〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓 2003年9月9日 〓〓〓〓〓〓
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◆◆◆ 日経MJに見るマーケティングの戦略・戦術 217号 ◆◆◆
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〜〜〜【マーケティング 今日のポイント】〜〜〜
顧客に整理した情報を提供しよう。
交通整理をしてあげるだけで喜ばれる。
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━━━━━━━━━━━ 2003年9月9日付日経MJ24面より引用 ━━━
■書籍などエンターテインメント分野で、「ナナメ読み商品」が急増し
ている。古典文学のあらすじを数ページで要約したり、過去の名作アニ
メの全エピソードを1冊で紹介したり、DVDやCDなどと組み合わせ
て利便性を高めた情報誌も定着した。お手軽すぎとの見方もあるが、多
忙な現代人が効率よく情報を得る手助けをしている。
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ナルホド、ナルホド … ピンと来た!(^o^)
⇒ マーケティングのヒント ⇒ 自分で早速やってみよう!
●現代は情報が氾濫していますね。情報の多さは「迷い」につながりま
す。ということは、知識・情報が豊富な人は決断や潔さとは逆の方向に
進みがちになります。
●明治期以降、学校秀才ばかりをリーダーにしてきた日本は、知識や情
報が豊富で分析や言い逃れが得意な参謀型リーダーばかりとなってしま
いました。結果が出なければ辞任すると公言したカルロス・ゴーン氏の
ような人が、日本人の中からは登場しにくい土壌となった所以です。今、
決断ができ、潔く結果の責任をとる指揮官が求められています。
●しかし、激しい環境変化に対応するには、環境変化情報をキャッチし
続けなければならないのもまた事実です。これをやめるのは、戦線離脱
を意味します。膨大な情報を全てインプットするわけにはいかず、なん
とか必要な情報だけが欲しいのですが、そう簡単にはいきません。
●例えば、企業の経営診断を行う際には、まず「何のための診断か」を
明らかにし、診断する領域においての問題の仮説を立てます。この段階
が診断の良否を決めると言っていいでしょう。そして、その仮説を検証
するための情報だけを収集するようにします。
●無目的に「この業界に関する情報をできるだけ集めよう」などと言っ
てスタートしたら、集めるのも大変だし、集めた情報の活用も十分には
できないことになりかねません。情報過多に苦しめられるだけです。
●普段の生活を行ううえでも、私たちは情報の取捨選択を限りなく行っ
ています。食品の買い物1つとっても、どこのスーパーへ行くか、夕飯
のおかずは何にするか、新聞の折り込みチラシ等の情報から判断してい
ます。
●インターネットでも、YahooやGoogleなどの検索エンジンのお世話に
なりますね。使わない日は無いと言ってもいいくらいです。そして、サ
イトのタイトルや説明文で、クリックするかどうかを決めます。
●今回の記事は、現代人が氾濫する情報の中で、必要な情報を効率的に
つかみたいというニーズに応えてヒットした事例です。興味はあるけど、
全部読んだり聞いたりするのは時間的に厳しいという人向けに、エッセ
ンスだけを提供します。
●このような、情報を整理して提供するサービスは、今後ますますニー
ズが高まるでしょう。一般大衆が情報の発信者になる時代です。世の中
にはますます情報があふれ返っていきます。整理しても整理しても追い
つきません。
●で、これは私たちの顧客も同じ状況なのです。その顧客に対して、い
ち早く情報を整理して提示した方が喜ばれ、競争に勝つことができます。
商品やサービスはすべてなんらかの「問題解決」に役立つから売れるわ
けですが、問題解決の方法、競合他社の分も含めた商品、商品ごとの優
れた点と劣った点などを整理してあげれば顧客は喜ぶでしょう。
●他社の優れた点まで言うのはおかしいと思われるかもしれませんが、
誰も皆、客観的な正しい情報を欲しがっています。そのような情報を提
供してくれる先を信頼するのは当たり前ですね。信頼を獲得できれば、
商品は売れていきますし、そのような情報提供ができるということその
ものが他社との差別化につながるのです。
――――――――――――― 今日はここまで (^o^) ―――――――
■■■ちょっと一言
自分の作品を5ページにまとめたものが売れていると二葉亭四迷や尾崎
紅葉が知ったら、「それは私の作品とは言えない」と怒るかもしれませ
んね。小説家は大きな筋とともに、細部の描写や行間に意味を含ませた
りするのに心を砕いており、そこを読んで欲しいのでは。
しかし、『金色夜叉』の要約版を読んで、原文を読みたいという人も出
てくるでしょうから、こういうものも必要だと思います。
私も世の中に出回っている『孫子の兵法』の解説本を読んで、もっと深
く勉強したいと思ったわけですから。ホームページの作り方と一緒で、
入り口をたくさん設けておくことは大事なことですね。しかし、いつま
でも広く浅くではダメでしょう。深く掘ってみてこそ、清らかな水が湧
いてくるようですよ。(#^.^#)
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