セブンイレブンジャパン、「当たりくじ」が静かなヒット

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日経MJを読み解く!

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 ◆◆◆ 日経MJに見るマーケティングの戦略・戦術 621号 ◆◆◆

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      〜〜〜【マーケティング 今日のポイント】〜〜〜
            人を喜ばせるということ。
      これは天がすべての人に平等に与えた能力だ。

      〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 ━━━━━━━━━━━━━ 2005年5月20日付日経MJより ━━━━━
 □■□  本日の注目記事(3面)
 ■□■ 「当たりくじ」が静かなヒット セブン−イレブン・ジャパン
 □■□     コンビニの売り場にもアミューズメント性を 
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 今日は、「1枚、500円のスクラッチカードを買って、1等から8等ま
 での商品が当たる」くじを導入したセブン−イレブン・ジャパンに関す
 る記事です。

 ■はずれ無しで必ず何か当たる仕組みに加え、毎月キャラクターが変わ
 る新鮮さが受け、すでに累計で150万個以上も販売した。

 ■‥‥「大事なのは1等よりもむしろ下の等級の商品の選び方」と高沢
 さんは語る。

 ■この下の等級の商品には何個当たっても困らない食器やハンドタオル
 などを用意しないと消費者にはすぐ飽きられてしまうからだ。

 ■‥‥当たりくじを始めたことで何が子供たちに人気なのかということ
 が加盟店にも伝えやすくなった。

           とのこと。それで、↓↓↓

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  ナルホド、ナルホド … ピンと来た!(^o^)
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 ●昨日は、ミレニアムリテイリングが「エンターテインメント性」を高
 めるように努力しているという記事をご紹介しましたが、今日はセブン
 イレブンが「アミューズメント性」を加えようとしている記事です。

 ●辞書で調べてみると、両方とも「娯楽」という意味でした。ただし、
 「エンターテインメント」には「宴会」「余興」等の意味もあります。
 大勢の人が一緒に楽しむという感じでしょうか。

 ●百貨店のような大規模な店舗では、宴会や余興的なイベントもできま
 すが、小規模店には難しいですね。でも、お客を楽しませるという考え
 さえ根本にあれば、何かできます。

 ●セブンイレブンでは、1人や小規模で楽しむ方の「アミューズメント」
 に力を入れることにしました。その具体策として、当たりくじを導入し
 たのです。

 ●記事によれば、キャラクターは、ポケモン、仮面ライダー、ドラえも
 ん、くまのプーさん、チャーミーキティなど。500円のくじで、1等は
 ハンドミキサーなどの5千〜6千円相当の商品が当たるそうです。

 ●しかし、くじを考えた高沢邦仁(32)さんは、「むしろ下の等級の商
 品の選び方」が大事だと言います。くじですから、1等・2等は滅多に
 当たりません。「はずれ無し」と言っても、大多数は下位の等級が当た
 ります。

 ●この、7等・8等を引いた人たちがリピーターにならないようではダ
 メなんですね。500円も払っているわけですし、納得できる商品と引き
 換えてあげなければいけません。

 ●いくら好きなキャラクターの絵がついていても、メインターゲットの
 中高生が普段使わない商品では、失望感が強く、「どうせまた7等か8
 等だし、つまらない」となってしまいます。

 ●1度やった人に、またチャレンジしたいと思わせるような商品を選択
 する・・・。高沢さんは「何個当たっても困らないもの」を下位等級の
 商品としています。

 ●また、この当たりくじは、市場調査も兼ねています。なかなか大人に
 は、どのキャラクターが子供たちに人気なのかわかりません。記事によ
 れば、コンビニでは「玩具売り場」の品ぞろえが難しいとのこと。狭い
 スペースにわずかな売れ筋を見つけて並べるのは大変でしょう。

 ●しかし、くじを導入したことで、何が人気か、つかめるようになり、
 玩具の売り上げが伸びたそうです。お客が楽しみ、売り上げも伸び、調
 査にもなるという当たりくじ。記事には「静かなヒット」とありますが、
 なかなかすぐれた試みだと思います。

 ●さて、昨日は百貨店で「お客を喜ばせる」お話でしたが、コンビニの
 ような小さなスペースでも、工夫次第でお客を喜ばせるイベントを展開
 できるということがわかりましたね。

 ●百貨店だからできる、コンビニだからできる、ということではありま
 せん。人を喜ばせることは、人間ならば誰にでもできることです。赤ち
 ゃんでもですよ。あなたがその方面に頭を使うか、使わないか、その一
 点にかかっています。「売れる仕組み」はそこから生まれるのです。

 ───────────── 今日はここまで (^o^) ──────

 ■■■ちょっと一言

 1面に、しまむらの藤原秀次郎会長(64)と、野中正人新社長(44)に
 対するインタビュー記事が掲載されていますね。

 「社長は一回り高いところから物事を見る。何のためかといったら、物
 事の本質や問題点を的確に把握するためです」

 と、藤原会長が言っています。社長業というのは、大きな円の中心にい
 ながら、しかも自分の主観からのみでなく客観的に見るために、高い位
 置にいることが大切です。円すいの頂点にいるような感じですね。

 ただ、小さな会社では、社長もつい目の前のことが気になって、藤原会
 長のような視点をなかなか持てません。

 時々、ヘリコプターに乗って自社を見るようにすることが必要です。外
 部の人間(経営コンサルタントなど)に自分のもう1つの目になっても
 らうのもよいと思います。本質を見る機能を自分の中に持ちましょう。

 さぁ、週末ですね。今週もバリバリ・・・、仕事をします。(^_^;)
 あと少しで、新しいホームページが完成します!

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