〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓 2008年4月10日 〓〓〓〓〓〓
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
◆◆◆ 日経MJに見るマーケティングの戦略・戦術 1318号 ◆◆◆
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
〜〜〜【マーケティング 今日のポイント】〜〜〜
「兆し」をつかもう。
そのためには現場で観察することが欠かせない。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
━━━━━━━━━━━━━━ 2008年4月9日付日経MJより ━━━━
□■□ 本日の注目記事(5面)
■□■ フランス料理のシェフ招く オークワ
□■□ 他店と差異化できる洋食メニュー拡充
────────────────────────────────
今日は、高級業態「メッサ」で惣菜部門を強化している関西地盤のスー
パー、オークワに関する記事です。
■昨年7月から惣菜の厨房(ちゅうぼう)で指揮を執っているのが、
シェフの松岡恵造氏。
■‥‥同氏の採用に合わせ、ガラス張りの作業場のようだった厨房を
オープンキッチン型に改装。‥‥顧客と対話する環境もつくった。
■商品は一皿350円から400円程度とリーズナブルな価格に設定。‥‥顧
客の反応は良く、2月の同店の惣菜部門の売り上げは前年同月比2割
増となった。
■シェフ自ら試食販売に携わり、顧客の意見を拾うなど、試行錯誤を重
ねたという。
■‥‥「現場に開発者がいないと顧客ニーズがつかめない」‥‥
とのこと。それで、↓↓↓
────── ∞ ────── ∞ ────── ∞ ───────
ナルホド、ナルホド … ピンと来た!(^o^)
⇒ マーケティングのヒント ⇒ 自分で早速やってみよう!
●今から20数年前、私が大手スーパーで働いていた頃、惣菜部門は食品
部門の付け足しのような存在でした。
パートの主婦が取り仕切っていましたし、食品全体の売り上げに締め
る割合は微々たるものでした。
●しかし、「個食の時代が来た!」とは盛んに言われ始めていました。
家族みなが同じものを食べなくなっている、欲しがるものはバラバラ
だというので、生鮮3品(青果・精肉・鮮魚)で、
・パッケージの少量化
が推進されていたのです。
●思い返せば、この頃すでに惣菜の重要度が高まる兆しは現れていたと
いえます。その後はご存知の通り、都市部の食品スーパーから、惣菜
売り場の充実が図られていきました。そして・・・
●種類の豊富さだけでなく、まるで自宅で調理したようなおいしさが求
められるようになっていきます。働く女性の家事軽減ニーズとマッチ
して、美味しい惣菜が店頭に並びました。
●仮に「魚の煮つけ」が作れなくても、スーパーで買ってきて電子レン
ジでチンすれば食べられます。今や、お袋の味とは「スーパーの惣菜
の味」とイコールになろうとしているのです。
●少子高齢化が進み続けるという背景から考えても、今後、昔のような、
「主婦で、料理が下手なのは恥ずかしい」
という考えは無くなり、その代わりに、美味しい惣菜を見つけてくる
能力の高さが問われるようになるでしょう。
●そういう中で、次にスーパーに求められるものが、今日、取り上げた
記事のものだと思うのです。つまり、
・素人に不可能なプロの味
です。
●オークワでは、いち早くフランス料理のシェフを採用し、オープン
キッチン型で顧客との対話を重視する惣菜コーナーを整えました。
一流シェフが現場で顧客と触れ合いながら、惣菜を作ります。日本人
の食卓は、さらに洗練されていくことでしょう。
●さて、あなたは、
・この次に顧客が何を求めてくるか
考えていますか?
●惣菜が主流になる兆しは、20数年前に現れていました。経営者の仕事
とは、「兆し」をつかみ、戦略に反映することに他なりません。
現場に出て観察し続けることが大事です。そこには必ず宝が眠ってい
るのですから。
───────────── 今日はここまで (^o^) ──────
■■■ちょっと一言
「ゴールデンウィークに上海でも行ってくるか」
と、ふと思い立ち、近くにある日本旅行の店に行ったところ、
「今、中国へ行く人、とても少ないんですよね」
とのこと。ツアーに1人で申し込もうとしたのですが、私が行こうと
思った日の出発分は、どのツアーも申込者数ゼロ。
どうしても行きたければ、2万円ほど追加料金を払うとツアー催行して
くれるそうですが・・・。そこまでして行かなくてもいいか、と思い直
しました。
こんな状態で、オリンピックはどうなるのでしょうか。(#^.^#)
|