しまむら社長、消費者と真正面から向き合うのだ

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日経MJを読み解く!

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 ◆◆◆ 日経MJに見るマーケティングの戦略・戦術 490号 ◆◆◆

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      〜〜〜【マーケティング 今日のポイント】〜〜〜
      あなたはお客と真正面から向き合っているか。
       自分の都合を優先させていては売れない。
 
      〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 ━━━━━━━━━ 2004年10月25日付日経MJ(3面)より ━━━━
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 ◆◇◆ 「消費者と真正面に向き合うことです。逃げてはいけません」
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  ◆        しまむら社長 藤原 秀次郎さん 
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 今日は、逆風下にもかかわらず売り上げを伸ばし続けている婦人物衣料
 品チェーンしまむらの社長、藤原秀次郎さんへのインタビュー記事です。

 ■「消費者を煽(あお)っても無駄です。今年の猛暑で改めてわかった
 ことは、消費者は自分の消費行動をしっかりと管理しているということ
 です」

 ■「ジャストシーズン、ジャストフィットです。夏場には、夏物を。今
 ならしっかりと秋物を売る姿勢です」

 ■「しまむらはファッションを売っているわけですから、やはり消費者
 に提案する力が必要です」

 ■「自分たちが流れを作ることはできません。ほんの少し消費者よりも
 早く世の中の流れを掴(つか)み、その延長線を作ります。店頭に並ぶ
 3ヵ月くらい前に流れをとらえます。それくらいだとズレは出ません」

 ■「消費者が正しいだけ。我々は世論を理解させて頂いて商売をしてい
 ることを忘れてはいけません」

           とのこと。それで、↓↓↓

  ────── ∞ ────── ∞ ────── ∞ ───────

   ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
     わかったゾ!!! これぞマーケティングの極意なり。
   ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
  

 ●うーん、つかみどころが・・・。記事を読んだ限りでは、ずい分当た
 り前のこと、一般論と思えることばかり書いてあるので、おそらくほと
 んどの人はこの記事をスーッと読み飛ばしてしまうのではないかと思い
 ます。

 ●なんだか、大事な部分ははぐらかしているのではないかという感じ。
 しかし、おそらく社長の藤原さんにしてみれば、奥義を語っているおつ
 もりだと思います。ちょっと考えてみましょう。

 ●私が思うに、「消費者と真正面に向き合うことです。逃げてはいけま
 せん」というのは、「己を捨てよ」ということではないかと。衣料品は、
 いつも次の季節を先取りして販売しますね。

 ●しかし、何も消費者はそんなことを望んではいません。売る側は少し
 でも競合他社に遅れをとるまいとして、夏に秋物を、秋に冬物を売ろう
 とします。これはお客に、やりたくもない「衣料の先行管理」を強いて
 いるとも考えられます。

 ●かつ、「今年はこれが流行する。買いなさい」という押し付けでもあ
 るわけですね。つまり、ファッションにおいては私たちが正解を知って
 いる。それに従いなさいと言っているのです。

 ●ところが、本当に正解を知っているのは消費者なので、そのようなご
 う慢な態度だと買ってもらえません。正解を外から持ってくるのでなく、
 今現在、目の前で消費者が示してくれている正解をヒントに、その延長
 線上にある流れをつかむ必要があるということでしょう。

 ●自分たちがファッションのプロであり、はやるものを売るというので
 なく、そのような「己」を捨てて、消費者の購買代理店に徹しているか
 らこそ、当社は伸びているのだと言っているようです。

 ●「消費者をあおる」というのは、こちらの思い通りに動かそうとする
 姿勢ですね。そんなやり方ではダメですよと警鐘を鳴らしているのです。
 消費者の方向性に沿って提案をする姿勢こそ大事だと。

 ●これは微妙な違いです。マーケティングの教科書的に言えば、セリン
 グとマーケティングの違いということになるでしょう。私たちはマーケ
 ティングをやっているつもりで、いつの間にかセリングをやってしまい
 がちなのです。

 ●お客は猛暑に秋物を買う気にはなれません。それなのに店に秋物を並
 べるのは、セリング以外の何物でもないわけです。そんなことを平然と
 やっている小売店も未だに多いですね。

 ●例えば、スーパーに鍋物の具材が並んでいるのを見て、「あぁ、もう
 そんな季節か」とは思います。しかしその日が、汗ばむような一日だっ
 たら、いくら並べてもあまり売れはしないでしょう。

 ●これを、いち早く季節を先取りして売っているのだという経営者や店
 長は、「お客と真正面に向き合っていない」と藤原社長は言うのです。
 毎日、お客と真正面から向き合えば、そんな売り場にはならないと。

 ●抽象的ですが、とても本質を突いた言葉だとわかってきました。結局
 のところ、このような当たり前のことができているか否かが、各社の業
 績に現れてると言えるでしょう。あなたの会社では、お客と真正面から
 向き合っていますか。

 ――――――――――――― 今日はここまで (^o^) ――――――

 ■■■ちょっと一言

 西武ライオンズファンの皆さん、おめでとうございます。新潟の地震で
 「それどころではない」という方が多いと思いますが、西武がプレーオ
 フ第1ステージから、日本ハム、ダイエー、中日と3チームを連破した
 のは、素直にすごいと思います。

 これを「勢い」というのでしょうか。もしも短期決戦は、勝ち上がった
 者に勢いがつきやすいとすれば、パリーグで第1ステージを戦える、2
 位か3位になるのが日本一になるにはもっともよいかも。

 ビジネスに応用するなら、最終的な目標(日本一)を明確にして、かつ
 目の前の小さな目標(プレーオフの相手)に集中し、1つ1つを確実に
 クリアすることで、あなたにも「勢い」がつくということになりますね。

 今日、今週、今月、今年の目標は明確ですか? ぜひ、西武にあやかっ
 て、勢いをつけましょう。(#^.^#)

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