エバラ食品工業、「キムチ鍋の素」なべ物つゆで断トツ1位

北は北海道から南は九州・沖縄まで、売り上げアップの専門家が在籍。↓

マーケティングサポーターズクラブ(MSC)

日経MJを読み解く!

 〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓 2005年11月25日 〓〓〓〓〓〓 

 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

 ◆◆◆ 日経MJに見るマーケティングの戦略・戦術 749号 ◆◆◆

 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

      〜〜〜【マーケティング 今日のポイント】〜〜〜
        あなたはビッグチャンスを逃していないか。
        それは今、目の前にあるかもしれない。
  
      〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 ━━━━━━━━━━━━━ 2005年11月25日付日経MJより ━━━━
 □■□  本日の注目記事(3面)
 ■□■   ブームの兆しを的確にとらえる   エバラ食品工業  
 □■□      「キムチ鍋の素」2位を大きく引き離す
 ────────────────────────────────

 今日は、日経POSの「なべ物用つゆ」の8月1日〜10月末の販売実績
 で1位となった「キムチ鍋の素」のメーカー、エバラ食品工業に関する
 記事です。

 ■‥‥キムチへの注目度が一気に高まったのは98年ごろ。エバラが発売
  していた「キムチ漬けの素」は、キムチそのものだけでなくキムチ鍋
  を作るのにも使われ出し、品切れになるほどの売れ行きとなった。

 ■この動きにいち早く反応し、「キムチ鍋の素」を商品化。それと同時
  にテレビCMなどを大量に投下し、一気に販促をかけた。

 ■「味わってもらうことが最大の販促」(販売促進室の鈴木拡グループ
  リーダー)と考え、大鍋を使った試食イベントなども頻繁に開いてい
  る。

 ■2003年に「担々ごま鍋の素」、04年には「みそキムチ鍋の素」と辛口
  商品を相次いで投入し、定着させてきた。

 ■鍋のシーズンオフである夏には、ギョーザと組み合わせたメニューや
  「キムチクッパ」などの食事メニューを紹介。

           とのこと。それで、↓↓↓

  ────── ∞ ────── ∞ ────── ∞ ───────

  ナルホド、ナルホド … ピンと来た!(^o^)
  ⇒ マーケティングのヒント ⇒ 自分で早速やってみよう!


 ●8月1日〜10月末という、鍋シーズンに入る前のデータをもとにしたラ
  ンキングなので、冬場はまた違ってくるでしょう。しかし、それにし
  てもエバラ食品工業「キムチ鍋の素」はずば抜けています。

 ●記事によれば、千人当たりの販売金額は、1位の同商品が126円なの
  に対し、2位のダイショー「キムチ鍋スープ」は61円、3位のヒガシ
  マル醤油「よせ鍋つゆ」は34円です。10位にエバラ「担々ごま鍋の素」
  が26円で入っています。

 ●同商品がヒットした最大の要因は、うまくブームに乗ったということ
  でしょう。もともと同社が販売していた「キムチ漬けの素」の売れ行
  きがかなり良かったことから、「キムチ鍋の素」を商品化し、大々的
  に販促をかけました。

 ●簡単に見えるこの動きが、普通の経営者にはなかなかできません。チ
  ャンス到来と感じても、「もう少し様子を見てから」と販促費を抑え
  てしまい、タイミングを逃してしまいます。

 ●同社は、「テレビCMなどを大量に投下」し、「店頭での試食販売を
  全国展開」することで、同商品の知名度を一気に高めました。ココと
  いうところに戦力を集中して投入したのです。

 ●また、同社は鍋物つゆを冬だけの商品にしませんでした。それが、今
  回のランキングで圧倒的1位となれた理由です。「キムチ鍋の素」を
  使った夏用の料理も提案しています。

 ●ポイントは、超具体的に提案することですね。人は、漠然とした指示
  に対しては動きが鈍くなります。「キムチ鍋の素は、いろいろな料理
  に使えます」と言われても、「そうなのか」とは思いますが、次の行
  動が起きません。

 ●同社は、「キムチクッパ」「冷やしうどん」などのメニューを具体的
  に提示することで、消費者の購買行動を促したのです。それによって、
  主婦は夏の間も同商品を忘れることはありませんでした。

 ●勝負どころでは一気に市場に攻め込み、一過性のものに終わらせない
  ために地道な提案を欠かさなかった結果が、今回のランキングに現れ
  ました。健康ブームにも乗って、この勢いはまだまだ続きそうです。

 ●さて、あなたはこれまでに、ビッグチャンスを逃していませんか。一
  気にやるべきところをやらず、戦力の逐次投入をしてしまい、そこそ
  この結果で終わってしまう人が多いのです。

 ●勝算あり、と判断した場合に勇気を奮って行動できるかどうかがポイ
  ントです。なぜ動けないかというと、「失敗する可能性」におびえて
  しまうからです。それでは一生、大きな仕事はできないでしょう。

 ●チャンスは目の前に何度となく現れます。まず、それに対して敏感に
  なること。「勝てる!」と思ったら果敢に行動することが大切です。
  それができなければ、いくらマーケティングを勉強してもしょうがあ
  りません。

 ───────────── 今日はここまで (^o^) ──────

 ■■■ちょっと一言

 ホークスがリーグ優勝を2年連続逃したのは残念でしたが、アビスパ福
 岡がJ1に復帰する! ということで、福岡は盛り上がりを取り戻した
 ようです。これで来年は、野球とサッカー、両方が福岡の人の日々の話
 題となるでしょう。

 それに加えて、福岡市はオリンピック誘致もがんばっています。これは
 ライバルが強力なのでどうなるかわかりませんが、こういうことに手を
 挙げるだけでも活気づきます。いけいけどんどん! ですね。 

 ともかく、福岡人気質には積極性があふれています。ボンヤリしている
 私に、とても良い刺激を与えてくれる街です。

 さて、今日はJMMO(日本マーケティングマネジメント研究機構)の
 勉強会に参加してきます。(#^.^#)

メールマガジンのご購読はこちら

現役中小企業診断士の勉強部屋 マーケティング資料室ホームへ