プリペイド型ギフトカード、米で贈答に人気

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日経MJを読み解く!

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 ◆◆◆ 日経MJに見るマーケティングの戦略・戦術 273号 ◆◆◆

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     〜〜〜【マーケティング 今日のポイント】〜〜〜
         贈る側、贈られる側の双方が満足できる。
         そのようなギフト商品を作りだそう。

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 ━━━━━━━━━━━ 2003年12月2日付日経MJ13面より引用 ━━━
 
 ■【ニューヨーク=河内真帆】クリスマス商戦向け贈答品としてプリペ
 イド(前払い)型のギフトカードに人気が集まっている。

 ■全米小売業協会(NRF)の調査によると、米消費者の69.9%がギフ
 トカードを今年の贈答品として計画していると回答。購入金額は、総額
 172億4千万ドルにのぼるという。ギフトカードへの平均支出額は一人34
 ドル超になる。

 ■最近のギフトカードは百貨店の商品券と違い、別名「ストア・バリュ
 ード・カード」と言い、特定の小売店での買い物が一定金額内でできる。
 店により金額に幅があるプリペイド形式で、購入するたびに総額から金
 額が差し引かれ、残額がゼロになったところで終わる。

 ■贈られる側が商品を選択できる点が人気の背景にある。

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 ●1ドル110円とすると、172億4千万ドルは1兆8964億円です。アメリ
 カの話とはいえ、ギフトカードがこれほど買われるとは…。一人平均34
 ドル(3740円)超ですが、購入しない人、子供等も含んでの数字でしょ
 うから、購入者だけの平均を出すと相当な数字になるでしょうね。

 ●アメリカでの生活をほんの少しかじった経験から言うと、どうもアメ
 リカと日本では、プレゼントの桁が違う感じがしました。桁が違うとは
 少しおおげさかもしれませんが、日本よりもプレゼントにかかる支出が
 かなり多いのではないかと思います。

 ●そのようなお国柄の違いがあるので、海外のニュースは安易に取り上
 げないことにしていますが、このプリペイド型ギフトカードはいずれ日
 本でも流行するのではないかと思い、少し考えてみることにしました。

 ●「贈られる側が商品を選択できる点が人気の背景にある」とあります。
 もちろん百貨店の商品券もそのような使い方はできますが、やはり普段
 よく行く店、自分のニーズを満たす店の商品券をもらえたら、よりあり
 がたみが増すでしょう。

 ●それがカードであれば、商品券のようにかさばらないので財布にもし
 まいやすく、使ったときに残がどれほどあるかも確認できます。時々カ
 ードを取り出し、残数を見て、あとどれくらい買えるかを楽しむという
 こともできます。

 ●若者は服装に気を使うので、通常よく利用しているカジュアルウェア
 専門店のプリペイドカードをプレゼントとして渡せば、喜んで利用する
 と思います。大人の男性は、電器屋さんのプリペイドカードなどをもら
 うとうれしいのでは。

 ●プレゼントを渡す側からしても、
  ・何を送ろうかとあまり悩まないでよい。
  ・使える店は選ぶので現金を渡すよりもプレゼントらしい。
  ・特に子供にあげる場合、何を買うかわからない現金よりも安心。
 などの利点があるのではないかと思います。

 ●従来は、モノそのものを選んで贈っていたのを、その前段階の「店」
 を選んで贈っているようなものですね。つまり、贈る側も選んでおり、
 贈られる側も選ぶ自由があるということになります。心も伝わり、欲し
 いモノも得られるという良さがあります。

 ●小売店の側からすれば「ぜひ、当店をプレゼントしてあげて下さい」
 という販促企画となります。12月前半までにどれくらい自店のプリペイ
 ドカードが売れるかで、クリスマスの売上の予測がつきます。販売状況
 次第で、事前に何らかの手を打つこともできます。「ふたを開けてみな
 いとわからない」ということがなくなってくるでしょう。

 ●日本でも、結婚式の引き出物などで、出席者がカタログから選択する
 方式も増えてきているようです。カタログギフトと呼ばれています。こ
 れもプリペイド型ギフトカードと同様のメリットがありますね。

 ●私も経営コンサルティング会社に勤めていたとき、いくつかの研修の
 年間メニューを揃えておき、企業に事前に割安で受講する権利を買って
 もらい、どの研修を受けるかは必要に応じて決めていただく方式を考え
 たことがあります。計画しただけに終わりましたが。(^_^;)

 ●このような方式は、さまざまに応用できると思います。贈り手、贈ら
 れる側、お店(あるいは会社)の3者が喜ぶ方式ができれば、必ず成功
 します。企画立案してみませんか。

 ――――――――――――― 今日はここまで (^o^) ―――――――

 ※275号の「ちょっと一言」欄に、今号掲載記事に関連した読者からの
  投稿をご紹介しています。こちらからどうぞ⇒ 275号

 ■■■ちょっと一言

 自衛隊をイラクへ派遣するかどうかの問題で揺れています。イラクが現
 在、危険な地域であることは間違いありません。そんなところに隊員た
 ちが、命令で仕方なくというのでなく、「よし、いくぞ」という自分の
 意志で行く状態にさせるには、何が必要か。

 孫子は、将軍が兵士を「小さな赤子のように温かい目で見、接すれば、
 兵士は将軍とともに危険な深い谷にも赴く。愛する子供と同じように大
 切にすれば、兵士は将軍とともに死んでもよいと思うものだ」と言って
 います。

 もしも父と子の関係であれば、そんな危険な場所に子供だけ行かせて、
 「テロには屈しない」などと口先だけで言うことはしないでしょう。ま
 ず自分が行き、自分の目で確認して、「ここなら比較的安全だ、こっち
 へおいで」、あるいは「相当危険だ。今はやめとこう」などと判断する
 するに違いありません。

 それでこそ、子は父を頼りに思うものです。自衛隊の派遣問題は、小泉
 総理が真のリーダーであるかどうかがわかる、リトマス試験紙です。先
 に民主党の菅代表が行けば、国民の人気は相当そちらへ移るでしょう。
 民主党の大チャンスです。どちらが本当に国民を愛しているか、それと
 もそのような政治家はいないのか、それがわかりますよ。注目です。

 

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