〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓 2007年7月30日 〓〓〓〓〓〓
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
◆◆◆ 日経MJに見るマーケティングの戦略・戦術 1152号 ◆◆◆
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
〜〜〜【マーケティング 今日のポイント】〜〜〜
「兆し」の段階で即応しているか。
企業経営はそうでなければ務まらない。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
━━━━━━━━━━━━━ 2007年7月30日付日経MJより ━━━━
□■□ 本日の注目記事(19面)
■□■ 短期間で立て直し 太魯閣のアールバーガー
□■□ 六本木店、高級路線に転換して成功
────────────────────────────────
今日は、数ヶ月前に開店したばかりのハンバーガー店を改装、メニュー
変更し、不振店を立て直した太魯閣に関する記事です。
■同店は実は“2代目”。初代は昨年9月に開店したが、ほどなく苦境
に。ほんの数ヵ月前までは「1日の売り上げが10万円に満たないとき
もあり、落胆する日々が続いた」(坂田社長)。
■大手ハンバーガーチェーンから引き抜いた事業部長や店長らが「マ
ニュアル主義に陥りがちで機動性に欠けた」(坂田社長)ことも足を
引っぱった。
■‥‥20〜30代の女性を狙い、今年3月に店舗改装に着手。内装は黒と
白を基調とし、「いかにもハンバーガー屋」から、ちょっと高級なカ
フェ風に一新した。
■5月に改装を終え、新生アールバーガーとなってから、売り上げは当
初比3倍、1日の来店客数は300人前後に急増した。
とのこと。それで、↓↓↓
────── ∞ ────── ∞ ────── ∞ ───────
ナルホド、ナルホド … ピンと来た!(^o^)
⇒ マーケティングのヒント ⇒ 自分で早速やってみよう!
●太魯閣はもともと、「尾道ラーメン柿岡屋」などのラーメン事業を主
に展開していましたが、「大半を売却」したとのこと。
ホームページを見ると、今は「アールバーガー六本木店」の1店舗の
みのようです。
太魯閣⇒ http://www.r-burger.co.jp/
●同じ飲食店ですから、ハンバーガー店の経営にもすぐに慣れると考え
たかもしれませんが、2006年9月にオープンした初代の「アールバー
ガー六本木店」は惨憺たるあり様でした。
●おそらく、坂田社長自身の経験不足を補うために、大手ハンバーガー
チェーンから事業部長や店長を引き抜いて運営に当たらせたのでしょ
う。ところが、「機動性に欠けた」とのこと。
●私も、大企業の管理職の方が子会社の取締役などに就任したケースを
何例か見てきましたが、
・状況変化に即応し、決断する
ということの不得手な方が多いように思います。
●決められたルールのもとにすばやく行動して結果を出すことを求めら
れるのと、「ルールそのものを作る」のとは全く異なります。
最初からルールが出来上がっている大企業に就職した人は、イチから
ルールを作るということを体質として受け付けないのでしょう。
●坂田社長は、おそらく、
「よくわからないハンバーガーショップとはいえ、やはり人に頼って
はいけない。みずからの頭で考え、決断しなければならない」
と痛感したことと思います。今年3月、20〜30代の女性を狙い、店舗
改装、メニュー変更に着手しました。
●その結果、OLら若い女性が列をなす店となったのです。おそらく、
かなり大胆にターゲットを絞ったのでしょう。店舗への評価は賛否両
論。中年男性などは不満を述べていますが、それでよいのです。
食べログ⇒ http://r.tabelog.com/tokyo/rstdtl/13026171/
●坂田さんは、いち早く自らの判断ミスを認め、六本木という街に合っ
た店に作り変えたからこそ成功できました。
企業経営は自らの責任において、スピーディに決断し実行できる人で
なければ務まりません。社長とは、わずかな「兆し」を見た瞬間、動
ける人でなければならないのです。
●さて、あなたは、日頃の仕事をする中で、「自己責任」を常に念頭に
置いて仕事をしていますか。
「次の仕事がうまくいかなかったら、ボーナスはいらない」
というくらいの意識は持って欲しいものです。
●企業経営者でも、長年、大過なく過ごしていると危機感が薄れ、坂田
さんのような動きができなくなります。
社長がそうなってしまったら、会社の繁栄はもはや期待できないので
後進に道を譲るべきでしょう。自らをチェックしてみてください。
───────────── 今日はここまで (^o^) ──────
■■■ちょっと一言
自民党惨敗。
今回の歴史的敗北も、「兆し」の間に適切な対応ができなかったことに
原因があるでしょう。
これだけ負けているのに、もう首相が「続投を表明」したという点が国
民感情にどのような影響を与えるか。今の自民党には考えられる人がい
ないようです。
そういえば、最近は選挙のたびに、自民党からメルマガやブログ執筆者
向けの説明会のようなものが開かれていましたが、今回は案内がありま
せんでした。いつも欠席の私ははずされたのでしょうか?
小泉総理のときよりも、世論に耳を傾けることが減ったように思います。
マーケティングと政治、成功のポイントは同じですね。(#^.^#)
|