焼肉屋さかい、シニア向け郊外喫茶店「元町珈琲」成功

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日経MJを読み解く!

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 ◆◆◆ 日経MJに見るマーケティングの戦略・戦術 678号 ◆◆◆

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      〜〜〜【マーケティング 今日のポイント】〜〜〜
         事業のヒントはあなたの中にある。
       己を知ることこそ、勝利への第一歩なのだ。

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 ━━━━━━━━━━━━━ 2005年8月10日付日経MJより ━━━━━
 □■□  本日の注目記事(15面)
 ■□■   シニア向け郊外喫茶ヒット      焼肉屋さかい
 □■□    50歳以上の中高年を強く意識した「癒やし空間」 
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 今日は、米国産牛肉の輸入禁止で苦戦を強いられている焼肉屋さかいが、
 喫茶店をオープンして繁盛させているという記事です。

 ■平均月商は予算の700万円を上回り、1千万円前後に達している。

 ■ゆったりした店内でくつろぐ客の多くは近所の主婦仲間、子育てを終
 えた熟年夫婦といった中高年たちだ。

 ■平日は1時間3千円、週末は同5千円で貸し切りに応じており、近隣
 のPTAの集まりやゴルフ大会の表彰式などの会場になっている。

 ■50歳以上が約3割を占める半径2キロの商圏から週3回来店してもら
 うのが目標で、価格も来店頻度を高めることを最優先して設定した。

 ■一杯抽出するのに平均的な喫茶店の約1.5倍に当たる豆15グラムを使
 っているが、コーヒーメニューは1杯480円までに抑えている。

           とのこと。それで、↓↓↓

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  ナルホド、ナルホド … ピンと来た!(^o^)
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 ●本業が苦しくなってきた場合、それを立て直す方策を考えつつ、新規
 事業も模索することになりますね。焼肉屋さかいの場合、米国産牛肉が
 使えないという事実は変えようがなく、新規事業として喫茶店を始めま
 した。

 ●記事によれば、同社会長兼社長の坂井さんは1948年生まれで、今後数
 年間、大量に定年退職する団塊世代に属しています。自分の世代の人た
 ちが望むものは何かと考え、シニア向けの喫茶店を思いついたようです。

 ●事業を考える場合、まずターゲットを設定しますが、「自分をターゲ
 ットにする」、つまり自分が望むことを事業化するのも良い方法です。
 世の中には、必ず自分と同じニーズを持つ人たちがいるはずですから。

 ●焼肉屋さかいが手がけた喫茶店には、「24席の座敷」もあるとのこと。
 コーヒーは西欧から伝わったものですから、普通の喫茶店ではテーブル
 でイスに腰掛けて飲むようになっていますが、同店では畳の上でおいし
 いコーヒーが飲めます。

 ●食事のついでのコーヒーではなく、コーヒーがメインの店で、畳の上
 で飲める店はまず無いでしょう。しかし、昔の日本の家庭で、団塊の世
 代がコーヒーを飲み始めた頃は、皆、畳の上だったのです。

 ●思い起こせば30数年前、私の上の兄が初めてサイフォンを買ってきて
 コーヒーを入れた場所も、私の実家の茶の間でした。家族そろってコー
 ヒーを飲むというのは、一家団欒を象徴する光景だったといえます。

 ●坂井社長は、そのような昔を思い出したのかもしれません。1人1台
 の携帯電話を持ち、バラバラになっていく現代人に一抹の寂しさを感じ
 る中高年世代が「癒やし空間」を求めていると考えたのでしょう。

 ●そのアイデアをもとに作られた同社の店「元町珈琲」1号店は、坂井
 社長の思惑どおりに繁盛しています。中高年だけでなく、「幼児を連れ
 た家族客」も訪れているとのこと。

 ●また、近隣のPTA等の集まりなどにも利用されており、つまりここ
 は、人と人のふれあいの場になっているわけですね。1人で静かにコー
 ヒーを飲んで過ごすという雰囲気の店ではないと思います。

 ●コーヒー1杯が380円ということで、スターバックスなどに慣れた人
 にとっては高い感じがするでしょうが、その分、品質がかなり良いよう
 です。このあたりも、値段が高くてもそれに見合う品質があれば満足す
 る中高年に受けています。

 ●さて、新規事業を始めるに当たっては、「本当にこの商品に対してニ
 ーズがあるのか」と不安になりますね。大きな企業なら市場調査を実施
 するなど理詰めに進められますが、中小零細ではなかなかそうはいきま
 せん。

 ●しかし、自分の中にあるニーズだけは確実です。自分が感じているわ
 けですから。ただ、忙しい中で、せっかく「こんなものがあれば」と思
 いついても次々に捨て去られているのです。

 ●あなたの中に、あなたの過去に、事業のヒントはあります。それを掘
 り起しましょう。追いつめられたときほど、外よりも内を見つめなおす
 ことが大事です。

 ───────────── 今日はここまで (^o^) ──────

 ■■■ちょっと一言

 またまた長崎の話題で恐縮ですが、昨日、甲子園で、長崎県の代表であ
 る清峰高校が、愛知県代表で春の大会の優勝校でもある愛工大名電を破
 るという快挙? を成し遂げ、驚きました。

 1981年、県立長崎西高校が甲子園に出場した際、愛工大名電の工藤投手
 (現在、ジャイアンツにいる、あの工藤です)にノーヒットノーランを
 やられたことが、私の記憶に鮮明に残っています。

 「相手が愛工大名電じゃぁ、今年も初戦敗退か」と思いましたが、やは
 り勝負ごとは何が起こるかわかりません。

 確か、甲子園で優勝校を出したことが無い都道府県が全国に3つくらい
 あって、長崎県はその1つなのです。なんとか県民の悲願を達成して欲
 しいものです。サッカーは国見が強いんですけどねぇ。

 ところで、清峰高校って、私、今回初めて知りました。長崎でもあまり
 知られていないようです。鮮烈なデビューでした。(#^.^#) 

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