〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓 2004年7月28日 〓〓〓〓〓〓
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◆◆◆ 日経MJに見るマーケティングの戦略・戦術 431号 ◆◆◆
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〜〜〜【マーケティング 今日のポイント】〜〜〜
ITを導入すればうまくいくというものではない。
人の運用の巧拙により結果は変わる。
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━━━━━━━━━━━━ 2004年7月27日付日経MJより ━━━━━━
□■□ 本日の注目記事(4面)
■□■ ITを駆使して情報共有 食品スーパー ナルス(新潟県)
□■□ 店舗数はピーク時の4割減、売上高は6割増
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今日は、IT(情報技術)を上手に活用して売り上げを伸ばしている食
品スーパーの記事です。
■「毎日のおかずを提供するのが我々の仕事。スピードが勝負です」
(山崎社長)。
■店長や担当者は店の売り場を改善した結果や、品ぞろえに対する消費
者のクレームに対応した結果などを当日中にまとめ、社内のイントラネ
ットを通じて報告する。
■パンや惣菜など売り場で拡販に成功した事例なども画像入りでウェブ
に掲載する。1つ1つの内容を社長以下、役員や本部長がウェブ上で評
価する仕組みだ。
■経営陣の評価をウェブを通じて現場にフィードバックすることで店舗
や従業員同士の競争を促し、店づくりに活かす狙いだ。
■来店客のニーズの変化にきめ細かく対応するため5年に1度のスクラ
ップ・アンド・ビルドを原則にしている。
とのこと。それで、↓↓↓
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ナルホド、ナルホド … ピンと来た!(^o^)
⇒ マーケティングのヒント ⇒ 自分で早速やってみよう!
●一般的にはガラス張りの経営がよいとされますが、すべてオープンが
よいとは限りません。それは窓も玄関も全開で長期の旅行に行くような
もの。罪を犯す気の無い人にまで、おかしな気持ちを抱かせてしまいま
す。
●要は、オープンにすべきところは徹底的に開示して、情報を共有し、
そうでないところは秘匿することです。例えば、新規出店場所や、秘伝
のタレの作り方、社員一人一人の給料の額など、オープンにすることで
不利益や問題を発生させそうなことは、公開すべきではありません。
●しかし、逆に「そんなことまで秘密にするんですか?」と驚くことが
あります。例えば売上高を秘密にする会社があります。社員に売上規模
が知れると、他社に情報が漏れ、いろいろ詮索されるのが嫌なのだとか。
でもこれでは全社目標が見えず、一致団結がなされにくいでしょう。
●新潟県の食品スーパー、ナルスでは、ITによって営業情報の共有化
に成功しました。まさにオープンにすべき分野ですね。これがうまくい
っているのは、社長の山崎さんご自身が、上がってくる情報を率先垂範
で徹底的に活用していることにあると思われます。
●ITを使って社内で情報を共有化しようというのは、斬新な発想では
ありません。むしろ、多くの企業経営者が考えているでしょう。しかし、
なかなかうまくいきません。
●この仕組みが機能するには、情報の「発信者」と「受信者」、そして
評価、判断して次の実践に移させる「司令塔」が必要です。これができ
るか否かは、ITがどうこうというより、その人間の意識によるのです。
●「さぁ、みんな、情報を発信しよう」と言っても、それだけではなか
なか社員は動きません。皆が傍観者になってしまいます。だから、「発
信しなければ」と思わせるように仕向けることが必要になります。
●同社では、おそらく社長を中心に、出てきた情報を必ず評価し、現場
にフィードバックしているのでしょう。社員は「情報の出しがい」があ
りますね。よいものはよい、ダメなものはダメとハッキリ言われれば、
人はやる気を感じます。
●また、情報の質もさることながら、量も大事です。店舗間であまりに
出す情報の量に差があり、その事実が全社員の目に触れれば、少ない方
は店長のみならず危機感を覚えるでしょう。店長が店舗全体をまとめる
のにも役立ちます。
●そのような状態であれば、店員たちも、ただの傍観者として情報を受
信するのではなく、他店には負けたくないという意識をもった上で受信
することになります。送られてきた情報を生かすという点で、はるかに
違いが出ることでしょう。
●マーケティングデータは、活用してこそ生きてきます。「活用しよう
という心」は、その集団のリーダーの率先垂範のレベルやどのような仕
組みを作るかによるのです。部下からの報告にきちんと耳を傾け、評価
し、判断を伝えていますか。己を振り返りましょう。
――――――――――――― 今日はここまで (^o^) ――――――
■■■ちょっと一言
メールを送っても返信が来なかったら、2度と送るまいと思いますよね。
会社の中で、部下が上司に報告や連絡をしても、ウンともスンとも、何
の反応も無かったら、「報告しなくていいのかなぁ」と思って当たり前
です。
1日3分でもきちんと話を聞いて欲しいと部下は思っていますから、そ
のニーズに応えられなければ、上司は務まりません。ということは、部
下がたくさんいるほど上司の大変さは増します。
つまり、「自分の仕事より部下のことの方が気になる。部下の面倒を見
たい」と思う人こそ、上司に向いていることになります。決して、何か
の専門的な能力に秀でているから上司ができる(例えば営業力がすごい
から営業部長ができる)というものではありません。
中小企業では、仕事ができるというだけで、その人物を上司にして失敗
している例が多いです。あなたはどうですか? だいたい30歳前後でわ
かってくるようですよ。(#^.^#)
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