翻訳家の力で本・CDを売る

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メール講座「成功の80%は戦略にあり」

日経MJを読み解く!

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 ◆◆◆ 日経MJに見るマーケティングの戦略・戦術 237号 ◆◆◆

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     〜〜〜【マーケティング 今日のポイント】〜〜〜
              まずスターを作る。       
        スターの信者を集めれば、商売ができる。

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 ━━━━━━━━━━ 2003年10月7日付日経MJ20面より引用 ━━━

 ■翻訳家ブームが起きている。講演会を開けば会場は満席になり、書店
 は作家でなく翻訳家コーナーを設置。背景には欧米の出版・文化事情に
 精通し、美しい日本語を操るプロへのあこがれがあるようだ。

 ■9月12日の夜7時、東京の銀座資生堂ビル9階。20代から30代の女性
 たちが翻訳家の鴻巣友希子と作家、水村美苗の対談を聴きに集まった。
 入場料2500円のイベント「ワードフライデイ」。60人ほど収容できる会
 場は満席となった。

 ■翻訳家の力で集客しようとするのは、書店だけではない。31日、東京
 のタワーレコード渋谷店は、柴田元幸を招いて「文学と音楽」というテ
 ーマの講演、サイン会に加え書籍と音楽ソフトの販売イベントを開く。

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  ナルホド、ナルホド … ピンと来た!(^o^)
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 ●どの科目においても成績優秀だった人は別として、学生時代に英語が
 得意だった人は、欧米へのあこがれが強かったのではないでしょうか。
 それで仕事についても、翻訳家・通訳・通訳ガイド・ツアーコンダクタ
 ー・英語教師など、外国との接点のある仕事を一度は志したことがおあ
 りなのではないかと思います。

 ●男女の比率で言うと、女性の方が多いでしょう。大学の英文科などは
 9割が女性なのでは。思うような就職ができず、他の仕事についてから
 も、いつか自分も語学力を生かした仕事がしたいと思い続けるというケ
 ースは少なくないと推測します。

 ●今までも数多くの翻訳家の方々がおられたのでしょうが、翻訳家とい
 うのは黒子であって、表舞台に出すものではないと考えられていたよう
 です。例えば歴史上の人物でも、通訳が重要な地位を得ることはほとん
 ど無いですし、翻訳家も原作者ほど前に出ることはありませんでした。

 ●しかし、黒子であるプロの翻訳家に羨望のまなざしを向けている人が、
 実態として数多くいるわけです。出版不況と言われる中、書店等はそれ
 を使わない手はありません。本来は影の存在である翻訳家を、表舞台に
 引っ張り出しました。そしてその作戦は、みごと成功しています。

 ●「不況とリストラで翻訳家志望の女性が増えている」と記事にありま
 すが、特に高学歴の女性は、学歴が高いが故に入社を敬遠されることも
 あると聞きます。なんとか自分の力で生活できるだけの技能を身につけ
 たいという人は多いでしょうね。そのような人にとっては、現在翻訳家
 として活躍している人は、まさにスターでしょう。

 ●今まで埋もれていた人を発掘し、スポットライトを浴びせて世に出せ
 ば、似た趣味や嗜好を持っている人が注目します。そして、その人が書
 いたものを出版したり、作ったものを売れば、ただ単に店に並べるより
 もはるかによく売れるでしょう。

 ●メールマガジンという媒体は歴史が浅いにもかかわらず、すでにベス
 トセラー本を出している発行者も少なくありません。メルマガの世界で
 スターとなっている人の本を出せば、出版社の方もある程度の部数が見
 込めて手堅い商売をすることができます。何が当たるかわからない、手
 探りの出版事業では、メルマガは貴重なスター発掘の源と言えます。

 ●このように、まずスターを作り、あるいは探し出し、そのスターの信
 者を集めて関連の商品を売ることが、情報化の進展によって比較的簡単
 にできるようになったのです。身近に「これは」と思う人がいれば、プ
 ロデューサーとして世に送り出すためのイベントを企画し、商売につな
 げることができます。

 ●もし身近に存在しなければ、自分自身をスターにするという手もあり
 ます。ホームページやメールマガジンを使って、自分をアピールするの
 です。ネットショップの店長などは、自分をスターにすることで売り上
 げを伸ばせます。皆さんもお考えになってみてはいかがでしょうか。

 ――――――――――――― 今日はここまで (^o^) ―――――――

 ■■■ちょっと一言

 純文学青年だった私は、ブロンテ姉妹(姉がシャーロット・ブロンテ、
 妹がエミリー・ブロンテ)の作品はもっちろん読んでいます。お姉さん
 の代表作が『ジェーン・エア』、妹のが『嵐が丘』ですね。面白くて、
 「あぁ、こんな小説が書けるようになりたい」と思ったものです。でも、
 話の内容は忘れてしまいました。(^_^;) かすかに『ジェーン・エア』
 の方がより面白いと感じたことだけ覚えています。

 翻訳本では、原作者の意図に翻訳家の意図がかなり混じっています。だ
 から、ある意味で翻訳本というのは翻訳家のオリジナル作品という部分
 もあるわけです。その意味では、翻訳本を売るのに翻訳家を前に出すの
 は当然かもしれません。純粋に原作者が何を言いたいかを知りたければ、
 原文を読むに限ります。大変ですが。

 これに類することでは、例えば「松下幸之助」という人物を知りたいと
 思って、誰かが松下幸之助氏について書いた解説本を読んでも、真の松
 下幸之助氏のことはわからないということが言えます。松下幸之助氏自
 身が書いたものを読まなければ。

 皆さん自身のことを他の方が語っても「帯に短したすきに長し」になっ
 てしまうでしょう。それと一緒ですね。何事もできるだけ「もと」に当
 たりましょう。(#^.^#)

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