商店街が「匠の町」に変身、下諏訪の中心商店街

独立起業して成功する秘策はココにあります。↓

メール講座「成功の80%は戦略にあり」

日経MJを読み解く!

 〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓 2004年2月19日 〓〓〓〓〓〓 

 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

 ◆◆◆ 日経MJに見るマーケティングの戦略・戦術 322号 ◆◆◆

 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

     〜〜〜【マーケティング 今日のポイント】〜〜〜
       需要の無い商売はどうがんばっても無理。
    ターゲットニーズから基本コンセプトを練り直そう。

      〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 ━━━━━━━━━━━━ 2004年2月19日付日経MJより ━━━━━━
 □■□  本日の注目記事(13面)
 ■□■   商店街でものづくり   長野県下諏訪の中心商店街
 □■□    匠(たくみ)の町しもすわ あきないプロジェクト
 ――――――――――――――――――――――――――――――――

 今日は久しぶりに、まちづくりの話題です。

 ■歴史的にものづくりが盛んな長野県諏訪地域。

 ■下諏訪町の有志が、様々な技術を持つ職人を商店街に集めて活性化す
 る取り組みを始めた。「匠(たくみ)の町しもすわあきないプロジェク
 ト」だ。

 ■工房や店でものづくりなどを体験したり、職人の技を学んで手に職を
 付けようという客を町外から呼び込む。

 ■第一弾として4月に、東京の学生組織に下諏訪の伝統産業であるオル
 ゴールづくりを体験してもらう一泊二日のツアーを実施する。

 ■商店街、ものづくり、旅行を融合させ独自の再生に踏み出した下諏訪
 町。

           とのこと。それで、↓↓↓

  ────── ∞ ────── ∞ ────── ∞ ───────

  ナルホド、ナルホド … ピンと来た!(^o^)
  ⇒ マーケティングのヒント ⇒ 自分で早速やってみよう!


 ●商店街というのは「商店の街」ですね。つまり、物を売ろうとする人
 たちが集まった街で、以前は多くの消費者が物を買いに来ました。

 ●今は郊外にも中心部にも大型店ができ、品ぞろえが豊富でしかも値段
 も手ごろなので、たいていの人はそちらで買い物をします。商店街のお
 店が1つ、また1つと無くなり、空き店舗が増えています。

 ●もちろん、がんばっている商店もありますが、全体の趨勢として商店
 街は消えゆく運命でしょう。ただ「商店の街」という状態を続けるなら
 ば…。

 ●長野県の下諏訪町は、商店街の基本コンセプトそのものを変えてしま
 おうとしています。もともとものづくりが盛んだったという地域特性を
 生かし、「商店街でものづくりをしよう」というのです。それも職人の
 手によるものですね。

 ●「匠(たくみ)」というのは、今一種のブームになっていると言える
 でしょう。テレビの影響が大きいのでしょうが、金太郎飴的工業製品に
 無いオンリーワンを人々が求めていることの表れでもあると思います。

 ●で、匠が作った製品を求めると同時に、心の中には「自分も匠になり
 たい。手に職をつけて安定したい」という潜在意識もあるでしょう。サ
 ラリーマンでいても安泰とは言えない時代ですし。

 ●ところが、職人を目指そうにも、現代は身近に職人がいません。どこ
 に行けば会えるかも、よく調べないとわかりませんね。つまり、職人と
 出会いたいというニーズはあるのに、そのハードルはかなり高いのです。

 ●それが、すぐ近くの商店街に行けば、そこそこの腕をもった職人に会
 えるとなればどうでしょうか。プロの技を見たいと思いませんか。

 ●例えば、レストラン、パン屋、和菓子屋等、料理人や職人が作ってい
 る姿を見せるだけで集客効果があります。機械ではなく人が作っている
 姿というのは、なぜかそれだけで魅力的ですね。

 ●この下諏訪の商店街には、すでに機(はた)織り工房があり、今後、
 エステサロン、洋裁工房、陶器・ガラス工房等が「匠の店」として開店
 するそうです。

 ●このような商店街? があるということは、集客効果があるというだ
 けでなく、近隣の子供たちに対する教育効果も計り知れません。ものづ
 くりのすばらしさに対する目を開かせることでしょう。

 ●また、この下諏訪の商店街は地元が温泉地という強みを生かし、「滞
 在型の技術体験・習得ツアー」も組んでいくとのこと。昼間は職人の技
 を学び、夜は温泉で汗を流すというものです。相乗効果を狙っています。

 ●商店街が「商店の街」である限り、将来はありません。思い切って基
 本コンセプトを変更し、世の中のニーズに合った街に変えることが必要
 です。同様に、自社の商売に対してニーズはあるか、今後どう変化して
 いくかなど、よく見極めて対応してください。
 
 ――――――――――――― 今日はここまで (^o^) ―――――――

 ■■■ちょっと一言

 うちの近所の中学校では、2年生のときに職場体験学習を実施します。
 私の長男は畳職人の工房で畳作りを体験させてもらい、30センチ四方ほ
 どの畳を作って家にもって帰ってきました。おもしろかったようですよ。

 こういう試みはとてもよいと思うのですが、もっと日常的に職人さんた
 ちと触れ合う機会があったらいいですね。

 前の世代が後の世代に引き継ぐことが教育だとすると、現代は父母を含
 め、働いている大人の姿が子供から見えないのは致命的です。見えるの
 は先生だけ…。

 もしも職場で上司が働いている姿が見えなかったら、部下の成長はかな
 り遅くなるでしょう。それと同じです。今家庭では、やっている姿は見
 せず、口先でばかり教えています。

 教育改革は、社会そのものの姿と密接に関わってきます。ですから「ま
 ちづくり」は教育面からもとても重要な課題ですね。(^_^)

 

メールマガジンのご購読はこちら

現役中小企業診断士の勉強部屋 マーケティング資料室ホームへ