〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓 2003年5月19日 〓〓〓〓〓〓
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◆◆◆ 日経MJに見るマーケティングの戦略・戦術 109号◆◆◆
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月曜日は、データから考えてみましょう(^.^)。
〜〜〜【先週の日経MJから、データを読む】〜〜〜
印象に振り回されないこと。
指揮官は確定事実を見極めるのが大事。
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━━━━━━━━━━━━━ 2003年5月13日付日経MJより ━━━
??? 先週の注目データ(火曜日2面です)
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■サービス支出DI
(今後「増やす」とした世帯の割合から「減らす」を引いた値)
レストラン等外食費 … マイナス26.0
現在の形で統計を取り始めた1991年7〜9月以降では最悪
の水準。自炊により容易に代替可能で家計にとって最も切
り詰めやすい外食費が家計リストラの対象になっている。
遊園地等娯楽費 … マイナス15.9
学習塾等補習教育費 … プラス6.4
■外食費と教育費のDIの格差
1991年ごろ … 10ポイント以下
現在 … 32.4
最近では両DIの差は拡大する一方。雇用・所得環境が厳しいなかで、
教育費が聖域となって優先度が一段と高まっている。
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この数字をどう見る?
●DIってわかりにくい数字ですよね。DIとはディフュージョン・イ
ンデックスの頭文字ですが、「良い」などのプラスに感じた人の割合か
ら「悪い」などのマイナスに感じた人の割合を引いた結果によって、景
気判断をするものです。
●レストラン等の外食費を今後増やすぞ、という世帯が6.9%で、減ら
すぞという世帯が32.9%だったそうです。差し引きで、マイナス26.0と
なったのですね。3割以上の世帯が「減らす」と言ってるのですから、
外食関係の方においては、大変悪い数字です。
●このような数字を見ると、外食関係にたずさわる方の中には、希望が
失われる感じを持つ方がおられるかもしれません。今日本中を取り巻い
ている閉塞感も、マス媒体の報道によって作られています。権威のある
人が「悪い」と言うと「あー、悪いんだなぁ」と思い込んで、行動が萎
縮してしまいます。
●しかし、例えば失業率5%はよくない数字ですが、裏を返せば95%は
きちんと働いてますよ、ということです。外食費を減らすというのは、
今まで1万円使っていたのを9,800円にしても「減らす」なのですね。
「減らすぞ」と意気込んでいても、近所に素敵なレストランができたら
少々高くてもやはり行ってみたいでしょう。
●逆に、教育費について。確かにプラス6.4は勇気の出る数字ですけれ
ども、少子化という背景がある中でのことですから、市場全体としては
あまり期待できません。また、伸びる市場はそれだけ参入も多く、企業
間競争が激しくなります。仮に市場が伸びても自社の売り上げが伸びる
とは限らないのです。
●数字というのは、いい悪いに関わらず、印象を与えます。よくないの
は、その印象に振り回されることなのです。世論というのは、例えば、
「小泉さんは何かやってくれそう」というような印象に左右されますが、
特にリーダーを目指す人は印象に左右されてはいけません。事実を見極
めることが大切です。
●どんな時代でも、お客に支持されるサービスを提供すれば、必ず生き
残れるのです。このような数字に振り回されず、目の前のお客の実態と
してのニーズ、あるいはウォンツをつかむことを徹底的に実践しましょ
う。
――――――――――――― 今日はここまで (^o^) ―――――――
■■■ちょっと一言
経営者同士の集まりで、「景気悪いですなぁ」なんていう言葉が普通に
使われますね。自分はその話に加わっていなくてもその場にいるだけで、
潜在意識に「悪い、悪い…」というのが刻まれます。
逆に「成功事例発表会」のようなものを毎回やってるようなグループの
会合に参加されるとよいですよ。成功している人はたいてい、今の環境
こそチャンスと考えています。その場にいるだけで「今はチャンスなん
だ」と潜在意識が勝手に判断します。
「類は友を呼ぶ」です。元気な人と一緒に過ごし、まず自分が超元気に
なりましょう。その後に初めて、元気の無い人に活を入れる側に回れば
悪い雰囲気に飲み込まれることはありませんよ。
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