〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓 2003年10月15日 〓〓〓〓〓〓
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◆◆◆ 日経MJに見るマーケティングの戦略・戦術 241号 ◆◆◆
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〜〜〜【マーケティング 今日のポイント】〜〜〜
相手が動く条件は何か。
その条件を整えてこそ、主導権はつかめる。
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━━━━━━━━━━ 2003年10月15日付日経MJ3面より引用 ━━━
■オムロンが6月に発売した「カラダスキャン“チェック”HBF−3
52」は、ターゲットを男性に絞った点で、従来とは全く異なる体重・
体脂肪計だ。「腹」と「数字」に敏感な男性心理を巧みにつかみ、女性
が7割を占める従来の体重計に対し、購入客の8割が男性という。初年
度販売目標は15万台だが、倍のペースで売れている。
■「腹のたるみが数字でわかる体重計を出せば、男性の需要を開拓でき
る」。そう直感した水田主事は体重、体脂肪に加えて内臓についた脂肪
が計測できる体重計の設計を開発部門に要請。腹のたるみ具合を30段階
ではっきり数字で示すようになった。その数字がよく見えるよう、表示
部分は従来の倍の大きさにした。
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ナルホド、ナルホド … ピンと来た!(^o^)
⇒ マーケティングのヒント ⇒ 自分で早速やってみよう!
●確かに腹部をなでつつ「最近ちょっと太り気味で…」などとつぶやく
おじさんは多いですね。男性の場合は必ず「腹」のようです。腕や足の
ぜい肉を気にする男性を見たことがありません。筋肉が落ちてきたこと
を気にする人はいますが。
●今回は、マーケティング担当者が見事に商品開発に成功した例です。
担当者の水田さん自身の素朴な疑問からスタートしたのですが、引用部
分以外に、水田さんは94年に大学を卒業してオムロンに入社したとあり
ます。若いとはいえ、すでに10年選手ですね。
●日常生活の中でさまざまなことを思いつきますが、やってみてもうま
くいかないことの方が多いのではないでしょうか。しかし、その内容が、
普段から考え続けてきたものか、そうでないかによって、随分結果が異
なるように思います。
●水田さんはオムロンに入社して以来、営業の一線を経験し、昨年の4
月から商品開発とマーケティングを担当しているそうです。常に顧客ニ
ーズに敏感になり、「何が売れるか」ということについて考え続けてい
るのでしょう。
●そういう水田さんだからこそ、体脂肪に関するちょっとした疑問から
商品開発を成功させることができたのだと思います。「思いつき」であ
れこれとやっては失敗するパターンとは明らかに違いますね。しかし、
10年営業をやっていれば、皆そうなれるかというと、むしろなれない人
の方が多いのです。
●まず、売れない原因を商品や開発部門のせいにばかりする人には無理
です。もしも商品が顧客ニーズに合っていない部分があれば、どこをど
う改良すべきかを他部門に提案すべきです。こう言うと、「私は普段か
ら言ってますよ。なのに全く動いてくれないんです。男性向けの体脂肪
計など売れないの一点張りで…」と愚痴が出てくる人がいます。
●これは、単に開発部門が「よし、それを作ってみよう」と思うような
条件作りができていないだけのことです。作ってみようと思わせるため
には、いったいどんな条件を整えるべきなのか、まず自分の頭の中を整
理しなければなりません。
●水田さんはアンケート調査を行っていますね。その結果をもとに、お
そらく企画書をきちんとまとめて、開発部門に要請しています。このよ
うなステップを踏まなければ、人は動かないのです。
●「そんな面倒くさいことはしていられない」とおっしゃる方がいるか
もしれませんが、もし水田さんが企画したものが、2つ、3つと続けて
ヒットしたら、周囲の反応はどうなるでしょうか。
●水田さんが「こんなモノを作ったら売れるのでは」とポロリと言った
だけで、「やってみましょう」と気持ちは前向きに応じるようになりま
す。社内の手続きは別として。
●今回は商品開発の例でしたが、実は世の中のことはすべてそうなので
す。自分が主導権を握ろうと思えば、握れるだけの条件をコツコツと整
備していかなければなりません。販売も同じです。どうすれば相手はこ
ちらが思っているように動くのか、そのことについて知り、実践してい
くことで、ノウハウも生まれてきます。
――――――――――――― 今日はここまで (^o^) ―――――――
■■■ちょっと一言
この体脂肪計は、男性が指名買いする(お店で「カラダスキャンくださ
い」と言って買うこと)ような条件が整えられた商品だということです
ね。確かに、「腹のたるみが数字でわかる」「内臓についた脂肪が計測
できる」体重計があれば健康管理に役立ちそうです。私は毎日乗ってし
まうかも。(^_^;)
今日書いたことは、実は人生の中で起きる問題すべてにあてはまります。
どうしてそう言えるかというと、人類でも最大の問題である国家間の戦
争をテーマとして扱った『孫子の兵法』に書いてある内容だからです。
最大の問題が解決できるなら、日常発生するそれよれもかなり小さな問
題は、すべて同じ考え方で解決できるわけです。
仕事だけでなく、家庭内の問題、近所とのトラブルなど、あらゆる問題
に応用できます。これこそ、『孫子の兵法』が2500年もの間、読み継が
れている所以です。読んでみます?(#^.^#)
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