北の住まい設計社、プロダクトアウトで売り上げ増

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日経MJを読み解く!

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 ◆◆◆ 日経MJに見るマーケティングの戦略・戦術 459号 ◆◆◆

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      〜〜〜【マーケティング 今日のポイント】〜〜〜
        徹底的に自分にこだわれば市場が見える。
      あなたと他人の欲求はとてもよく似ているのだ。

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 ━━━━━━━━━━━━ 2004年9月7日付日経MJより ━━━━━━
 □■□  本日の注目記事(27面)
 ■□■   自分たちの作りたいものを作る  北の住まい設計社
 □■□     プロダクトアウトの姿勢を貫いて売り上げ増 
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 今日は、消費者志向の考え方に背を向けながら売り上げを伸ばしている
 家具メーカー、北の住まい設計社(北海道・旭川)に関する記事です。

 ■素朴で丈夫な家具の評価は高く、2005年3月期の売上高は前年比8.3
 %増の6億5千万円を見込む。

 ■「数世代にわたって使い続けられる品質と飽きのこないデザイン」
 (渡辺社長)が同社の売りだ。

 ■‥‥同社製はダイニングテーブルで30万円以上する。

 ■頑丈な作りは徹底した木材へのこだわりから生まれる。材料には合板
 を一切使わない。

 ■家具は職人一人一人が製材からカンナ掛け、組み立てまでを幅広く担
 当する。

           とのこと。それで、↓↓↓

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  ナルホド、ナルホド … ピンと来た!(^o^)
  ⇒ マーケティングのヒント ⇒ 自分で早速やってみよう!


 ●私が経営コンサルタント会社に入ったとき、いくつかのパッケージ商
 品がありました。中期経営計画や人事評価制度を作るプログラム、生産
 性向上研修、後継経営者塾など。

 ●経営コンサルティングの営業というのは、企業の経営者に会い、ヒヤ
 リングし、問題解決のための企画提案書を作成、プレゼンして受注を獲
 得するという流れになります。

 ●ところが、新人にはこれがなかなかできないんですね。で、私の場合
 も、ちょっとヒヤリングしては、最初から「ここは中経だ」「ここは人
 事だ」などと商品を決めて提案書を作っていました。なかなか受注が取
 れませんでした。

 ●で、上司に怒られるわけです。「ここは本当に人事制度の構築がテー
 マなのか? お前はプロダクトアウトじゃないか。マーケットインでな
 きゃダメだぞ」と。(^_^;)

 ●つまり、相手の話をよく聞き、まずは問題点や課題を明確にして、そ
 れをきちんと共有してから、解決のための手段を提案するようにせよと
 教えてくれたわけです。最初から、商品を押し付けるなと。

 ●以来、私はマーケットインを心がけています。さすがに経営コンサル
 タントになって10年もたつと、企業経営者の話を聞きながら、プロダク
 トアウトで商品を売るというのは無くなりました。

 ●しかし、北の住まい設計社という会社はプロダクトアウトで売れてい
 ます。これはマーケティングの教科書とは反対のことをやっていますね。
 果たしてこれでいいんでしょうか? → いいんです!

 ●これは先の私のプロダクトアウトとはまったく違います。同社がやっ
 ているのは、プロダクトアウトでありながら、同時にマーケットインで
 もあると言えるのです。

 ●同社の場合、「自分たちの作りたいものを作る」というのは、「自分
 たちの欲しいものを作る」というのと同義ですね。自分というターゲッ
 トが欲しいものを、プロである自分が作っています。

 ●ですから、絞られたターゲットのニーズに合わせて作っているわけで
 す。同じニーズを持ったアマチュア(=消費者)はたくさんいますから、
 その人たちがありがたがって買います。

 ●ときどき技術者の方が「こんなすぐれた技術ができた。この技術を使
 って商品を作れないか」と相談にこられることがありますが、商品化さ
 れたものが具体的に「どんな問題を解決するのか」「どんな喜びを与え
 てくれるのか」というところまで具体的に考えていないことが多いです。

 ●これは技術の押し付けですね。私が新人の頃のコンサルティング提案
 に似ています。お金が有り余っているお客ならこれでも購入することが
 あるかもしれませんが、今はそんな時代ではありません。

 ●自分を掘り下げ、自分が心から欲しいと思う商品、抱えている問題を
 解決してくれる商品を、その分野のプロである自分が作り出せば、それ
 はプロダクトアウトに見えてもマーケットインなのです。お客の意見に
 引っぱられない分、独創的なものもできやすいですよ。

 ――――――――――――― 今日はここまで (^o^) ――――――

 ■■■ちょっと一言

 昨日の台風はものすごかったです、風が。いろんなモノがうちの家を目
 がけて飛んで来るのではないかと心配しましたが、結果的には何も起こ
 らず、ホッとしました。

 こんなときに不謹慎と怒られそうですが・・・。台風のあとは工務店さ
 んにとってはビジネスチャンスですね。「あなたの家は大丈夫ですか。
 念のため、無料診断をしておきませんか」などと書いてポスティングし
 てはいかが?

 もちろん、修理する個所が見つかったら、修理の見積もりを出せばよい
 ですが、それよりも見込み客の発掘を主な目的としてやったらいいでし
 ょう。

 「親切な工務店だなぁ」という印象をお客に抱かせておけば、あとあと、
 大きな仕事につながる可能性があります。(#^.^#)

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