枇杷の湯、日帰り温浴施設に転換し経営状況好転

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日経MJを読み解く!

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 ◆◆◆ 日経MJに見るマーケティングの戦略・戦術 346号 ◆◆◆

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      〜〜〜【マーケティング 今日のポイント】〜〜〜
        商品が時代に合わなくなっていないか。
         自社の強みから、戦略を再構築しよう。

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 ━━━━━━━━━━━━ 2004年3月23日付日経MJより ━━━━━━
 □■□  本日の注目記事(21面)
 ■□■   宿泊サービスをやめ、日帰り温浴施設に転換  枇杷の湯
 □■□         客層広がり、経営状況好転
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 今日は、老舗温泉宿である枇杷(びわ)の湯(長野県松本市)の生き残
 り策が成功しているという記事です。

 ■枇杷の湯は松本城主の湯御殿という歴史を持ち、明治から続く温泉旅
 館だった。だが改築を機に、施設の高級感は残し、日帰り温浴施設に転
 換、宿泊サービスはやめた。

 ■客数は年間6万5千〜7万人。女将(おかみ)の小口菊英さんは「旅
 館のときよりいい経営状況が続いている」と話す。

 ■落ち着いた雰囲気を保つため、団体客などはあえて狙わない。

 ■食事は出さず、持ち込みも禁止。マッサージもない。

 ■毎週訪れる地元の年配客から若年の観光客まで、旅館時代に比べて客
 層は格段に広がった。

           とのこと。それで、↓↓↓

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  ナルホド、ナルホド … ピンと来た!(^o^)
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 ●確か以前にもご紹介した静岡県伊東市の高級温泉旅館「月のうさぎ」
 は、相変わらず半年先まで予約でぎっしりのようです。宿泊料金は一人
 3万〜5万円するにもかかわらず。
 月のウサギ⇒ http://www.tsuki-u.com/open.html

 ●部屋はそれぞれ離れになっており、全室露天風呂がついています。も
 ちろん料理も一級品でしょう。このような旅館がはやっている一方、昔
 ながらの高級旅館は経営状態が厳しくなっているようです。

 ●さて、売り上げの減少傾向が続いた場合、どのような戦略を選択する
 か? もちろん個別の旅館ごとにお客が入らない原因を追求しなければ
 いけませんが、ひとことで言えば時代に合わなくなっているわけです。

 ●だから、料理や温浴施設、価格はそのままで、PRを派手にやったと
 しても、多少顧客数は増えるかもしれませんが、リピート率は低く、結
 局ジリ貧のままでしょう。

 ●そこで、旅館のハード、ソフトを見直さなければならなくなります。
 その際、強み、弱みを明らかにして、自社のどこを強化し、強みをどの
 ターゲットにぶつけるかを検討しなければいけません。

 ●資金が潤沢にあるならば、「月のうさぎ」のような旅館に改装し、お
 金を持っているOLにターゲットを合わせることもできます。ただ、立
 地がOLの好みそうな場所かどうかを考慮しなければいけませんが。

 ●料理が得意ならば、「当旅館の名物料理」を作り出し、温泉を付加サ
 ービスのような形にして、小規模な宴会需要を獲得する手もあります。
 温泉の泉質がよければ、日帰り温浴施設をメインにするのもよいですね。

 ●どれも中途半端な場合、価格を下げてしまうのも有効です。1泊2食
 で7千〜8千円なら、常に満室となる可能性もあります。部屋を空けて
 おくよりはるかによいです。

 ●枇杷の湯は、日帰り温浴施設に転換しました。転換に際しては、料理
 人や仲居さんをやめさせなければならず、そのような面でも決断が必要
 だったことでしょう。苦渋の選択だったろうと想像します。

 ●しかし、高級感の漂う施設で、純粋に温泉に浸かるというサービスは、
 人々に受け入れられました。それまで、数万円出さねば入れなかった旅
 館に、今は数百円で入れるのです。それも魅力となっているでしょう。

 ●売り上げが落ちる原因は、「商品が時代に合わなくなった」か、「売
 る相手を間違っている」か、「売り方が悪い」かのどれかです。このど
 れなのか、よく見極めてください。対策が異なります。

 ――――――――――――― 今日はここまで (^o^) ―――――――

 ■■■ちょっと一言

 たまに、今まで数万、数十万等のお客を相手にしてきた人が、商売替え
 をして単価の安い商品を扱うと、数百円のお客をぞんざいに扱ってしま
 うことがあります。

 温泉旅館でも、宿泊客には丁寧に応対しているのに、日帰り客は適当に
 あしらうようなところもあります。こういう旅館の従業員にとっては、
 人の顔がお金に見えているのでしょうね。

 あくまでもお金は商品やサービスへの対価として支払われているわけで、
 人間の価値を表しているのではないのですが…。

 孔子は「わが家の門を出て他人に接するときは、高貴の客人を見るよう
 につつしみなさい」と言っています(『論語』顔淵編)。うーん、これ
 私もなかなかできないのですが…。気をつけましょう。(#^.^#)

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 わが家の歴史上初めて、


 私が読み、

 妻が読み、 

 高1の息子が読み、

 中2の息子が読み、

 小学生の娘と息子が関心を示した本があります。

 ※「読みなさい」と強要したわけではないですよ。ただ、テレビの部屋
  に置いといただけ。

 『伝説の成功者はあなたよりも落ちこぼれだった』


 一家に一冊、必需品です。

 

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