〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓 2007年11月8日 〓〓〓〓〓〓
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
◆◆◆ 日経MJに見るマーケティングの戦略・戦術 1218号 ◆◆◆
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
〜〜〜【マーケティング 今日のポイント】〜〜〜
ターゲットは明確か。
「層」で捉えていては商品がぼけてしまう。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
━━━━━━━━━━━━━ 2007年11月7日付日経MJより ━━━━
□■□ 本日の注目記事(2面)
■□■ 「代行」「支援」買う「高額所得者」 年収2000万円前後
□■□ 時間節約や知的刺激へのニーズがサービス需要を生む
────────────────────────────────
今日は、日経産業地域研究所が約2000人の消費者を対象に実施した調査
結果データの分析記事です。
■世帯年収1500万〜3000万円未満の「高額所得者」層は同3000万円以上
の富裕層に比べ高額商品への関心が薄い一方、モノ・コト選びの支援
など「コンシェルジュ・執事」型サービスの利用意向が高い。
■勤め人・共働きが多く多忙なこの層は「豪華さ」を望まない半面、趣
味の洗練度を重視し、専門家の目利きを求める。
■個々のこだわりにとことん対応するサービスが多様な企業の上得意獲
得のカギとなる。
とのこと。それで、↓↓↓
────── ∞ ────── ∞ ────── ∞ ───────
ナルホド、ナルホド … ピンと来た!(^o^)
⇒ マーケティングのヒント ⇒ 自分で早速やってみよう!
●ここ数年、お金持ちに対するマーケティング施策があちこちで行われ
ていますが、一口にお金持ちと言っても、小金持ちから大富豪まで幅
広いです。
●厚生労働省の『平成18年 国民生活基礎調査の概況』に、
全世帯の1世帯当たり平均所得金額(万円) … 563.8(平成17年)
とあります。⇒ 各種世帯の所得等の状況
●夫婦共働きで、563.8万円以上の年収があればまずまず、などと考え
てもよいでしょうが、扶養家族の数や住んでいる地域によっても、実
際の感覚は大きく変わってきます。一概に言えません。
●上に紹介したページのデータでは、年収2000万円以上は全世帯のうち、
わずか1.2%。
庶民の私からすれば、これらの人たちは、皆、同じように超リッチな
生活をしているだろうと思ってしまいます。しかし、そこにもやはり
格差があるようです。
●今日の記事では、世帯年収3000万円以上を「富裕層」、1500万円〜
3000万円未満を「高額所得者層」と分けています。そして、
「高額品の購入意向は年収に応じて徐々に高まるのではなく、世帯年
収3000万円を境に跳ね上がる」
とのこと。
●具体的な例として、欧州高級ブランドのスーツ・ドレス、500万円以
上の輸入車、50万円以上の時計などの保有率や購入意志のある率が、
世帯年収3000万円を超えるとかなり高くなることが挙げられています。
●では、「高額所得者層」はどうなのかというと、彼らの中にはまだ、
夫婦で必死で働いている人たちが多く、豪華なモノを手に入れるより、
・時間が欲しい
と思っているようす。例えば「自分担当のコーディネート係」「料理
人派遣サービス」などの利用意向が多いのです。
●また、「富裕層」には企業経営者が、「高額所得者層」には会社員・
公務員が多いとのこと。
単に「お金持ちを狙え」と考えていては、相手のニーズはつかめない
でしょう。年収や職業などまで、細かくターゲット像を絞り込むこと
が必要です。
●さて、あなたは、顧客の設定をばく然と行っていませんか。それでは、
相手の望むモノの仮説を立案できず、極めてピントのぼけた商品・
サービスしか提供できない状態に陥ります。
●私たちがマーケッターとして仕事をする場合、顧客を「層」で捉えて
は間違うのです。あなたが狙う顧客像の詳細設定をしてください。そ
うやって初めてモノが見えてきます。
───────────── 今日はここまで (^o^) ──────
■■■ちょっと一言
日本では伝統的に、夫は外で働き、妻は家を守るという状態が続いてい
たように錯覚しますが、これはごく一部の武家のことでは? 江戸時代
の農民など、一家総出で働いていたはずです。
共働き比率は、記事によれば、
・年収1500万〜2000万円未満の層 47.7%
だそうで、夫婦共によく働くほど収入も多い、という当たり前の結果と
なっています。女性も働き、必要なら家事代行サービスを利用するとい
うのが当たり前の社会になりつつあるのかも。
さて、今日は留学生指導の最終? 打ち合わせに行ってきます。日本語
をほとんど使えない生徒もいることがわかり、進め方を大幅に変更しな
ければならないようです。ウン、がんばるしかない! (#^.^#)
|