〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓 2003年5月29日 〓〓〓〓〓〓
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◆◆◆ 日経MJに見るマーケティングの戦略・戦術 119号◆◆◆
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〜〜〜【マーケティング 今日のポイント】〜〜〜
起業するにはセオリーがある。
きちんと進めれば失敗することは無い。
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━━━━━━━━━ 2003年5月29日付日経MJ5面より引用 ━━━
■米国野球用品の専門販売サイト「iSports」が売り上げを伸ば
している。現役大リーグ選手が使うグラブやバットを手ごろな価格で販
売、ファンをひきつけている。サイトを運営するのはアイスポーツ(東
京・杉並)。
■小林真理子社長と至店長の夫婦が自宅兼事務所の一室で切り盛りして
いる。顧客は休日に草野球を楽しむ、大リーグ好きの30〜40歳代が中心
とのこと。至さんは「完全にニッチ(すき間)市場狙いです」と笑うが、
最近の月間売上高は500万円程度と1年前に比べ67%伸びた。
■至さんは「モールはデパートのようなもの。当社の商品のように趣味
性の強い品物を探す人はまず行かないだろう」と語り、楽天などが運営
する電子モールに出店するつもりはないとのこと。
サイトはこちら → http://www8.lunartecs.ne.jp/~i-sports/
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ナルホド、ナルホド … ピンと来た!(^o^)
⇒ マーケティングのヒント ⇒ 自分で早速やってみよう!
●記事だけから見ると、絵に描いたような成功事例です。この記事では、
起業して成功するセオリーを、その通りに着実に進めた小林至さんの姿
が浮き彫りになっています。特にこれから独立する方は、小林さんの戦
略構築と起業までのステップを、参考にしてください。
●小林さんは、高校時代野球部だったとあります。そして、米国の野球
用品を愛用していたと。つまり、野球とこの商品そのものがもともと好
きだったのですね。好きなものを扱うと、成功する確率はグンと高くな
ります。もともと好きなので、少々うまくいかなくてもやめてしまわず
に頑張るからです。
●次に、大手商社勤務の経験がありますので、外国のものを輸入して販
売するという業務に精通していたのではないかと考えられます。これが
小林さんの強みですね。
●いかに好きなものを扱い、強みを生かすといっても、競合他社の状況
は事前に調べておかなければいけません。調べた結果、同業他社は殿様
商売状態でした。この段階で「このビジネスはいける」と判断してサイ
トを開設しました。
●2000年12月にサイトを開設したというタイミングを考えてみましょう。
ちょうどイチローが大リーグに行くことを発表した頃ですね。日本での
大リーグブームはイチローがもたらした感がありますので、ニッチでは
あるけれどもすそ野が広がり始めた時期でもあるのです。
●注目すべきは、このときまだ小林さんはサラリーマンであることです。
つまり、このサイト運営は副業として始めたわけですね。うまくいかな
かったら、うまくいくまでいろいろと試行錯誤をし、十分に生活ができ
る段階になってから独立するという堅実さが見えます。これなら、奥さ
んの反対もそれほど無いでしょう。^_^;
●また、楽天などのモールには出店しないというところにも、小林さん
のポリシーが感じられます。売り上げが欲しいとつい人通りが多いとこ
ろに店を出したいと思いがちですが、ニッチ戦略の場合は、さほど人通
りは関係がありません。もともと限られた層をターゲットにしているの
で、その人たちが見る野球雑誌などに広告を出せばよいという考え方で
す。これが、戦略と戦術の一致ということです。
●このような考え方をする起業家が日本に増えれば、経済はかなり活性
化していくでしょうね。既存の中小・零細企業の経営者に必要な考え方
も同じものです。「まず売り上げありき」で考えている限り、このよう
な考え方や発想は出てこないことを、肝に銘じておく必要があります。
――――――――――――― 今日はここまで (^o^) ―――――――
■■■ちょっと一言
小林さんの場合、車雑誌の編集者になったのが、知恵と勇気を生み出せ
るようになったきっかけではないかと想像します。
大企業にいるときよりも責任が重くなったり、現場の経営者と触れ合う
ことが多くなったりして知恵が磨かれ、出版社のあまりの給料の安さに
「このままではいかん。将来を考えると何か事業を始めねば」というこ
とから、事業を始める勇気が湧いたのではないでしょうか。
出版社ってかっこいいんですが、給料は安いんです。私も出版社勤務の
経験ありますが…。小林さんは「逆境をバネに飛躍」したのではないか
と思うのですね。見習いましょう。(#^.^#)
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