〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓 2007年11月19日 〓〓〓〓〓〓
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
◆◆◆ 日経MJに見るマーケティングの戦略・戦術 1225号 ◆◆◆
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
〜〜〜【マーケティング 今日のポイント】〜〜〜
あなたならではの商品、サービスは何か。
それが無い人に魅力は無い。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
━━━━━━━━━━━━━ 2007年11月19日付日経MJより ━━━━
□■□ 本日の注目記事(13面)
■□■ おみくじで宿場町回遊 板橋区商店街連合会
□■□ 江戸開府400年をきっかけに板橋宿売り出す
────────────────────────────────
今日は、「縁結び」をキーワードに物語仕立てで街を回遊してもらう取
り組みを共同で進めている、板橋区の9つの商店街に関する記事です。
■各商店街がそれぞれ「恋愛」「仕事」などテーマを設け、おみくじ処
を設置。運試しをしながら宿場町の歴史も体験してもらう試みだ。
■おみくじだけでなく、街そのものを楽しんでもらうため「板橋縁宿
散策マップ」も独自に作製。
■‥‥「仕事縁起みくじ」を扱う靴店によると、くじの発行枚数は年間
で約2000枚。榎田支部長は「週末を中心に、特にカップルなど若い人
の姿が目立ってきた」と話す。
■活性化の具体案として、同商店街では地区内にある「縁切榎」と「む
すびのけやき」に着目。「縁切り」「むすび」という2つの対極的な
シンボルを活用し、商店街を回遊してもらう方策を検討するなかで浮
上したのがおみくじだった。
とのこと。それで、↓↓↓
────── ∞ ────── ∞ ────── ∞ ───────
ナルホド、ナルホド … ピンと来た!(^o^)
⇒ マーケティングのヒント ⇒ 自分で早速やってみよう!
●単なるおみくじならありふれており、話題性としては弱いでしょう。
板橋区商店街連合会の場合、「物語仕立て」にしたところがミソ。若
いカップルに人気のスポットになりました。
●まず、「リセットみくじ」を引いて、「断ち切りたい過去や悪縁を占
う」ところからスタートします。
「縁切り」というと何か恐ろしげなイメージがありますが、確かに
悪縁とはおさらばしたいものです。
●その後、「金運」「結婚」「健康」「安産・育児」など計8種類のお
みくじを引きながら回ります。最後に「むすびのけやき」にくじを結
んで開運祈願。
●長い商店街を歩いている最中、何も買わないということは考えにくい
です。デートの最中なら財布の紐もかなりゆるんでいることでしょう。
途中で休憩も必要。食事処等を利用するはず。
●このサービスが生まれた背景を見てみましょう。板橋区商店街連合会
は、江戸開府400年をきっかけに、
「板橋宿ブランド」
を売り出すことにしたのですが・・・
●そのためには板橋宿ならではのモノ、サービスを考え出すことが必要。
自分探しをして、他に無い強みを見つけなければいけません。なけれ
ば新しく創り出すことも視野に入れておきます。
・今ある条件を使う。必要な条件は創り出す。
ということです。
●幸い、同連合会は、地区内の「縁切榎」と「むすびのけやき」を活用
して、物語仕立てでおみくじを引きながら回遊してもらうという、板
橋宿ならではのサービスを考え出すことができました。
●その他にも、同連合会ではさまざまな共同イベントを開催しているよ
うですが、強力なリーダーが存在しているのでしょう。記事中の、
「‥‥点から線、線から面に活動が広がりつつある」
というのは、求心力が働いていることを意味しています。
板橋縁宿⇒ http://itabashienjyuku.jp/
●さて、あなたは、あなたならではの商品、サービスを提供しています
か。仮にあなたがサラリーマンであってもそれは可能です。提供して
いない人には魅力がありません。
●板橋区商店街連合会は、板橋の歴史を振り返ることで強みを発掘し、
現代流のサービスに作り変えているのです。
あなたもご自分の歴史を振り返ってみてください。そこには必ず、あ
なたならではの何かが隠れていることでしょう。子供の頃からの記憶
をたどってみましょう。
───────────── 今日はここまで (^o^) ──────
■■■ちょっと一言
土曜日、次男の眼鏡を購入するために近所の眼鏡店に行きました。
ここは接客がすばらしいので気に入っていたのですが・・・
久しぶりに行ってみたら、「つきまとい型」のかなりしつこい接客に
変わっていました。かつ、値段の高いフレームから順に勧めるという、
顧客志向とは真反対に転換。
おそらく、業績が悪化しているのでしょう。経営陣のあせりが伝わって
きます。店内を見た限りでは、問題は商品コンセプトにあると感じまし
た。「接客力」という強みを捨ててしまったのは残念。
どんな会社も業績が悪くなることはあります。そのとき、社長がどうい
う判断をするか。私も間違わないようにしないと。(#^.^#)
|