〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓 2003年7月29日 〓〓〓〓〓〓
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◆◆◆ 日経MJに見るマーケティングの戦略・戦術 180号 ◆◆◆
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〜〜〜【マーケティング 今日のポイント】〜〜〜
プロセスの各段階をどう高めるか。
お客の心に「虚」を生み出す方法を考えよう。
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━━━━━━━━━━ 2003年7月29日付日経MJ3面より引用 ━━━
■東京ディズニーリゾートに臨むシェラトン・グランデ・トーキョーベ
イ・ホテル(千葉県浦安市)の一室。洗面台の傍らに、水色の小箱「コ
フレ」が置かれ、ふたを開けると資生堂やコーセーなど複数メーカーの
化粧品サンプルが顔をのぞかせる。試供品製造などを手掛けるプロモツ
ール(東京・文京、井上賢一社長)が始めた“お試し”企画だ。
■第一弾となったシェラトンでは6000セットを用意、6月中旬から総支
配人のメッセージを添えて客室内に置いた。プロモツールが行った懸賞
付きアンケートによると「もらってうれしい」「どちらかといえばうれ
しい」の合計が100%で、「街頭で配られるより信用できる気がする」
など好感触だった。
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ナルホド、ナルホド … ピンと来た!(^o^)
⇒ マーケティングのヒント ⇒ 自分で早速やってみよう!
●マーケティングを実施する側としては、そのすべてのプロセスをきっ
ちり把握したいと考えます。例えば、「DM(ダイレクトメール)の送
付数」→「実際に届いた数」→「開封数」→「内容を確認された数」→
「関心をもたれた数」→「来店数」。この各段階のうち、「開封数」か
ら「関心をもたれた数」までは、こちらで把握することが不可能です。
●「DMの送付数」に占める「来店数」を見て、効果が高かったか低か
ったかを判定する以外無いのですが、把握不可能な部分の確率を高める
術はあります。
●例えば顧客が開封したくなるようなDM(中が透けて見える封筒を使
う、封筒に「豪華プレゼントが当たる!」など関心をひく文句を書くな
ど)を作ったり、DMが着く直前や着いた頃に一本電話を入れたりする
のです。
●記事の化粧品サンプルを配布する方法では、そのサンプルを実際に使
ってくれるかどうかが、その後の購入につながる分岐点となります。
●プロセスを書いてみると、「サンプル配布数」→「試用された数」→
「関心をもたれた数」→「来店数」→「購入申し込み数」ですね。「試
用された数」が、DMの場合の「開封数」〜「内容を確認された数」に
当たる部分です。
●そこで、プロモツールではどう「試用された数」を増やすかを考えま
した。そして、有名ホテルに置いてもらうという方法を実施したわけで
す。記事によると、結果は良好のようです。
●「非日常」というのがミソですね。実は社員の意識を変えることを目
的としたいわゆる「意識革新研修」も山奥の研修所などを使うことが多
いのです。お寺等で実施されている内観もそうです。
●「非日常」空間では、日常と断絶されて世間のしがらみから離れやす
なります。そうすると、心の中には「実」が無くなって「虚」が生まれ
ます。その「虚」を突きます。
●マーケティングのプロセスを設計するに当たっては、流れを考えるの
に加えて、どうすれば各段階の実施確率を高められるか、について検討
しなければなりません。
●社内でこのことをディスカッションするのは、社員教育上も非常に有
益です。毎週「来店率」などのデータを確認しながら、どうすればさら
に確率を高められるかを考えることは、すなわち「お客の立場に立つ」
ことにつながるからです。
●お客が「へーっ!」とか「あら!」とか驚いたということは、お客の
心の「虚」を突いたということになります。この化粧品販売の事例は、
「虚」が生まれる環境を作り出したものです。孫子も「兵の勝つは、実
を避けて虚を撃つ」と述べています。
――――――――――――― 今日はここまで (^o^) ―――――――
■■■ちょっと一言
朝礼でいくら「顧客の立場に立ち、顧客満足を旨として仕事をして欲し
い」と叫んでも、顧客の立場に立てる社員は育ちません。そのような会
社の社員は「うちは顧客満足第一主義なんですよ」と口では言いながら、
その反対のことを平気でしていることが多いです。お気をつけください。
福岡は今日も雨です。今年は夏は来るのでしょうか。異常気象です。海
水浴場とかキャンプ場とか遊園地とか、困ってるでしょうね。私が経営
者だったら…、短期的には徹底的に人件費等の経費を切り詰めるしか無
いでしょう。しかしこのままいくと天気になったときに、海や山へ出か
けたくても出かけられなかった人たちが、集中的にドッと繰り出します。
そのときの対応にぬかりが無いよう、準備が大切ですね。(*^_^*)
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