金魚や熱帯魚の病気、手術します

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日経MJを読み解く!

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 ◆◆◆ 日経MJに見るマーケティングの戦略・戦術 312号 ◆◆◆

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     〜〜〜【マーケティング 今日のポイント】〜〜〜
       自社の顧客はどのセグメントに属しているか。
         細分化の基準を明確にしよう。

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 ━━━━━━━━━━━━ 2004年2月3日付日経MJより ━━━━━━
 □■□  本日の注目記事(20面)
 ■□■    米国人のペット熱盛ん  ついに魚の外科医登場  
 □■□     1匹数ドルの金魚に数百ドルの手術代支払う
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 ペット関連の事業が注目されていますが、今日は、ここまで来たかと感
 じさせられる記事です。アメリカで、

 ■最も急速に伸びているのが魚のペット。

 ■コイや金魚のような魚に多い皮膚ガンに似たこぶや肝臓病などを手術
 する獣医が登場した。「全米に少なくとも20人はいるだろう」

 ■手術代は魚の大きさと関係なく、300ドルから1000ドルの間。

 ■「1匹数ドルの金魚や熱帯魚にこれだけの大金を払う人が増えている
 のは、魚を犬や猫と同じように感情の通じるペットと考えているからだ
 ろう」。

           とのこと。それで、↓↓↓

  ────── ∞ ────── ∞ ────── ∞ ───────

  ナルホド、ナルホド … ピンと来た!(^o^)
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 ●私も金魚を飼っていますが、今はお祭りで子供が釣ってきた2匹だけ
 です。実は、数年前ホームセンターで購入し、飼い続けていた金魚が、
 昨年の夏、5匹いっぺんに病気で死んでしまいました。

 ●うちの子供たちがそれぞれに名前をつけて呼んでおり、愛着がありま
 した。ですから悲しい出来事には違いありません。しかし、病気の金魚
 を治すために、数万円かける気になるかというと…。

 ●これはごく一部の、魚愛好家がお客になっているのでしょう。しかし、
 近年のペットブームを見ていると、どうもこのようなペットに大金を費
 やす傾向はますます強くなっていきそうです。

 ●日経MJにもペット関連の記事がかなり増えた気がします。同日付の
 2面「女性真理学」の欄には、家族以上にペットを大切にする人や、彼
 氏より愛犬を大事にする女性のことが書かれています。

 ●19面には、犬や猫のペットフードを種類別、年齢別で商品開発をして
 品ぞろえを強化しているペットフードメーカーの記事が。

 ●ペットに癒やし効果があるのは私も体験して理解していますが、どう
 もそれどころの存在では無くなりつつある感じを受けます。ペットは家
 族であり、恋人であり、無くてはならない「人」になってきました。

 ●ペット関連の商売を始めようと思う方は、そういう気持ちでやらなけ
 れば、商品やサービスの開発は難しいでしょう。

 ●人間一人一人に個性があるように、ペット1匹1匹にも個性があり、
 食べ物の好き嫌いがあり、合う薬と合わない薬があり…。死んだら当然
 お葬式をして、お墓を作ります。そして、死後の法要を。

 ●なんだか寒気がしてきました。しかし、江戸時代に犬公方(いぬくぼ
 う)とあだ名された将軍(徳川綱吉)がおり、人間よりも犬を大事にし
 たことがあったのを考えると、まんざら最近だけの傾向ではないかも。

 ●ペット愛好家がこれだけ増えてくると、当然ながら、「犬用」「猫用」
 などでは満足せず、「うちの犬に合ったものが欲しい」というニーズが
 出てきます。

 ●従来はそれを開発しても、採算が合うほどの市場がありませんでした。
 しかし、徐々にそれだけの規模の市場ができてきたわけですね。

 ●ある熱帯魚店の店主が、日本での市場の小ささを悲観していましたが、
 アメリカでそれだけ魚の人気が高ければ、いずれ日本も同じようになる
 かもしれません。情報はインターネットですぐに伝わりますし。

 ●拡大している市場で商売をする場合、ばくぜんと商品を作ってもすぐ
 に売れなくなるでしょう。ニーズが多様化し、商品が中途半端なものに
 なってしまうからです。どのように市場を細分化し、どこに合わせて商
 品開発をするかを考えなければなりません。

 ●魚の場合、「すぐに死んでしまう」ことが飼い主の悩みの種ですね。
 「魚を飼っている富裕層」をターゲットにしたから、魚の手術というサ
 ービスが成り立ったわけです。自社の顧客層はどのようなセグメントに
 該当しますか? ばくぜんとしていたら、将来が危ういですよ。
 
 ――――――――――――― 今日はここまで (^o^) ―――――――

 ■■■ちょっと一言

 昨年の春にペットショップで購入したシマリス(名前はクッキー)は元
 気です。高さ45センチのかごの中を、昼間は延々走ったり宙返りしたり
 しており、よく疲れないもんだと感心します。

 しかし、かわいくはあるものの「おい、クッキー」と呼んでも、犬のよ
 うにこちらになついて擦り寄ってきたりすることはありません。妻はそ
 れがやや不満のようです。金魚もそういう性質は無いですし。

 アメリカで「魚を犬や猫と同じように感情の通じるペットと考えている」
 というのはどうもわかりませんね。これは欧米人独特の感情でしょうか。
 もしそうだったら、日本でアメリカみたいにはやることは無いか?

 

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