JTB、新規事業は顧客企業への販促支援

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日経MJを読み解く!

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 ◆◆◆ 日経MJに見るマーケティングの戦略・戦術 614号 ◆◆◆

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      〜〜〜【マーケティング 今日のポイント】〜〜〜
             顧客こそ資産である。
         あなたは大切に管理しているか。

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 ━━━━━━━━━━━━━ 2005年5月11日付日経MJより ━━━━━
 □■□  本日の注目記事(9面)
 ■□■   旅行・イベントを媒体として活用   JTB
 □■□     顧客企業のマーケティング活動を全面的に支援する 
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 今日は、新規事業を立ち上げたJTBの法人・団体営業部門に関する記
 事です。

 ■「バスを降りて観光する際にお試し下さい。すぐに温まりますよ」。
 2月上旬、中国からの訪日旅行客グループ計約千人に、観光バス車内で
 白元(東京・台東)の使いきりカイロ「ホッカイロ」が手渡された。

 ■白元は「旅行者の口コミによる宣伝効果にもつながった」(プロダク
 トマーケティング部)と一定の評価を下す。

 ■‥‥3月には南アフリカ観光局から日本人観光客の誘致キャンペーン
 を請け負った。都内の動物園と組み、ゾウなどの野生動物を観察しなが
 らクイズに答えるイベントを実施。

 ■「消費者とのコミュニケーションなど旅行ビジネスで培ったノウハウ
 を最大限に生かしたい」。小里副事業部長は話す。

           とのこと。それで、↓↓↓

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  ナルホド、ナルホド … ピンと来た!(^o^)
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 ●団体旅行はどんどん減っています。記事によれば、JTBにおいても、
 「1990年度には5千億円を超えたが、2003年度には3440億円まで減少」
 したとのこと。3割以上減っています。

 ●企業は環境適応業です。人が団体旅行を好まず、個人旅行にシフトす
 る中で、法人・団体営業部門としてはどう生き残りを図るか。こんなと
 き、まずは既存顧客がどんなニーズを持っているかを探ることが大切で
 す。

 ●顧客こそ、本当の資産なのです。売る商品は年々変化しますが、顧客
 さえガッチリつかまえて信頼を得ておけば、そのニーズやウォンツに合
 わせていろんなものが売れるのですから。

 ●記事には書いてありませんが、白元はJTBの団体旅行の顧客なので
 しょう。「白元は今年から中国でホッカイロの本格販売を始めた」そう
 ですが、それに対してJTBが提案したのが、中国人旅行客に対して白
 元のカイロを渡して使ってもらうという試みでした。

 ●同社は、団体旅行を「媒体」として活用することにしたわけです。旅
 行そのものでは旅行者から代金を得、その旅行を企業の販促支援に活用
 することで企業からも販促支援料をもらいます。一粒で二度おいしいと
 いうやり方ですね。

 ●団体旅行では、その旅行の成否を決める大きな要素に、ツアー添乗員
 と旅行客との間でのコミュニケーションがあります。旅行者にどう働き
 かけたら盛り上がるか。JTBの重要なノウハウのひとつです。

 ●そのベースには、同社が長年培ってきた企画力があります。ツアーの
 裏方が、どうすれば旅行者が喜び、リピート注文してくれるかと考えて
 旅行やイベントを創造してきたからこそ、添乗員が生き、新サービスで
 あるマーケティング支援もできるのです。

 ●既存客の要望の変化、あるいは別の要望をしっかりととらえ、そこに、
 ちょっと形を変えて自社の強みをぶつけています。環境適応はこのよう
 にやっていくのです。

 ●JTBは、まずは既存客を対象に新サービスを提案し、しっかりと受
 注を取って実践経験を積み重ねながら、新規客(例えば南アフリカ観光
 局)も確保するという動きをしています。着々と事業を拡大していくこ
 とでしょう。

 ●さて、あなたは顧客を資産として見ているでしょうか。既存顧客が求
 めているものを情報として記録していますか。ビジネスチャンスという
 のはそこから発見されることが多いものです。

 ●もしも、JTBの団体旅行のように、既存商品がニーズに合わなくな
 ってきつつあるなら、他に提供して喜ばれるものはないか、探しましょ
 う。団体旅行にこだわるより、はるかに喜ばれます。

 ●あなたはいつまでも既存商品(例えば、団体旅行)にこだわっていま
 せんか。「うちは団体旅行ひと筋だ」と言って滅んでいく道を選ぶか、
 顧客こそ資産だと考え、その資産の有効活用を考えるか。あなた次第で
 す。

 ───────────── 今日はここまで (^o^) ──────

 ■■■ちょっと一言

 創業以来、ずっと個人事務所でやってきたのですが、いろいろと仕事上
 の問題があるので、4月の下旬から法人(有限会社)設立作業をしてい
 ます。

 中小企業診断士なので、よく会社設立事務について独立前の方から質問
 されます。「それは行政書士さんに聞いてください」と言うのは簡単で
 すが、やはり自分でもちょっとしたアドバイスができる方がよいと思い、
 コツコツと自力でやっています。

 今までのところ、それほど難しくないという印象ですが・・・。会社に
 したあとの方が大変かもしれません。自由にお金が使えなくなりそうで
 すし。

 ちゃんとできたら、またご報告しますね。最低、あと1週間はかかりそ
 うです。(#^.^#)

 

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