〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓 2003年9月4日 〓〓〓〓〓〓
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◆◆◆ 日経MJに見るマーケティングの戦略・戦術 212号 ◆◆◆
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〜〜〜【マーケティング 今日のポイント】〜〜〜
完成品ができるまでにどんなプロセスがあるか。
お客はプロセスに関心を持つ。
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━━━━━━━━━━━ 2003年9月4日付日経MJ16面より引用 ━━━
■店で使っている野菜を店頭で直売するレストランが都心で人気を集め
ている。注文前に食材をチェックしたり、テーブルで堪能した野菜を自
宅用に持ち帰ったりと楽しみ方は様々。目で見て触れて確かめてもらい、
素材へのこだわりをより効果的に伝える狙いだ。
■東京・銀座、歌舞伎座前の商業ビル9階にある仏料理店「サロン・ド
・サンク」。
■喫茶時間に訪れた50代の女性は野菜だけを買いに来た。
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ナルホド、ナルホド … ピンと来た!(^o^)
⇒ マーケティングのヒント ⇒ 自分で早速やってみよう!
●少し高級なレストランでは、料理長などがテーブルまで来て、料理の
説明をしてくれることがありますね。素材はどんなものか、調理法はど
うか、などです。説明が無くても十分おいしいケースがほとんどですが、
語られると、いかに心を込めて作っているかが伝わり、おいしさが増し
ます。
●言葉での説明もいいのですが、素材の原型や、調理している場面を見
ることができれば、視覚から味覚を刺激することにつながります。フラ
イパンの上でステーキ肉をジュウジュウ焼いているところを見ると、早
く食べたくなりますね。
●素材については、調理前の姿を見せることで、よりレストラン側のこ
だわりを伝えることができるでしょう。産地はどこか、誰がどのように
作ったものかまで素材の情報がお客に伝われば、お客の店に対するイメ
ージはかなり好ましいものになり、口コミで伝えられることにもつなが
ります。
●これらはみな、最終完成品としての料理に至るプロセス情報です。素
材の生産者の苦労や、料理人が料理を作るという労働は、完成品である
料理に対してはコストですね。そのコストにスポットライトを当てるこ
とで、完成品がさらに生きてくるわけです。
●テレビの人気番組「どっちの料理ショー」を見れば、そのあたりのこ
とがよくわかります。レストランも、積極的にプロセスを開示すること
で、お客へのインパクトを強めることができます。
●今回の事例では、料理を食べたお客の「自分でも作りたい」「自宅で
も同じものが食べたい」という欲求を満たして成功しています。プロセ
スを見せて完成品の効果を高めるというのみでなく、一歩進めて、プロ
セスの一部を売っているわけです。
●また、最近の安全・安心志向に応えたという面もあります。一連の食
品メーカー等の不祥事もありましたし、通常の小売店ルートでは高いお
金を払って偽物をつかまされることもあるのであれば、より確かなもの
を手に入れたい、という心理も働いているでしょう。
●信じられないことが次々と起こる社会では、特に「信用」が大切です。
最終商品やサービスに至るプロセスを積極的に開示することが、お客か
らの信頼につながります。また、場合によってはコストに過ぎなかった
ものを売ることも可能です。プロセスを商品化できないか、検討してみ
ましょう。
――――――――――――― 今日はここまで (^o^) ―――――――
■■■ちょっと一言
プロセスを開示するといっても、「自分がいかに苦労してきたか」を話
すのは、反って逆効果になりかねませんので注意しましょう。(^_^;)
苦労の面で言うと、世の中にはものすごい苦労をしている人がたくさん
いますし、「あんたの苦労は苦労のうちに入らないよ」と言われたらお
しまいです。
そういう主観的なものではなくて、客観的に事実を伝える方がインパク
トは大きいです。「雨の日も雪の日も、このように世話をしてます」と
いうような事実ですね。周りから見たら大変なことをきちんと実践し、
ニコッと笑ってる方がステキです。「どっちの料理ショー」もそんな生
産者がよく出てきます。かっこいいですね。(#^.^#)
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