ドミノ・ピザ、携帯メールを使った販促で成功

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日経MJを読み解く!

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 ◆◆◆ 日経MJに見るマーケティングの戦略・戦術 491号 ◆◆◆

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      〜〜〜【マーケティング 今日のポイント】〜〜〜
           企画提案はタイミングが命。
       相手が欲しいと思っている間に提案しよう。
 
      〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 ━━━━━━━━━━━━ 2004年10月27日付日経MJより ━━━━━━
 □■□  本日の注目記事(19面)
 ■□■   携帯電話は強力な販促ツール    ドミノ・ピザ
 □■□     タイミングを見計らい割引クーポン送信   
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 今日は、宅配ピザチェーン、ドミノ・ピザを展開するヒガ・インダスト
 リーズ(東京・千代田)の携帯電話を使った販促に関する記事です。

 ■「チラシを配った後は電話待ち」という従来の姿勢から、「攻めの営
 業」への転換を狙う。

 ■月に2〜3回、割引クーポンを登録会員に送信する。

 ■‥‥25%の割引クーポンを付けた9月30日の「ドミノ・ピザ日本上陸
 19周年記念」メールは送信した会員の10%が宅配を申し込んだ。

 ■会員はチラシなどで登録を呼びかけており、年内に10万人の獲得を見
 込んでいる。登録は無料。

 ■携帯電話を使った宅配申し込みは全体の2割に達し、今後は通話では
 なくメールでも申し込めるシステムを作る。

           とのこと。それで、↓↓↓

  ────── ∞ ────── ∞ ────── ∞ ───────

  ナルホド、ナルホド … ピンと来た!(^o^)
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 ●うちの近所にも、ピザの宅配店は3〜4店あります。チラシもよく入
 っています。2〜3ヶ月に1回注文しているでしょうか。どの店にする
 かは、たいてい直近にチラシが入ったところになります。

 ●それらの店の名前も覚えていないし、味の違いもよくわかりません。
 チラシも似通っています。つまり、消費者から見たら区別がつかないん
 ですね。それぞれのお店の“売り”がよくわかりません。

 ●今のままだと、チラシを多く配った店の勝ちということになるでしょ
 う。しかし、各店の目指すところは違うでしょうね。一度注文したお客
 が「おいしいし、サービスもいいね。また、ここに頼もう」と思ってく
 れるようにしたいと考えているはずです。

 ●そのためには、他店とまったく違う点を作り出し、それをアピールす
 ることが必要です。しかし、おそらく競合店調査もしていないでしょう。
 まず他店のサービスを利用してみるところからスタートし、自店の特色
 をどこに置くか、検討しなければなりません。

 ●このような「どう質が違うのか」を明確にする努力を欠かしてはいけ
 ませんが、それと共に、人の記憶を呼び覚ます仕掛けも必要です。それ
 が従来は「チラシのポスティング」一辺倒だったわけです。

 ●私も店舗の販促では近隣へのポスティングをよく使います。定期的に
 自店を思い出してもらうためにはとても有効だからです。チラシに魅力
 的なサービスを書いておけば、一時的に来店客も増えます。

 ●ただ、ポスティングや新聞折込広告の場合は、急きょ思いついた販促
 策を即チラシにして配布するというのが難しいことや、配るための人件
 費がかかるという弱点があります。夏の暑い時期や真冬は、誰も配りた
 がりませんし。

 ●その点、携帯へのメールであれば、割と簡単に思いついた企画を実行
 できます。豪雨や積雪で、外で買い物がしづらいときなど、ピザの割引
 クーポンが送られてきたら主婦はありがたいでしょう。

 ●記事には、テレビでサッカーの日本代表戦があるときに配った例が挙
 げてありますが、その他にも、例えば先日のプロ野球日本シリーズで、
 始まる直前にチラシを、4〜5戦あたりでメールを送るなどの組み合わ
 せもできますね。

 ●これらは「サッカー観戦で盛り上がろう」などと自宅での過ごし方を
 提案しているわけです。提案は、タイミングが命。どんなよい企画も、
 タイミングをはずすとかえって迷惑です。メールならばそれがやりやす
 くなります。

 ●ヒガ・インダストリーズは、携帯メールを効果的に活用しています。
 おそらくこれによって他店との差別化も図れているでしょう。まだ携帯
 メールを使っているお店は少ないでしょうから。

 ●新しい販促ツールは、競合他店が使っていない間に導入すれば、それ
 が差別化につながるのです。あと数年すれば、携帯への販促メールはあ
 りふれたものになるでしょう。やるのなら早い方がよいですよ。
 
 ――――――――――――― 今日はここまで (^o^) ――――――

 ■■■ちょっと一言

 最近、日経MJにもよく「戦術」という言葉を見かけるようになりまし
 た。今回のドミノ・ピザの記事は、「うまい戦術」というコーナーのも
 のです。

 孫子の兵法にも、「九変の術」という言葉が出てきますが、「術」とは
 技能です。その人に属する固有のものですね。これに対して「学」とは
 ある体系に基づいたもので、基本的に結論は同じになります。

 例えば、「提案営業を実行しよう。こんな段取りでやろう」という「学」
 を社内で同じように学んでも、それを実行したあとの成果はかなり人に
 よって違いますね。「術」が異なるからです。

 当然、「術」は経験を積めば積むほど上手になります。学者や経営コン
 サルタントが商売をしてもうまくいかないのは、「学」があっても「術」
 が無いからです。「術」をしっかり身につけましょう。(#^.^#)

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