備長扇屋、「焼師(やきし)」導入で活性化

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日経MJを読み解く!

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 ◆◆◆ 日経MJに見るマーケティングの戦略・戦術 698号 ◆◆◆

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      〜〜〜【マーケティング 今日のポイント】〜〜〜
       社員がつい目指したくなる目標像はあるか。
        それさえ示せば、社内は活性化する。

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 ━━━━━━━━━━━━━ 2005年9月7日付日経MJより ━━━━━
 □■□  本日の注目記事(15面)
 ■□■   「焼師(やきし)」導入で活性化  扇屋コーポレーション
 □■□       顧客にも一目で資格者がわかり、士気向上 
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 今日は、社内資格の導入で味の標準化と士気向上を狙う、居酒屋チェー
 ン「備長扇屋」に関する記事です。

 ■焼師の資格は03年9月に導入した。店舗増により、店舗間の技術力に
 開きが目立ち始めたのがきっかけだった。

 ■初級の認定を受けるには、計36本を20分以内に一定の水準で焼き上げ
 る必要がある。

 ■店舗内のボードに「本日の焼師」として名前を紹介。

 ■コンテスト出場者は焼師上級として、「焼匠(やきしょう)」の称号
 が与えられる。通常の店員は黒Tシャツで勤務しているが、焼匠には赤
 地にオレンジ色で焼匠と書かれたTシャツが用意される。

 ■‥‥「顧客が一目で分かるようにすることで、技術向上意欲はさらに
 高まる」(並松部長)。

           とのこと。それで、↓↓↓

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  ナルホド、ナルホド … ピンと来た!(^o^)
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 ●最近は、社内資格を導入する企業が増えました。公的な資格は個別の
 企業にとって「帯に短したすきに長し」で、役に立ちそうで立たないと
 いう点があり、大手企業では独自に作る動きが活発です。

 ●しかし、社内資格というのは、社員からは冷めた目で見られがちです
 ね。昔のように、多くの社員が一生この会社に勤めようと思っていた時
 代ならまだしも、現代は転職する人がずい分増えたので・・・

 ●「社内資格などとっても、自分の人生の役に立つとは思えない」と考
 えてしまいます。やはり、個人の側は、国家資格など、対外的に知識や
 能力を持っていることを示せる資格の取得に熱心になります。

 ●では、どのような社内資格であれば、社員が意欲的に取得を目指すよ
 うになるでしょうか。

 ●ひとつは、その取得に向けてがんばることが、仮に後々転職したり、
 独立したりした場合でも、役立つことでしょう。単なる知識でなく、技
 能を身につける類のものは好まれます。

 ●また、資格の取得が現在の顧客からの高い評価につながる場合も、や
 る気が出てきますね。名刺やプロフィール、会社のパンフレットなどに
 印刷されると意欲が湧いてくるでしょう。

 ●居酒屋チェーン「備長扇屋」を運営する扇屋コーポレーションでは、
 店舗間の技術力の差をなくすために、社内資格を導入しました。技能の
 習熟を目的としたものなので、これを利用して腕を磨けば、社員は将来
 自分の焼鳥店を持てるかも、とがんばると思います。

 ●同社の制度が秀逸なのは、初級・中級・上級とランクを設け、上級者
 には「焼匠」の称号を与えて、それが顧客から一目でわかるTシャツを
 着させるようにしたことです。

 ●これは誰の目にもはっきりとわかり、本人も誇りを感じることでしょ
 う。おそらく、上級者の何人かはこれで自信をもって、将来独立するこ
 とでしょうが、それで優秀な人材が抜けるより、他の社員がやる気にな
 る効果の方が高いと思います。

 ●次から次に優れた焼き手が出てくれば、顧客からの評判もよくなり、
 店舗網も拡大できます。とても単純なことですが、「焼匠」の文字の入
 った赤いTシャツが、この社内資格を光り輝くものとしています。

 ●士気の向上を図りたいとは、どの会社の経営者も考えることですね。
 これは、社員の目標が明確になれば果たせます。しかし、「何を目標に
 したらよいかわからない」という人間の方が多いのです。

 ●ならば、会社の方から、とても明確な目標を与えてみてはいかがでし
 ょうか。つい達成したくなるような目標です。備長長屋の赤いTシャツ
 に代わるものは、あなたの会社では何でしょうか。人事制度をいじるよ
 り、そちらをはっきりさせる方が士気向上への近道かもしれません。

 ───────────── 今日はここまで (^o^) ──────

 ■■■ちょっと一言

 昨日は貿易関係のことで調べものをしていたのですが、日本にとっての
 最大の貿易相手国をご存知ですか?

 アメリカではありません。中国です。

 2003年まではアメリカだったのですが、2004年、ついに中国がトップと
 なりました。日中間の輸出入の総額は約22兆円。これはまだまだ伸びる
 でしょう。

 両国の間では、特に政治の面で摩擦が大きいですが、経済でこれだけ結
 びつきが強いと離れるわけにいきませんから、なんとか仲良くする方法
 を考えるしかないですね。

 世界は、政治でひとつになるのは難しいですが、経済ならば可能です。
 豊かになりたいというのは人類共通ですから。貿易商というのもやりが
 いのある仕事だなぁ、とふと思いました。(#^.^#)

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