長期まである。

 ■攻めの営業とチームによるトータルサポートの連携が、取引先の拡大
  に寄与している。

           とのこと。それで、↓↓↓

  ────── ∞ ────── ∞ ────── ∞ ───────

  ナルホド、ナルホド … ピンと来た!(^o^)
  ⇒ マーケティングのヒント ⇒ 自分で早速やってみよう!


 ●商品開発では、まったくの無から有を生み出すということはありませ
  ん。必ず、何かと何かを組み合わせるという作業を行います。組み合
  わせ方は無限といってよいでしょう。

 ●それなのにしばしば、商品開発が進まない、という事態が発生します
  が、これは、開発メンバーが少なければ少ないほど起こりやすくなり
  ます。

 ●例えば、あなたが1人で何かの商品を企画開発するとします。1つ目、
  2つ目はできるかもしれません。しかし、100個、1000個と作れるで
  しょうか。よほどアイデアマンで、かつ多分野の知識が無い限り、難
  しいでしょう。

 ●タマノイ酢は、2003年の秋まで、営業担当者1人が取引先の要望を聞
  き、社内に戻って他の部門と相談する体制でした。これだと、せっか
  く取引先から生のニーズを得ても、アイデアが湧きにくいうえに対応
  スピードも遅くなりそうです。

 ●その後、同社では、企画、研究開発、営業の担当者がチームを組み、
  取引先に出向く体制に変更しました。こうすると、どういうことが起
  こるでしょうか。

 ●まず、取引先に誠意が伝わります。「タマノイ酢は、当社とのビジネ
  スに真剣に取り組んでいる」と思うでしょう。会社の姿勢に対して評
  価が高まるのです。

 ●その結果、取引先の方も真剣に臨むことになります。なんとしても良
  い商品を生み出したいという意欲を引き出せるのです。そして、その
  相手と共に、企画、研究開発、営業の担当者がそれぞれ意見を述べて、
  アイデアを形にしていきます。

 ●記事によれば、「はちみつ黒酢のど飴(あめ)」をタマノイ酢と共同
  開発した扇雀飴本舗は、同社に感謝し、タマノイ酢の商品である「は
  ちみつ黒酢ダイエット」に似た商品デザインで結構だと譲歩したとの
  こと。

 ●さまざまな分野の人がチームで動くと、何かを創り出すにあたっての
  スピードが増すと同時に、互いの心に感謝の念まで生み出すようです。
  「自分1人ではできなかった」という思いが沸き起こるのでしょう。

 ●あなたの会社では、異なる部門の人同士が共に動くということがあり
  ますか。つい、営業は営業、生産は生産、本部は本部などと、狭い範
  囲で固まってしまっていませんか。

 ●人間の習性として、そうなってしまうのはしょうがありません。とす
  れば、タマノイ酢のように、会社方針にもとづいた体制を構築するこ
  とが必要です。マーケティングを成功させるのは、営業だけでも生産
  だけでもできません。全社が一丸となる体制を作りましょう。

 ───────────── 今日はここまで (^o^) ──────

 ■■■ちょっと一言

 過去2回、中国の青島から福岡に来られた政府関係者の皆さんに、日本
 企業の経営戦略のお話をさせていただきましたが、今度は大連から来ら
 れるとのこと。私は来週木曜日に講義をすることになっています。

 中国と日本は、政治的に必ずしもうまくいっているとは言えませんが、
 考え方は違えど、人間皆「豊かになりたい」というのは同じですから、
 経済的にプラスになりそうなら接近しますね。

 私は中国の古典が好きなので、いつもそういう方面の話をするのですが、
 前回は「三国志を知っているか?」と聞いたら「バカにするな」という
 感じの目でにらまれました。(^_^;)

 今回は懲りずに、「項羽と劉邦を知っているか」と聞いてみようと思っ
 ています。今、小説を読んでいて、とても面白いので。(#^.^#)

メールマガジンのご購読はこちら

現役中小企業診断士の勉強部屋 マーケティング資料室ホームへ