福岡トヨタ、「誘致管理」を徹底するトヨタ式カイゼン

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日経MJを読み解く!

 〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓 2005年2月7日 〓〓〓〓〓〓 

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 ◆◆◆ 日経MJに見るマーケティングの戦略・戦術 554号 ◆◆◆

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      〜〜〜【マーケティング 今日のポイント】〜〜〜
        あなたはお客と接する量を管理しているか。
     会えば会うほど、お客はあなたが好きになるのだ。

      〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 ━━━━━━━━━━━━━ 2005年2月7日付日経MJより ━━━━━
 □■□  本日の注目記事(7面)
 ■□■  「誘致管理」活動で防衛率を高める    福岡トヨタ
 □■□     顧客との接触を増やすために来店を促す 
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 今日は、獲得した顧客をつなぎとめるために「誘致管理」を行っている
 福岡トヨタに関する記事です。

 ■漏れなく質よくタイミングよく──。

 ■次の点検日の48日前には顧客一人ひとりにダイレクトメール(DM)
 を郵送。DMが顧客の元に着いた頃を見計らって3日後、来店を確実に
 するため電話をかける。

 ■20リットルのオイルをまとめて購入し、店で保管して必要に応じて交
 換するオイルのボトルキープというサービスもある。

 ■新車購入客向けの「ウェルカムサポート」制度は、点検やオイル交換
 といった30ヵ月先まで6ヵ月単位のサービスをまとめて提供する。正価
 の4割弱と優遇価格だ。

 ■ピット作業を伴う客の来店率はカイゼン前に5割弱だったが、7割ま
 で上がった。

           とのこと。それで、↓↓↓

  ────── ∞ ────── ∞ ────── ∞ ───────
 
  ナルホド、ナルホド … ピンと来た!(^o^)
  ⇒ マーケティングのヒント ⇒ 自分で早速やってみよう!


 ●記事によれば、新車1台を乗り続ける期間は、バブル期に平均約5年
 だったのが03年は7.5年になったそうです。つまり、次の車を購入する
 までの期間が延びたわけですね。なかなか新車が売れません。

 ●その分をどうカバーするか。当然ながら、購入客をフォローして次の
 買い替え(7.5年も先のことですが)も自店を利用してもらったり、点
 検やオイルなどを販売したりして、新車が売れない分を補います。

 ●そのために福岡トヨタが徹底して行っているのが「誘致管理」。「漏
 れなく質よくタイミングよく」やることで、機会損失を減らし、可能な
 限り最大の売り上げを確保するようにしています。

 ●どんどん新規客が増えた時代は過ぎ去りました。今は、新規客をリピ
 ーター、常連客に育てるという、顧客の育成をしっかりやれる企業が勝
 ち残る時代です。

 ●そのためには、とてもシンプルですが、「顧客との接触回数を増やす
 こと」が重要です。会う回数が多いほど、親密度、信頼感が増し、次も
 買ってくれる可能性が高くなるのです。

 ●福岡トヨタは、「ウェルカムサポート」制度により、新車購入の30ヵ
 月(つまり2年半)先まで優遇価格で点検等を行うことで、来店を促そ
 うとしています。

 ●「オイルのボトルキープ」はユニークですね。スナックなどにボトル
 キープをしていたら、ついその店に足を運んでしまいますが、それと同
 じ工夫です。オイルをボトルキープしたお客は、少なくとも1年に1回
 は、福岡トヨタへ出向くことになるでしょう。

 ●同社では、点検の48日前にDMを郵送し、着いた頃の3日後に電話す
 ることも徹底しています。DMを送付するだけよりも、点検を実施して
 もらえる確率がかなり高くなるからですね。

 ●同社はこのようにして、地道に顧客を育成しようとしています。しか
 もきちんとデータをとり、定期的に活動内容を見直し、さらなる「カイ
 ゼン」を図っていることでしょう。これが、世界のトヨタの姿なのです。

 ●さて、あなたは顧客と接する量を管理していますか。マーケティング
 で注目すべきなのは顧客接点です。今までに何回接したかというデータ
 はありますか。また、今後接する計画は立てられていますか。

 ●ただし、「ご挨拶で伺いました」とか、「近所に来ましたので」など
 と言ってお客を訪問するのは、かえって迷惑になり、逆効果になること
 があります。会ったことがプラスになるようにしなければいけません。

 ●そのためには、お客が喜ぶような企画を考えて案内したり、突然訪問
 しても、ポストにチラシを入れておくことだけをインターホン越しに伝
 えるにとどめて、気遣っていることを伝えたりする工夫が必要です。

 ●種を植えたら、地道にコツコツと肥料と水をやり続け、時期が来たら
 刈り取る。それで刈り取れなければ、畑やまく種を変え、また辛抱強く
 肥料と水をやり続ける・・・。このようにして顧客を育成できれば、あ
 なたの会社は永久に存続・発展していくことでしょう。
 
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