〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓 2008年1月10日 〓〓〓〓〓〓
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
◆◆◆ 日経MJに見るマーケティングの戦略・戦術 1256号 ◆◆◆
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
〜〜〜【マーケティング 今日のポイント】〜〜〜
あなたのビジネスに「正」と「奇」はそろっているか。
どうしてもこの2つが必要なのだ。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
━━━━━━━━━━━━━━ 2008年1月9日付日経MJより ━━━━
□■□ 本日の注目記事(16面)
■□■ 新たな段階に突入 ゲリラ・マーケティング
□■□ 大手企業が膨大な予算をかけて奇襲攻撃
────────────────────────────────
今日は、米国の話題です。大手企業がゲリラ・マーケティングを活用し、
顧客を集めているという記事です。
■12月、ニューヨークはソーホー地区のある一角を通りかかった人は、
突然、「そこにいるのは誰?」「それは何?」という、不気味な女の
ささやき声を耳にしたはず。
■ビルの壁面一体に描かれた「パラノーマル・ステート」(異常心理状
態)という文字と、ケーブルテレビ局A&Eのロゴ。
■女の声はビルの屋上から頭を出している巨大なスピーカーから出てい
るらしい。A&Eの新番組「パラノーマル・ステート」の番組宣伝ゲ
リラ・マーケティングだ。
■不思議な経験をした人々による口コミが目的だ。
■屋外の他に、新聞、‥‥複数の方法を駆使した。宣伝が奏功し、新番
組の1回目は240万人が視聴。「予想以上の成功になった」。
とのこと。それで、↓↓↓
────── ∞ ────── ∞ ────── ∞ ───────
ナルホド、ナルホド … ピンと来た!(^o^)
⇒ マーケティングのヒント ⇒ 自分で早速やってみよう!
●「奇襲攻撃」は、弱者の戦法の代表的なものです。自軍よりも強大な
敵と戦う場合、敵の「虚」を自軍の「実」で突くことで、不利な局面
を打開するもの。
●もちろん、これを強者がやってもかまいません。普通に戦っても十分
勝てる敵に奇襲を仕掛ければ、自軍の損害をさらに減らすことができ
ます。
●記事によれば、『ゲリラマーケティング』の著者であるジェイ・レビ
ンソンは、この手法について、
「『広告予算の少ない、名もない中小企業が、大手のブランドと戦う
時に』採用すべき販促法と定義している」
とのこと。つまり、弱者の戦法です。
●米国では、これを強者が使い出したというのです。記事には、上に引
用した以外にも、いくつかの事例が紹介してあります。
注目すべきは、失敗例も少なくないこと。詳しくは、日経MJ記事本
文をお読みください。
●マーケティングと戦争が決定的に異なるのは、
・肝心の顧客は敵ではなく、味方にしたい存在
だという点。戦争の場合、奇襲で敵を滅ぼそうとしますが、マーケ
ティングでは奇襲で見込客を喜ばせなければなりません。
●あなたも友人・知人を喜ばせようとして失敗した経験がおありではな
いでしょうか。そこが難しいところです。
善意でやったことでも、相手が怒ってしまえば台無しなのです。
●また、奇襲作戦は、あくまでも購入してもらう商品やサービスが、
・売り手が自信をもって提供できるだけの品質
を伴っている場合にやるべきもの。
●そうでないと、購入した後に、
「だまされた。うまく売りつけられた」
という感情を抱かれてしまい、それが逆に口コミで流れてしまうので
す。十分に注意を払う必要があります。
●さて、あなたは、このメルマガで何度かご紹介している、
「およそ戦いは、正をもって合い、奇をもって勝つ」
という孫子の言葉を覚えておられるでしょうか。
●マーケティングでいえば、「正」とは価格相応の水準をもった商品・
サービス、「奇」とは顧客の予想を良い方向に裏切るサプライズ企画
です。
この2つがそろったとき、あなたのビジネスは顧客の大いなる支持を
獲得することになります。どちらか不足していませんか?
───────────── 今日はここまで (^o^) ──────
■■■ちょっと一言
一昨日、偶然ですが、全国高校ラグビーで優勝した東福岡高校ラグビー
部員が博多駅に帰ってきて、大勢の見物人や報道陣に囲まれ、歩いてく
る姿を見ました!(昨日、本欄でお伝えした新井さんと一緒に)
メダルを首にかけ、トロフィーなどを掲げながら歩いてくるラグビー部
員の諸君は、皆、誇らしげに見えました。やっぱり、優勝と準優勝の間
には、大きな差があるようですね。
組織的なディフェンス力を鍛え上げ、「ラグビーを楽しむ」というモッ
トーを掲げる谷崎重幸監督。私の企業経営の理想像に近いです。
身近にすばらしいモデルがありました。私も能書きばかり垂れず、しっ
かり実践したいと思います。(#^.^#)
◎最近、いただいた本のご紹介
『上司はひと言』白潟敏朗著 中経出版
部下との会話に悩む方向け。ヒントがたくさんもらえます。(濱本)
|