東ハト、物語マーケティングで躍進中

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日経MJを読み解く!

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 ◆◆◆ 日経MJに見るマーケティングの戦略・戦術 526号 ◆◆◆

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      〜〜〜【マーケティング 今日のポイント】〜〜〜
      あなたやあなたの会社の魅力は伝わっているか。
         表現の仕方次第で数段変わるのだ。

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 ━━━━━━━━━━━━ 2004年12月17日付日経MJより ━━━━━
 □■□  本日の注目記事(3面)
 ■□■   お菓子に物語性を持ち込んで躍進      東ハト
 □■□     「ベビネロ」は「ハバネロ」の幼年時代
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 今日は、日経POSデータ(11月8日〜12月5日)ジャガイモ系スナック
 売れ筋ベスト10で、3位「暴君ベビネロ」、9位「暴君ハバネロ」と2
 商品がランクインした東ハトに関する記事です。

 ■第一が、商品に「物語性」を持ち込んだこと。

 ■「ハバネロ」は「暴君」と呼ばれたローマ皇帝ネロをもじったネーミ
 ングを採用し、原材料の赤いトウガラシを擬人化したキャラクターを設
 定した。

 ■その結果、「暴君の人生を描くという物語を仕立て、シリーズ商品を
 登場させやすくなった」(丸山執行役員)。

 ■丸山氏は「キャラメルコーン」の刷新を通じ、「楽しく、話題になる
 ことが菓子には不可欠と痛感した」という。

           とのこと。それで、↓↓↓

  ────── ∞ ────── ∞ ────── ∞ ───────

  ナルホド、ナルホド … ピンと来た!(^o^)
  ⇒ マーケティングのヒント ⇒ 自分で早速やってみよう!


 ●人に何かを伝えるとき、例え話をするのは効果的です。聞く側の頭の
 中に具体的なイメージが広がり、「わかった!」という気になりやすい
 のです。

 ●作文の書き方でも、まず体験したことなどの事実を書き、その後に自
 分の意見を書くようにと習ったでしょう。意見は抽象的になりやすもの。
 その前に、具体的な体験を書いておく方が伝わりやすいわけです。

 ●売れる営業マンは、他のお客の成功事例話を豊富に持っており、売る
 相手や商品にふさわしいものを、頭の引き出しから取り出して話します。
 最初のうちは心を閉じていたお客も、「へー、そう」などと言い出し、
 主導権は自然と営業マンの側に移るのです。

 ●ポイントは、その事例を通して「喜怒哀楽」の感情が伝わるようにす
 ること。そうすれば、聞いている側も共感し、売る側と買う側がひとつ
 になります。一度そうなれば、お客が買う可能性は高まります。

 ●東ハトの執行役員、丸山さんは、「楽しく、話題になること」の重要
 性を語っています。食品関係者は「食べてみればわかる」と思いがちな
 部分があると思いますが、それだけでは不十分なんですね。

 ●「暴君ハバネロ」という商品名を初めて聞いた人は、「なんだそれ」
 と興味を引かれたことでしょう。ちなみに今回の売れ筋ベスト10にラン
 クインした他の商品を見てみると・・・

 ●「じゃがりこ」「良品100選 ポテトスティック」「おじゃが」「カ
 ラムーチョ」などです。「暴君ハバネロ」がいかに異色かがわかります
 ね。「楽しく、話題になる」ネーミングを考えた結果でしょう。

 ●実際にある世界一辛い唐辛子ハバネロを原料として使った商品なので
 すが、これに暴君ネロをかけることで、物語を生み出しました。擬人化
 という手法ですね。

 ●消費者には、食品としての「おいしさ」「食感」などの当たり前のイ
 メージに、暴君のイメージが加わって伝わります。このランキングはコ
 ンビニでの調査ですので、特に若い世代に受けているのでしょう。

 ●ホームページを見ると、東ハトがどのようにこの商品を売ろうとして
 いるかがわかります。知らない人が見たら、誰もお菓子の紹介とは思わ
 ないのでは。

 サイトはこちら⇒ http://tohato.jp/products/habanero/

 ●擬人化して物語を作り、「楽しさ」を加えて売る・・・。工夫すれば
 お菓子でも物語が作れるという、よい事例だと思います。

 ●さて、あなたは、あなたや商品、あなたの会社についての「物語」を
 語っていますか。会社案内を渡して終わりでは、ほとんど何も伝わりま
 せん。お客はそれが知りたいのに。

 ●どのような価値があり、何を語れば効果的なのか、よく掘り下げて考
 えてみましょう。おそらくあなたの魅力は、半分も伝わっていないので
 はないでしょうか。現代において表現力は、ことのほか大事です。あな
 たの物語を作ってください。

 ――――――――――――― 今日はここまで (^o^) ――――――

 ■■■ちょっと一言

 昨日、武田流軍学の中心とされる『甲陽軍鑑』を読んでいて、人間の歴
 史というのはホンのちょっとのことで大きく変わったかもしれないこと
 が多いと、改めて感じました。

 織田・徳川連合軍と武田勝頼が戦い、武田が滅ぶきっかけとなった長篠
 の戦い。これは、家康が信長に援軍を頼んだのに信長が動こうとしない
 ので、家康が「ならば勝頼と組んでそちらを攻めますよ」と信長をおど
 したことから、ようやく信長が家康に援軍を出したのだそうです。

 そして、鉄砲の一斉射撃を使った新戦法が生まれたんですね。もしも信
 長が動いていなかったら、歴史はどう変わったのでしょうか。

 私たちも、毎日の行動が自分の一生を左右しています。そう考えると何
 だか恐い気もしますが、一日に張りが出ませんか。(#^.^#)

 

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