ライトオン・タカヤ商事、主婦をターゲットにしたジーンズ好調

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日経MJを読み解く!

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 ◆◆◆ 日経MJに見るマーケティングの戦略・戦術 388号 ◆◆◆

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      〜〜〜【マーケティング 今日のポイント】〜〜〜
       成功するかどうかは、実施前に大方決まる。
         まず頭を使って作戦を練り上げよう。

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 ━━━━━━━━━━━━ 2004年5月27日付日経MJより ━━━━━━
 □■□  本日の注目記事(22面)
 ■□■   主婦向けジーンズ好調  ライトオンとタカヤ商事 
 □■□  「善意の脅迫」をファッション広告に取り入れ、反響大
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 今日は、「体形の変化に関する徹底した研究から生まれた」ジーンズが、
 「予想の倍」売れているという記事です。

 ■購入客の平均年齢が39.5歳という商品がある。30代以上の主婦に対象
 を絞ったジーンズ「ミセスジーナ バイ スウィートキャメル」(8295円、
 9345円)だ。

 ■ミセスジーナはまた上が深く、しっかりとおなかを包み込む。

 ■「パンツ選びを失敗していませんか?」──。ライトオンは宣伝手法
 にも工夫を凝らし、発売時には雑誌の「オレンジページ」と全国各ブロ
 ックの「リビング新聞」に、こんな問い掛けで始まる広告を掲載した。

 ■商品に同封したアンケートはがきを基に顧客リストを作成。春秋の年
 2回、新商品投入に合わせ、DM(ダイレクトメール)を送付するとい
 った地味な販促活動も成果を上げた。

           とのこと。それで、↓↓↓

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  ナルホド、ナルホド … ピンと来た!(^o^)
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 ●「ジーンズはアメリカの作業着ですよ。絶対に着ません」

 私が高1のときの担任だった英語の先生(男性)は、かつてイギリスへ
 留学した経験があり、イギリスびいき。近所に住んでるのに毎日フェア
 レディゼット(日産)に乗って学校に来る変わった先生でした。(^_^;)

 ●ジーンズが好きとか嫌いとか言う以前に、昔はあまり着ていなかった
 ですね。子供の頃に着用した経験が無いと、大人になってからもあまり
 購入しないでしょう。

 ●小さい頃からジーンズに慣れ親しんできたという世代は、おそらく昭
 和30年代生まれくらいからではないでしょうか。生地が丈夫なので、外
 ではげしく遊んでも滅多に破れたりしない良さがありました。ただ、ジ
 ーパンをはくと、夏は暑く、冬は寒かったですが。

 ●その世代が、今は40代になっています。日常的にジーンズを着用する
 のにさほど抵抗はありません。ファッションをあまり気にしないおやじ
 たちは昔ながらのジーンズでも問題ないでしょう。ところが女性は…。

 ●最近、街で見かける若い女性がはいているジーンズは、ピチッとして、
 かつ、おへそ丸見えタイプが多いようです。いくつになっても美しくあ
 りたい女性は、野暮ったいのは嫌でしょうし、そうかといって、中年な
 のにおへそは出せません。山本リンダさんは別として…。

 ●記事によるとミセスジーナは、タカヤ商事(広島県福山市)が発売し
 たものですが、ライトオンは主婦向けの商品が欲しかったので「商品開
 発に企画段階から参画」したそうです。

 ●宣伝では、「善意の脅迫」を取り入れました。「パンツ選びを失敗し
 ていませんか?」という問いかけによって、不満や問題を思い起こさせ、
 潜在ニーズを刺激しています。

 ●その後に、ニーズに応える「こんなパンツがあったらいいのに…」。
 さらにその後に「ついにこんなパンツができました。ミセスジーナ…」
 と展開していれば、できる営業マンのトークと同じ組み立てですね。広
 告文がそうなっていたかどうかはわかりませんが。

 ●また、リピーターを獲得する仕掛けもきちんと行っています。アンケ
 ートはがきを商品に同封したそうですが、もちろんアンケートに答える
 ことに対するメリットも提示したことでしょう。

 ●顧客リストに載っている顧客の数が多ければ多いほど、DM送付から
 獲得できるリピーターが増えますね。また、確率論で、来店客数、購入
 客数などを予測できます。

 ●今回のライトオンとタカヤ商事の成功の要因は、商品コンセプト、顧
 客ターゲット、マーケティングプロセス、宣伝ツールを事前にきちんと
 考えてやったことです。「勝兵はまず計画段階で勝って、その後に戦い
 を求める」(孫子)がきちんとできている、良い事例です。

 ――――――――――――― 今日はここまで (^o^) ――――――

 ■■■ちょっと一言

 バレーボールの男子、なかなか勝てませんね。3試合連続して、フルセ
 ットの末に敗れてしまいました。ギリギリのところで勝ってきた女子と
 は逆の展開になっているようです。

 「負けに不思議な負け無し」です。敗戦の原因は、きちんと分析すれば
 必ずつかめます。例えば、どうもサーブの失敗が目立ちますが、サーブ
 ミスが半分に減れば、負けた試合も勝てたのではないでしょうか。

 どんなにこちらが好調でも、相手にスキが無ければなかなか勝てません。
 勝てるかどうかは相手次第です。逆に自分たちが負けるかどうかは、自
 分たち次第なんですね。だから、「勝ちに不思議な勝ちあり、負けに不
 思議な負け無し」と言います。

 結局、「敵は自分」ということ。「自分に負けない」ことが、勝利をつ
 かむ秘けつです。(#^.^#)

 

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