「50代向け」の商品・サービスが若者に人気

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日経MJを読み解く!

 〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓 2005年4月15日 〓〓〓〓〓〓 

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 ◆◆◆ 日経MJに見るマーケティングの戦略・戦術 601号 ◆◆◆

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      〜〜〜【マーケティング 今日のポイント】〜〜〜
         ターゲットを絞るとイメージが伝わる。
       お客はそのイメージに引き寄せられるのだ。

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 ━━━━━━━━━━━━━ 2005年4月15日付日経MJより ━━━━━
 □■□  本日の注目記事(1面)
 ■□■  「50代向け」の商品やサービス登場  化粧品・旅行etc.
 □■□        高額・高質に若い世代が目をつける 
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 今日は、幅広い分野で、「50代向け」の高品質商品に人気が集まってい
 るという記事です。

 ■「50歳から」を明記した業界初の化粧品で、年間売上高70億円を超え
 るカネボウ化粧品の「エビータ」。実は40代以下の購入者が全体の2割
 を占める。

 ■‥‥JTBの高付加価値旅行専門店‥‥ 同店限定の50歳からの海外
 旅行「旅彩彩(たびさいさい)」に、30代からの問合せが絶えない。

 ■「50代」と銘打つことで消費者に高級感を訴え、商品単価を引き上げ
 られる。

 ■‥‥「年齢型マーケティング」の本質は年齢や世代ではなく、劣等感
 や優越感という微妙なツボを、客にもそれと悟らせないまま突く、高度
 だが過渡的な心理戦と言えそうだ。

           とのこと。それで、↓↓↓

  ────── ∞ ────── ∞ ────── ∞ ───────

  ナルホド、ナルホド … ピンと来た!(^o^)
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 ●記事によれば、2003年に日本の成人人口に占める「50歳以上」と「49
 歳以下」の比率が逆転したそうです。企業としては、お金を持っている
 この「50歳以上」の層を狙わない手はありません。

 ●中高年者は、以前は年寄り扱いされることを嫌う傾向がありました。
 だから、数年前までは、「50代向け」など中高年をターゲットにした商
 品を買わされることに抵抗感があったようです。それは社会の中で少数
 派だったからかもしれません。

 ●しかし、今や多数派。テレビの出演者を見ても、バラエティ番組です
 ら、40代後半から50代の人がずい分活躍しています。ビートたけし・タ
 モリ・明石家さんま(敬省略)など、年寄りだと思っている人はいない
 でしょう。マツケンサンバの松平健さんも50代です。

 ●今の50代は、日本では「若い人」の部類に入りつつあるのです。やせ
 我慢して30〜40代のフリをする必要は無くなりました。自分に合った商
 品やサービスを購入して快適ライフを送りたいと思う人が増えているこ
 とでしょう。

 ●で、「50代向け」を明確に打ち出した商品やサービスが次々と出てき
 ているわけですが、それらのものは消費者に、高級感やゆとり、明るさ
 をイメージさせています。

 ●記事の事例を1つ挙げれば、JTBの「旅彩彩(たびさいさい)」は、
 「ロンドン・パリ・ローマの各都市の一流ホテルにそれぞれ3連泊する
 11日間のコース」で「1人50万円前後」もする旅行プランです。

 ●これに「30代からの問い合わせが絶えない」のです。人生の中で経済
 的に最もゆとりがあり、肉体的にも若さがある50代。この層を狙った商
 品やサービスというだけで、とてもよいものというイメージができつつ
 あります。

 ●実は可処分所得が多く、時間的にも余裕があるという人たちは、50代
 だけでなく、若い世代の中にもいますね。40代のおひとり様、30代夫婦
 でもDINKS(ダブルインカムノーキッズ)など。

 ●この人たちは、「50代向け」の高額商品でも購入可能です。また、未
 婚の20代の娘が、母親と同じ高級化粧品を使ったり、両親とヨーロッパ
 旅行に行くのも十分可能ですね。自分が利用したいものを親にねだるこ
 ともあるでしょう。

 ●「50代向け」と対象を明確にすることで、高級イメージが生まれ、そ
 こに若い世代も引き寄せられているということなのです。ターゲットを
 絞る効果はこういう部分にも生じます。

 ●「50代向け」がヒットしているという今回の記事には、やはり環境が
 激変していると改めて感じさせられます。ちょっと前まで嫌われていた
 コンセプトなのですから。

 ●あなたは、どの層にターゲットを絞っていますか。そのターゲットは
 数年前と変化が見られませんか。いつまでも同じだと思っていたら大間
 違いです。確認作業が欠かせません。

 ●ターゲットを絞った際に派生するイメージを考えてください。「50代
 向け」→「高級」というようなものです。実は、そのイメージの方が重
 要なのです。それにお客は引き寄せられるのですから。書き出してみま
 しょう。
 
 ───────────── 今日はここまで (^o^) ──────

 ■■■ちょっと一言

 最近、つくづく思うのですが、大きく稼ぐ人は、世の中の「こうあるべ
 き」というルールを変えてしまいますね。既存の権威にまったく動じな
 いというか・・・。

 ソフトバンクの孫社長、楽天の三木谷社長、ライブドアの堀江社長など
 皆そうです。

 今は巨大企業となっているところでも、創業期のソニーは新しいものば
 かり作っていて「モルモット」と呼ばれ、ホンダが自動車を作った時に
 は確か「たかがバイク屋が」と言われていたとか。

 出る杭は打たれますが、それでも世の中に必要なら伸びていきます。逆
 に言えば、「大きく成長したいなら叩かれるようなことをせよ」という
 ことかも。

 ところで、これまた破竹の勢いで成長・発展している金森重樹さんが、
 新しく監修した本を出されるそうです。

 『常識の壁をこえて…こころのフレームを変えるマーケティング哲学』

 金森さんによれば、

 「ダイレクトレスポンスマーケティングのカリスマであり、成功哲学の
  第一人者である、ダン・ケネディの伝説の名著です。

  原著は、『ビジネス版悪魔の法則』という邦題で出版され、絶版にな
  った後もマーケターや経営者、成功哲学ファンの間では高く評価され、
  定価の10倍近いプレミアムがついて取引されてきました」

 とのこと。目次を見ると、かなり今まで言われてきたことが「ウソ」だ
 と主張しています。面白そうですよ。ぜひ、読みたいと思います。

 さて、週末はちょっくら東京へ行ってきます。仕事で。(#^.^#)

 

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