〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓 2003年8月30日 〓〓〓〓〓〓
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◆◆◆ 日経MJに見るマーケティングの戦略・戦術 207号 ◆◆◆
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〜〜〜【マーケティング 今日のポイント】〜〜〜
社員が満足すれば社内に活気が出る。
活気が出ればお客がどんどん寄ってくる。
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━━━━━━━━━━ 2003年8月30日付日経MJ4面より引用 ━━━
■エスプレッソマシンを操り、コーヒーを提供する専門の作り手を「バ
リスタ」と呼ぶ。一流のバリスタは抽出技術だけでなく、サービスや豆
の知識を備えており、まさにコーヒー版のソムリエ。ただ、日本には資
格制度が無いため、チェーン各社が個別に教育・資格制度を設けている。
■コーヒーチェーンは大手の出店拡大で競争が激化しているほか、個人
経営の本格カフェなどとの競合も強まっている。マクドナルドなどハン
バーガーチェーンも豆の品質を高めるなどコーヒーに力をいれ始めた。
専業チェーン各社は品ぞろえとともに店員の技能と知識の向上に取り組
み、専門性に磨きをかける考えだ。
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ナルホド、ナルホド … ピンと来た!(^o^)
⇒ マーケティングのヒント ⇒ 自分で早速やってみよう!
●私は大学のとき、4年間ずっとある喫茶店でアルバイトをしていまし
た。喫茶店といっても3階建てで150席ほどある店舗と、そこから50メ
−トルほど離れた場所に2階建てでベーカリーを併設し、これまた席数
は100を超えていた店舗を保有していました。卒業間際には3号店、4
号店とできたので、相当儲けていたのでしょうね。
●ここは大学の近所にあったので、お客はほとんど学生でした。店の方
も店長を除いて同じ大学の学生アルバイトばかりでした。ですから、ア
ルバイトといっても、さながらクラブ活動的な雰囲気です。先輩・後輩
の序列もしっかりとありました。
●上の学年の者が下の者を管理する仕組みが自然にできており、3・4
年生になると運営責任を感じてきますので、正社員が目を光らせること
はあまり必要無かったようです。この点は今考えても経営者がうまかっ
たですね。アルバイトですから人件費がさほどかからず、しかも仕事の
質は一定レベルを確保するわけですから。
●で、仕事はウェイターから入り、慣れてくると徐々に厨房もまかされ
ます。仕事をやっていくうちに、アルバイトばかりの中でも自然と、仕
事が「できるやつ」と「できないやつ」が出てきます。どこの世界も同
じですね。
●できるか否かの基準で最も重視するのはスピードでした。次に正確さ。
おいしさについては、例えばコーラやジュースなどはほとんどコップに
注ぐだけでしたし、食べ物は冷凍食品を温める程度でしたから、基本的
に差が出ないものばかりでした。
●ところが、コーヒーだけはそうはいきません。入れる人間によってか
なり差が出ます。この喫茶店は自家焙煎でしたが、焙煎の具合も日によ
って微妙に異なっていたように思います。コーヒーの味は喫茶店が発展
するかどうかの鍵を握るものですし、アルバイトたちもそれぞれ入れ方
を研究したものでした。
●こんな喫茶店のアルバイトでも、「コーヒーの入れ方」には気を配っ
ていたのです。大手コーヒーチェーンの資格制度は、相当やる気を生み
出すでしょう。私の学生時代にあれば、きっと皆競い合っておいしいコ
ーヒーを入れようと努力したことと思います。
●企業内に何らかの資格制度を儲けるのは、特に今のような不況下では、
社員の士気を高めるという点においてかなり有効です。先が見えない時
代に、せめて何か資格をとっておけば役に立つのではないかと皆考える
からです。知識と技能を身につけるわけですからサービス品質も向上し
ます。
●人は活気に吸い寄せられます。店員に元気があると、動きや表情に明
るさが出ますね、それに引かれてお客が入ってきます。その様子を見た
お客がまた入ってきて繁盛店になっていきます。顧客満足よりも、まず
社員満足を優先しようという考え方は、理にかなっているのです。
――――――――――――― 今日はここまで (^o^) ―――――――
■■■ちょっと一言
この喫茶店のオーナーは50歳くらいだったと思いますが、学生アルバイ
トの名前を呼ぶとき、きちんと「さん」づけで呼んでいました。他の先
輩や店長とかからは呼び捨てにされましたが、そんな中で「濱本さん」
と偉い人に呼ばれて、それだけで「ああ、いい人だ…」と思ったもので
す。細かいことですが、こういうところにも、アルバイトをその気にさ
せる、人使いのうまさがあったように思います。
ところで、資格の勉強をするのはよいと思いますが、ぜひご自分の人生
戦略の中での位置づけを明確にしてくださいね。まず「人生の中で何を
実現したいのか」という戦略があって、その手段として「この資格をと
ろう」ということになるはずです。資格の勉強は、長く、つらいもの?
になりがちですので、挫折しないためには、目的を明確にしておく必要
があります。がんばりましょう。(^0_0^)
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