〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓 2004年6月8日 〓〓〓〓〓〓
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◆◆◆ 日経MJに見るマーケティングの戦略・戦術 396号 ◆◆◆
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〜〜〜【マーケティング 今日のポイント】〜〜〜
ターゲットは正しいか。
これを間違うとかなりの苦労を招く。
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━━━━━━━━━━━━ 2004年6月8日付日経MJより ━━━━━━
□■□ 本日の注目記事(21面)
■□■ 修学旅行生を取り戻せ 京都旅企画(京都市)、京都の旅館
□■□ 「舞妓鑑賞」「祇園案内人」など新企画打ち出す
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かなりの修学旅行生を沖縄や北海道に奪われてしまった京都。企画会社、
修学旅行生向け旅館や旅行代理店等が集まり、工夫を重ねています。
■待ちから攻めの態勢に転じる。
■危機感を強めた17の旅館と13の旅行代理店・企画会社の約40人が集ま
って「京都サロン」を結成した。「京都でしかできない体験をアピール
しよう」というのが狙い。
■お座敷で活躍する現役の舞妓さんを、特別に短い時間だけ旅館に呼び、
踊りを鑑賞したり話をする「舞妓鑑賞」(52500円)や、和服姿の案内
人が伝統家屋である町家や石畳の街並みが残る祇園の路地を案内する
「祇園案内人」(840円)を企画、学校に提案する。
■地元商店街に「あきんど体験」受け入れを呼びかけるほか、旅行代理
店の商品企画担当者を京都に招き、京セラやオムロンなど、企業訪問を
提案していく。
とのこと。それで、↓↓↓
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ナルホド、ナルホド … ピンと来た!(^o^)
⇒ マーケティングのヒント ⇒ 自分で早速やってみよう!
●うちの息子の高校の修学旅行は、オーストラリアか国内(日本の京都、
東京等を回る)かを選択するようになっています。息子がどちらにすべ
きか迷っていたとき私は…。
●「そりゃ、オーストラリアがいいよ。京都や東京はいつでも行ける。
大人になってからでも必ず何度か行くだろう。ところが、オーストラリ
アは一生のうちに行くかどうかわからないし、若いうちに海外を見てお
くことはずい分役に立つはずだから」
●と言いました。そして息子は…。めでたく国内コースに決定しました。
父親のアドバイスに効果無し? どうも、友達とかクラブ活動とかとの
兼ね合いで決めたようです。それともかかる費用を心配したのか?
●うちのことはさておき、私のように判断する人が多いのではないでし
ょうか。「いつでも行ける」ところにわざわざ旅行する必要は無いと。
そこで京都では、企画会社が音頭を取り、ただの観光に終わらない「体
験型」の旅行を打ち出すことにしました。
●「待ちから攻め」へ転ずるのは大変よいことだと思います。しかし、
そこでまず考えなければならないのは、「誰を攻めるのか」ですね。今
回の記事の企画では、現在逃げている修学旅行生を追いかけることにし
ています。
●「強み」を「機会」にぶつけるのが最も成果が出やすいわけですが、
この企画は「強み」=「京都の文化遺産等」を、「脅威」=「ますます
修学旅行生の行く先は海外を含めた遠方になっていくという事象」に当
て、発生している問題を解決する戦略となっています。
●しいて言えば、大河ドラマで『新撰組』が放映されていることが機会
というところでしょうか。「体験型」にしたからといって、どれほど呼
び戻せるかは疑問です。
●むしろ、今年は映画『ラストサムライ』も海外でヒットしたようです
し、日本と言えば京都ですから、外国人をターゲットにしてもよいので
は。修学旅行生向けの旅館ならば、かなり安く宿泊でき、外国人を目当
てにした日本人客も取り込めるかもしれません。
●外国人にとって日本は物価が高く、なかなか興味があっても訪れられ
ない国になっていると考えられます。「裕福でない外国人向けの日本旅
館」、どうでしょう?
●ちょっとアイデアレベルで「機会」にぶつける案を書いてみましたが、
もちろんこれにしてもそう簡単にいくものではありません。しかし、そ
れ以上に「脅威」に対策を打つのは難しいのです。
●しかも、「京都サロン」はいくつかの企業が集まった集合体ですので、
衰えている勢いを取り戻すにはかなりのリーダーシップが必要です。企
画会社がどこまでやれるかということにかかってきます。
●もちろん、さまざまな内部の条件を考えたうえで、結論を出した施策
でしょう。ただじっとしているよりははるかによいことです。私として
も、日本の文化に若者がじかに触れて学ぶ機会をどんどん増やしていく
のはよいことだとは思います。
●「待ちから攻めへ」転じましょう。しかし、攻める対象についてはよ
く考えてください。焦点を絞るときは、フォローの風が吹いているもの
に合わせるのが基本です。逆風に向かうと、なかなか前に進めません。
去っていくお客を呼び止めるのよいのかどうか、よく考えてください。
――――――――――――― 今日はここまで (^o^) ――――――
■■■ちょっと一言
私が必ず見るテレビ番組は、NHKの『新撰組』と『プロジェクトX』、
そして…。
『愛し君へ』(月曜9時、フジテレビ)
さだまさしさん原作の小説『解夏』をもとにしたドラマで、今春(でし
たっけ?)、映画にもなりました。
主人公の目がベーチェット病で少しずつ見えなくなるのですが、これは
どんなに恐ろしいことでしょうか。私は数年前、「はやり目」(ウィル
ス性の眼病です)になったとき、涙が2〜3日止まらなくて目を開けら
れず、
「このまま見えなくなったら…、こりゃ恐ろしいことだ」
と思ったものです。
主人公と私の出身地、長崎の街がたまに画面に映り、うちの高校生の長
男が、
「長崎は美しい街だね」
とポツリと言ってました。自分がほめられているようでいいものです。
最近ちょっと元気が無い長崎、何もできませんが、心の中で応援してい
ます。(#^.^#)
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