大丸ピーコック、フロアごとの性格明確化・導線再構築

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日経MJを読み解く!

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 ◆◆◆ 日経MJに見るマーケティングの戦略・戦術 487号 ◆◆◆

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      〜〜〜【マーケティング 今日のポイント】〜〜〜
         お客の立場で自店を利用してみよう。
        意外と不便な点や障害物があるものだ。
 
      〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 ━━━━━━━━━━━━ 2004年10月20日付日経MJより ━━━━━━
 □■□  本日の注目記事(7面)
 ■□■   老朽店舗の活性化を図る      大丸ピーコック
 □■□      フロアごとの性格明確化、導線の再構築   
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 今日は、食品スーパーの大丸ピーコックが、開店20年以上の老朽店舗の
 活性化に乗り出すという記事です。

 ■総額約1億5千万円を投じ、今月から来年3月にかけて青山店(東京
 ・港)、自由が丘店(同・目黒)、高田馬場店(同・新宿)と麻布十番
 店(同・港)の都心4店舗を改装する。

 ■活性化には2つの戦術を採る。1つはテナント導入などでフロアごと
 の性格をはっきりさせる方法。‥‥各階を行き来しなくても買い物が完
 結しやすくする。

 ■もう1つは店内の導線の再構築。米国の店舗デザイナーに依頼し、床
 の矢印や仕切り壁などを活用して「店に入って出るまで」の動きを作る。

           とのこと。それで、↓↓↓

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  ナルホド、ナルホド … ピンと来た!(^o^)
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 ●ホームページによると、大丸ピーコックは昭和35年創業で、関東と関
 西に64店舗を展開しているとのこと。ダイエーの1号店が昭和32年、ジ
 ャスコができたのが昭和44年です。大丸ピーコックも、流通革命が叫ば
 れる中で生まれた会社ですね。

 大丸ピーコック⇒ http://www.peacock.co.jp/index.html

 ●正直言いまして、私がいた頃(20年前)のジャスコの食品部門は、食
 品スーパーに負けていたと思います(あくまでも個人的感想です)。品
 ぞろえ、鮮度ともに。価格では少しジャスコの方が安いくらいだったと
 思いますが。

 ●そこで、当時の上司に連れられて見に行ったのが大丸ピーコックの大
 阪本社近くにある千里中央の店(千里大丸プラザ店)でした。とてもあ
 か抜けた売り場に感動したことを覚えています。

 ●サイトによると、その店も2年前に改装したとのこと。時がたてば古
 くなっていくのは当たり前ですが、「大丸ピーコック」と「老朽化」が
 私の中では結びつきにくいです。しかし、このような個人的に持ってい
 る印象を排除しなければ、事実は見えてきませんね。

 ●同社は改装にあたり、フロアごとの性格をはっきりさせるとのこと。
 店舗には店舗コンセプトが必要なように、各フロアにはそれに沿ったフ
 ロアコンセプトとでも呼ぶべきものが必要です。

 ●高田馬場店では「一階は惣菜や弁当、地下一階は加工食品や日配品な
 ど」を置くそうです。同じ食品でも、一階は学生、ビジネスマン、OL、
 地下一階は主婦が買い物をする場所ということになるでしょう。

 ●スーパーの客導線は、ワンウェイコントロールと言って、入り口から
 出口まで同じようにお客が流れるように設計します。おおよそどこのス
 ーパーもそのようになっているでしょう。

 ●その途中で売り出し商品が目に触れるように大量陳列します。このよ
 うにして、お客がなるべく長く店内に滞留し、しかも店の売りたい商品
 が目に止まるように工夫するのです。

 ●これとはまったく逆に、わざとどこに何があるのかわかりにくいよう
 な売り場にしておいて、お客が商品探しを楽しむようにしている店もあ
 ります。ドンキホーテなどはそうですね。これも長く居させる工夫です。

 ●古い店の中には、客導線をあまり考えていない作りになっている店も
 結構あります。このたび改装する大丸ピーコックの店もそうだったので
 しょう。よりお客が利用しやすい店にしようとしています。

 ●さて、お客の立場に立って、自店を利用してみましょう。まず、あな
 たの店の看板はどこから見えていますか。もしも立地が悪ければ、人通
 りの多いところから引っ張り込んでくるための工夫も必要です。

 ●運転が下手な主婦でも止めやすい駐車場になっていますか。入り口ま
 で来て引き返してしまうような障害物はありませんか(店員の視線はし
 ばしば障害になります)。店の奥に魅力的な商品があってお客を導いて
 いますか。同じようなことはネットショップでも言えますね。

 ●店ごと、フロアごと、売り場ごと、ネットショップならサイトごと、
 ページごとに、何を売っている場所なのかをはっきりさせてください。
 そのうえで、お客が長時間滞留するように客導線を設計しましょう。

 ――――――――――――― 今日はここまで (^o^) ――――――

 ■■■ちょっと一言

 台風、大丈夫でしたか。今回の台風が今年最大の被害をもたらしたよう
 です。最初は構えて準備したけれども、こう何度も来ると慣れっこにな
 り、つい油断が生じたということもあるかもしれません。

 実は台風のときの私の心配の一つに、「日経MJ、ちゃんと配達してく
 れるだろうか」というものがありました。これが来ないとメルマガ配信
 に支障が生じますから。

 でも、このたび新聞配達員の方が配達途中で被害に合われたとニュース
 で知り、少し自分勝手な心配だったと反省しました。新聞配達も命がけ
 なんですね。

 知らないところで、たくさんの方が苦労しておられるおかげで生活が成
 り立っていると、ふと感じました。(#^.^#)

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