白馬山荘、山小屋のスイートルームに予約殺到

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日経MJを読み解く!

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 ◆◆◆ 日経MJに見るマーケティングの戦略・戦術 424号 ◆◆◆

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      〜〜〜【マーケティング 今日のポイント】〜〜〜
        新しく始めるには何かのきっかけが必要。
      こちらから顧客に近づいて障害を取り除こう。

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 ━━━━━━━━━━━━ 2004年7月15日付日経MJより ━━━━━━
 □■□  本日の注目記事(20面)
 ■□■   一泊2万円の山小屋に予約殺到    白馬山荘
 □■□        中高年の登山初心者を取り込む 
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 今日は、登山者が泊まる山小屋がホテル顔負けの洗練されたものになり、
 大人気という記事です。

 ■登山者が泊まる山小屋といえば、大部屋で雑魚寝し、食事は簡素な携
 帯食──。こんな汗臭いイメージは過去のもの。

 ■北アルプスの名峰、白馬岳(長野県白馬村)。その山頂近くに位置す
 る白馬山荘では今、1泊2万円の個室料をとるスイートルームに予約が
 殺到している。

 ■約8畳の間取りにツインベッドとおしゃれなテーブルセット。他の一
 般の2人部屋(3畳)と比べると広さにびっくりする。

 ■数年前の百名山ブームで中高年登山者が増え、山小屋でゆっくり休み
 たいという需要が高まり、注目されるようになった。

 ■隣接するレストランもビーフシチュー、フランスパンにワインや生ビ
 ールまでをそろえる充実ぶり。

 ■「登山者の避難場所」から「ゆったりと自然を満喫できる場所」へ、
 登山者が山小屋に求める役割の変化が分かる。

           とのこと。それで、↓↓↓

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  ナルホド、ナルホド … ピンと来た!(^o^)
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 ●「百名山ブーム」ってご存知でしょうか。ネットで調べてみると、深
 田久弥さん(1903−1971)という文筆家の本『日本百名山』で選ばれて
 いる百の山に登ろう、というブームのことだそうです。

 ●ブームに乗って始める人というのは、たいてい本当に好きというわけ
 ではなく、「ちょっと気分を味わいたいだけ」という場合が多いもの。

 ●私もアウトドアブームにのってキャンプを始めた口と言えます。ある
 本格的なアウトドアを楽しむ社長に、私の家族キャンプの話をしたら、
 「そんなのキャンプじゃないよ」と言われてしまいました。(^_^;)

 ●中高年になって初めて登山やキャンプをする人は、やはり、雑魚寝や
 粗末な食事は耐え難いのではないでしょうか。一所懸命登った後は、自
 分へのごほうびなどと言って、スイートルームに泊まりたがるのかも。

 ●筋金入りの登山家やキャンパーは厳しい目で見ますが、こういうこと
 は多いですね。ビジネスとして成功させるには、初心者を取り込むのが
 大切。それには敷居を低くして入ってきやすい用にしておくことです。

 ●第一、取り組む目的が全く異なっているわけですから、それに対応し
 なければなりません。「ゆったりと自然を満喫できる場所」がニーズな
 ら、それに合わせなければ人は寄りつきませんね。

 ●例えば、私が家族でキャンプに行くのは「子どもを自然に触れさせた
 い」からです。一人とか夫婦だけで行こうとは思いませんし、食べ物を
 すべて野草や取った魚だけで済まそうなどというような「超本格的」キ
 ャンプは考えもしません。

 ●オートキャンプといって、車から荷物を降ろしたら、すぐ横にテント
 が張れるのがベスト。最近はそれもきつくなってきて、「そろそろバン
 ガローにする?」などと言ってる始末です。おそらく豪華な山小屋が人
 気だというのも、その延長線上のものでしょう。

 ●今後高齢者が増え続けるに当って、余暇の過ごし方もどんどん多様化
 します。そうすると、もしかしたらあなたが携わっている分野も、敷居
 を低くしておけば、ビジネスになるかもしれません。

 ●こちらが動かなくても、誰かに誘ってもらえると始めやすいですね。
 友人から、「君も一緒に登山してみないか。山頂にはホテルもあるし、
 ゆっくり酒飲もうや」などと言われたら、フラフラと出かけるかも。

 ●これは友人がこちらに接近してくれたからこそ、きっかけができて、
 こちらの心も動いたわけです。では、それを集客方法に応用したらどう
 なるでしょう。お客からすれば、業者の側がこっちに来てくれたらいい
 のです。山は動いてくれませんが。(^_^;) 

 ●通販の普及で、注文したら届けてもらえるというのが定着しました。
 サービスも、私の周囲で「移動○○」が着実に広がっています。習い事
 にしても、先生のところに通うのでなく、先生が来てくれるのが普通に
 なるかも。パソコンは自宅でできるからこそ高齢者にも広がりましたね。

 ●小商圏で徹底的に訪問サービスをするようにすれば、成功する可能性
 は高いでしょう。始めるきっかけを作り、その後のフォローをきちんと
 すると、お客は始める勇気がわき、かつ継続して利用します。

 ●ビジネスを拡大するには、一般の消費者が相手なら、敷居を低くする
 方がうまくいきます。「あなたの自宅や勤務先、あるいはその近所でで
 きますよ」とすれば、お客は始めやすくなるのです。こちらから顧客に
 近づいていきましょう。

 ――――――――――――― 今日はここまで (^o^) ――――――

 ■■■ちょっと一言

 先日、『A様B様』という、オスギとピーコが司会をしているテレビ番
 組を何げなく見ていたら、

 「産声を録音し、CDにして販売するビジネス」

 で、年間3億数千万売り上げている会社が放送されていました。CD1
 枚が1万数千円です。

 それでも、買いますよねぇ。親は。

 赤ん坊の手形足形をとり、立体的な形にして、その子に向けたメッセー
 ジと共に額縁に入れて飾っておく記念品を製造、販売している会社もあ
 ります。

 私は、うちの子供4人ともそれを作ってもらい、購入しました。確か1
 つ4万〜5万円した記憶がありますが、作ってよかったと思っています。

 こんなのがあったらいいなぁ、とふと思ったことなど、ぜひ記録してお
 きましょう。数億円になるかもしれませんよ。(#^.^#)

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