〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓 2004年9月13日 〓〓〓〓〓〓
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
◆◆◆ 日経MJに見るマーケティングの戦略・戦術 462号 ◆◆◆
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
〜〜〜【マーケティング 今日のポイント】〜〜〜
あなたの「生き方」は会社の方向性と一致しているか。
そうでなければ、つまらないはず。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
━━━━━━━━━ 2004年9月11日付日経MJ(1面)より ━━━━
◆
◆◇◆ 野菜と果物のおいしい食べ方を指南する八百屋さん展開
◆◇◆
◆ フードディスカバリー社長 福井 栄治さん(41)
――――――――――――――――――――――――――――――――
今日は、「日本人の食文化に一石を投じたい」という福井栄治さんに関
する記事です。
■“野菜のソムリエ”と呼ばれる民間資格、ベジタブル&フルーツマイ
スター制度をスタートさせた福井栄治‥‥
■福井の率いるフードディスカバリー(東京・渋谷)が2月に開業した
「Ef‥」(エフ)。
■ヨーロッパの青果店を意識したおしゃれな店構えで、スカーフを首に
巻くなど、レストランの店員と見間違ういでたちの若者らがきびきびと
接客に当たる。
■だが一番の特徴は、福井が2001年に設立した日本ベジタブル&フルー
ツマイスター協会の認定資格を、店員たちが取得している点だ。
■隣接するスーパーは300アイテム以上の野菜・果実を扱っているが、
この1号店は開設から2ヶ月で黒字転換した。
とのこと。それで、↓↓↓
────── ∞ ────── ∞ ────── ∞ ───────
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
わかったゾ!!! これぞマーケティングの極意なり。
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
●私のメール講座のある受講生の方から、「事業の目標と人生の目標が
ぴったり重なった」という、とてもうれしい声が届きました。人生戦略
を明確にすると必然的にそうなります。
●イギリスの産業革命のあたりから、「仕事とプライベートを分ける」
考え方が主流になりましたが、これは人生をつまらなくしてしまいます。
どっちかが「主」でどっちかが「従」になると、「従」の時間がもった
いないですね。限られた人生なのに。
●「オンとオフを使い分けよう」というのは正しいと思います。しかし
これを誤解して、「オン=仕事、オフ=プライベート」とするのはおか
しな考え方ですね。「オン=緊張、オフ=弛緩」です。仕事にもプライ
ベートにも、オンとオフがあるはずです。
●さて、フードディスカバリー社長の福井栄治さんの人生戦略は、「日
本の食文化に一石を投じること」。記事によれば、日商岩井の商社マン
だったころに行ったインドネシアで、「食品添加物を使った食品を食べ
皮膚病になった子供たち」を見たのが転機になったとのことです。
●帰国後、「有機野菜を販売する事業を立ち上げた」福井さんは、その
道のプロとなっていきました。そして今度は、自分が得た知識や技能を
他人にも学んでもらう資格制度を作ったのです。
●記事によれば、すでに2千人以上の資格保有者がいるそうです。2001
年にできたばかりの資格なのに、すごい数ですね。資格ブームであるこ
とは確かですが、それだけ「食」への関心が高いということを現してい
ると言えるでしょう。
●そして、その資格取得者ばかりで店を運営しています。つまり、プロ
=専門家がそろった店なのです。お客は専門家と話すのは楽しいに決ま
っていますが、実は働いている方も楽しいのです。絶えず、自分の強み
を出し続けているわけですから。
●多くの会社では、「まず働け。そして圧力を感じながら、必死で知識
や技能を身につけろ」という育て方? をします。これは私も通ってき
た道であり、うなづけることではあります。
●しかし、人がつぶれやすいのも事実です。経営コンサルタントなどは、
新卒で入社した者の5人に1人しか残りません。自分の給料分も稼げず
に、いたたまれなくなって去るのです。
●福井さんは、まず自費で講座を受講させ、専門知識を身に付けさせた
中から採用するやり方をとっているようです。最初からプロとはいかな
いかもしれませんが、セミプロレベルを採用しているということでしょ
うか。
●さらに言えるのは、彼ら一人一人の人生戦略が、社長の人生戦略にと
ても近いだろうということ。つまり、この会社は同じ志をもった集団な
んですね。今秋には料理学校も開設するそうですが、これまた資格取得
者が講師だそうです。
●経営者と社員が「お金」でつながっているか、「志」でつながってい
るかで、マーケティングの成果は大きく変わります。これからは、この
フードディスカバリーのような会社が主流になっていくのではないかと
思います。
●あなたの「志」は、会社の方向性と一致していますか? そうでなけ
れば、「仕事とプライベートを分ける」つまらない人生になっているは
ず。よく自分の方向性を考えましょう。
――――――――――――― 今日はここまで (^o^) ――――――
■■■ちょっと一言
現代の学校の時間割にも、この時間を分ける考え方が反映されています。
「1時間目は国語、2時間目は数学、3時間目は・・・」などといった
感じですね。
ところが、人間の脳は、そんなに時間で区切れるようになっていません。
「もっとこの問題にとことん取り組みたい」と考えることもあるはず。
江戸時代の寺子屋は、生徒のペースで学習を進めました。「時間割」は
なく、各個人ごとに疲れたら遊んだり休憩したりしていたらしいですよ。
丁稚奉公や農業は、仕事と生活が一体のものでしたが、工場ができ、資
本家と労働者が分かれ、「9時から5時まで」働く人間が増えてから、
時間を分ける考え方が顕著になったようです。
インターネットが普及して、そのような考え方が根底からくつがえろう
としているのが今の時代。
あなたがどんな人生を生きるかは、あなた次第です。(#^.^#)
|