売上高3年で3倍のブランド、米コーチ

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日経MJを読み解く!

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 ◆◆◆ 日経MJに見るマーケティングの戦略・戦術 381号 ◆◆◆

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      〜〜〜【マーケティング 今日のポイント】〜〜〜
     どれくらい顧客や市場、他社のことを知っているか。
          耳をすまして事実を押さえよう。

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 ━━━━━━━━━━━━ 2004年5月18日付日経MJより ━━━━━━
 □■□  本日の注目記事(3面)
 ■□■ ブランド理念は「ロジック・アンド・マジック」  米コーチ 
 □■□  ち密なマーケティングとファッション性とのバランス計る
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 今日は、日本のバッグ市場でめざましい伸びを見せているコーチに関す
 る記事です。

 ■毎月初旬、フィーチャー(目玉商品)テーブルの商品が、その月にも
 っとも力を注ぐ新作5〜10点に入れ替わる。

 ■「優良顧客の来店頻度は月1回。彼女たちが足を運ぶたび、新鮮さを
 印象づけられる」と、日本法人、コーチ・ジャパン(東京・港)のイア
 ン・ビックリィ社長。

 ■「価格、商品、タイミング。我々が成功しているのは、顧客を満足さ
 せる、計算されたアプローチだ」

 ■「抜群の知名度でありながらOLが年間に複数点購入できる価格。ラ
 イバルはいない」と、都内の大手百貨店バイヤーは見る。

 ■年数回にわたり、バッグの購入動機や買いたい価格のほか色、柄、サ
 イズ、ストラップの長さに至るまで女性の購買動向を探る。

           とのこと。それで、↓↓↓

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  ナルホド、ナルホド … ピンと来た!(^o^)
  ⇒ マーケティングのヒント ⇒ 自分で早速やってみよう!


 ●自動車メーカー、マツダの業績が上向いてきました。以前も書きまし
 たが、フォードから経営陣を送り込まれたとき、社員だった中小企業診
 断士の知人は、彼らがとてもち密な計画を立案することに驚いていたの
 を思い出します。

 ●数値計画の根拠を細かく説明させられるそうです。「ドウシテコノス
 ウジニナルノ? ドウシテ? ドウシテ? オシエテヨ?」と言ったか
 どうかはわかりませんが、説明できないと「プアー(貧弱だ)!」と言
 われてしまうとのこと。

 ●計算ずくで売り上げを確保しようとすれば、その売り上げに至るスト
 ーリーをち密に練り上げなければいけませんが、日本の企業はその点が
 かなり弱いのです。

 ●今回のコーチ・ジャパンの記事を読んで、改めてそう思いました。ブ
 ランド理念である「ロジック・アンド・マジック」という言葉からも、
 いかにロジック(論理)を重視しているかがわかります。

 ●ロジックを重視するというのは、具体的な行動のレベルで言えば、仮
 説を立案して検証するという作業を繰り返すことを意味します。例えば、
 「月に1回、目玉商品を入れ替えるのが、タイミングとしてベストでは
 ないか」などという仮説を立てるわけです。

 ●仮説はあまり難しく考えずに、「こうではないか」という感覚で立て
 てもよいのですが、できればその根拠となるデータがあるにこしたこと
 はありません。コーチ・ジャパンでは「優良顧客の来店頻度」をもとに、
 そのように設定したようです。

 ●で、優良顧客が目玉商品その他をどの程度購入しているかを追跡調査
 すれば、その効果がわかってきます。あまり効果がかんばしくなければ、
 「1ヵ月を半月にした方がよいのでは」とか、「目玉商品をガラリと変
 えてみよう」などの新たな仮説を立てます。

 ●コーチ・ジャパンでは、競合他社の価格を調べ上げて自社の価格戦略
 を立案したり、年数回も女性の購買動向を探ってニーズに合う商品を作
 る努力をしています。

 ●これらの活動は、同社が「事実の前に謙虚である」ことを物語ってい
 ます。決して思い込みで作戦を立てず、まずきちんと情報を収集するこ
 とから始めているわけです。

 ●中小零細企業では、なかなか調査する時間も費用も無いというのが現
 実ですが、仮説の立案は事前調査をしなくてもできます。そして、その
 仮説に関係のあるデータを採取していけば、検証ができますね。

 ●ソクラテスは「無知の知」を主張しました。「実は何もわかっていな
 いということを知りなさい」と。ベテランになるほど知っている気にな
 りますが、そこに落とし穴があります。あくまでも、事実の前に謙虚で
 あり続けましょう。

 ――――――――――――― 今日はここまで (^o^) ――――――

 ■■■ちょっと一言

 現代の日本人は他人の頭で考える傾向が強く、有名な知識人たちの言葉
 を借りてきては、それを自分の意見とします。会社の中では、社長がカ
 リスマ的であるほど、社長の意見を絶対視しますね。

 ところが自分の頭で考える人は、まず事実を調べて、その事実を自分で
 分析し、傾向や対処法を探ります。例えば新聞の読み方も、記者の意見
 より、事実の報道部分を重視して読みます。

 自分の認識中、どれくらいの割合が自分で獲得したものでしょうか。そ
 れが多いほどリーダーに向いているでしょう。

 今、イラクや北朝鮮の問題、年金問題と揺れに揺れていますが、これら
 も知識人の言葉を鵜呑みにせず、自分の頭で考えることが大事です。そ
 の訓練は毎日できますよ。新聞を読みながら…。(#^.^#)

 

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