〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓 2004年8月2日 〓〓〓〓〓〓
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◆◆◆ 日経MJに見るマーケティングの戦略・戦術 434号 ◆◆◆
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〜〜〜【マーケティング 今日のポイント】〜〜〜
あなたの会社の商品に足りないのは何か。
そこを補ったうえで、こちらからお客に近づこう。
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━━━━━━━━━ 2004年8月2日付日経MJ(1面)より ━━━━
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◆◇◆ “名湯”をタンクローリーで運ぶ「万葉の湯」 7年で5館開業
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◆ 万葉倶楽部社長 高橋 弘さん
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今日は、「客に来てもらうのではなく消費地に出向く」手法で温泉施設
を作った万葉倶楽部社長へのインタビュー記事です。
■「温泉地に人が来てくれなくなったのなら、人のいるところに温泉を
持っていけばいい」。
■‥‥97年、東京・町田市に1号店をオープンして以来、このスタイル
の温泉施設「万葉の湯」を小田原(神奈川)、福岡、秦野(神奈川)、
沼津(静岡)に相次いでつくってきた。
■温泉を都会の近くに持っていく。食事と宿泊は自由に選べるスタイル
にする。この2点を特長として打ち出した「万葉の湯」は新しい客層の
開拓に成功した。出張に来たビジネスマンだ。
■‥‥ビジネスホテルに泊まるより安上がりだし、快適度もはるかに上。
そう聞いて泊まりに来る出張客が急増しているのだ。
とのこと。それで、↓↓↓
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わかったゾ!!! これぞマーケティングの極意なり。
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●「温泉、中でも名湯と呼ばれる湯に入り、その後はおいしい料理とお
酒をいただいて、のんびり過ごしたい」などという欲求は、日本人のほ
とんどが抱いているものかもしれません。
●しかし、温泉旅館には昔ながらのサービス(一泊二食付き、料理は決
まったもの、宴会中心、食事は定刻までにとる、etc.)を続けている
ところが多く、現代人のニーズに合わなくなってきました。
●できる限り自由を求めようとする現代人。企業の研修でも、昔は数人
相部屋で宿泊するのが当たり前でしたが、最近は個室を求める企業が増
えています。他人と相部屋では、社員が参加したがらないのです。
●確かに、昔のように狭い家で多人数が暮らし、全く同じものを食べて
いた頃と、今のように一人一人に子供部屋があり、各自が好きなものを
食べる家庭もあるという時代では、育ってきた環境がまったく異なりま
す。自由に過ごしてきた人に宿泊施設の「ルール」は耐え難いかも。
●つまり、温泉施設の魅力が薄れたから、そこまで足を運ばなくなった
ということです。その証拠に、一泊3〜4万円もする温泉宿で大繁盛し
ているところもありますね。ニーズに合ったものを作りさえすれば、遠
方でも集客することは可能です。
●ですから、万葉倶楽部社長の高橋さんほど現代人のニーズがわかって
いる方なら、おそらく温泉地で開業しても、そこそこ上手に経営をされ
るでしょう。しかし、高橋さんは、さらにその上をいく、驚くべき発想
で事業を行っています。
●タンクローリーで都会に名湯を運び、温泉施設を運営する・・・。ス
ーパー銭湯でも、水道水か温泉かでずい分お客の入りが違うと聞いたこ
とがありますが、その点「万葉の湯」はただの温泉ではなく「名湯」で
す。
●そこで湧き出したものではないにしても、同じ「名湯」に浸かるとい
う点では超一流の風呂ですね。そして、記事によれば「本格的な会席料
理」から「ファストフード」まで好きなものを選べ、宿泊も自由とのこ
と。仮に泊まっても、かかる総額はビジネスホテルより安いのです。
●立地から見ると、おそらくメインターゲットは、「温泉に入りたくて
も時間と費用の面でなかなか足を伸ばせないファミリー層」だったので
はないかと思います。しかし、今、出張客が急増しているとのこと。
●福岡と今建設中という横浜を除けば、さほど主張してくるビジネスマ
ンが多そうなところとは思えませんが・・・。もしかしたら、万葉の湯
周辺のビジネスホテルは軒並みお客が減っているかもしれませんね。少
ないビジネスマンを根こそぎ奪っているのでは。
●さて、あなたの会社のサービスは、少々の不便を乗り越えてでもお客
が魅力を感じて寄って来るほどのものですか? そうでなければ、何が
足りないのかを考えてください。品質を高め、そのうえで「お客がいる
ところへこちらから出向く」ようにすれば、大繁盛となるでしょう。
――――――――――――― 今日はここまで (^o^) ――――――
■■■ちょっと一言
今日は、超久しぶりに講演をしてきます。場所は佐賀県。
大手小売り業の進出にどう対応すべきか、というのが中小商店主たちの
課題だそうです。テーマは「あなたにも出来る!増販増客の心得」。
100名入る会場がすでにいっぱいとのこと。
講演だけではなかなかその後の成果まで期待できないので、依頼されて
も断ってばかりいたのですが・・・。このメルマガや、先日来お知らせ
しているメール講座などもできたので、「講演後」のフォロー体制が少
し整ってきました。
いつも主催者に、「講演や研修はやりっぱなしになるだけですよ、成果
を出すまでのプロセスをきちんと作らなければ」と偉そうに言ってきま
したが、人に言うのではなく、自分が作ればよいということに気づきま
した。これからも講座の充実に力を注いでいこうと思います。
では、いざ佐賀へ。今日も油断せずにいこう。(#^.^#)
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